ワコビタール坐剤100に関係する解説
バルビツール酸系抗てんかん薬
- ワコビタール坐剤100は、バルビツール酸系抗てんかん薬に分類される。
- バルビツール酸系抗てんかん薬とは、中枢神経系に作用し神経細胞の興奮抑制作用などにより、抗けいれん作用、催眠・鎮静作用などをあらわす薬。
バルビツール酸系抗てんかん薬の代表的な商品名
- フェノバール
- ワコビタール
- プリミドン
商品名 | ワコビタール坐剤100 |
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一般名 | フェノバルビタールナトリウム坐剤 |
薬価・規格 | 67.5円 (100mg1個) |
薬の形状 |
外用薬 > 挿入剤 > 坐剤
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製造会社 | 高田製薬 |
ブランド | ワコビタール坐剤15 他 |
YJコード | 1125700J5039 |
レセプト電算コード | 661120006 |
識別コード | 100mgTAKATA |
眠気、ふらつき、下痢、頭痛、過敏症、猩紅熱様発疹、麻疹様発疹、中毒疹様発疹、巨赤芽球性貧血、黄疸、蛋白尿
中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、紅皮症、剥脱性皮膚炎、発熱、紅斑、水疱、びらん、そう痒感、咽頭痛、眼充血、口内炎、過敏症症候群、発疹、リンパ節腫脹、肝機能障害、臓器障害、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現、遅発性の重篤な過敏症状、ヒトヘルペスウイルス6再活性化、HHV-6再活性化、ウイルス再活性化、薬物依存、不安、不眠、けいれん、悪心、幻覚、妄想、興奮、錯乱、抑うつ状態、離脱症状、顆粒球減少、血小板減少、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、呼吸抑制
腎障害、アステリキシス、asterixis、眩暈、せん妄、昏迷、鈍重、構音障害、知覚異常、多動、食欲不振、くる病、骨軟化症、歯牙形成不全、血清アルカリフォスファターゼ値上昇、血清カルシウム低下、血清無機リン低下、低カルシウム血症、甲状腺機能検査値異常、血清T4値異常、血清葉酸値低下、ヘマトポルフィリン尿、脱力感、運動失調、精神機能低下
薬剤名 | 影響 |
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ボリコナゾール | 代謝が促進され血中濃度が低下 |
イサブコナゾニウム硫酸塩 | 代謝が促進され血中濃度が低下 |
タダラフィル<肺高血圧症を適応とする場合> | 代謝が促進され血中濃度が低下 |
マシテンタン | 代謝が促進され血中濃度が低下 |
チカグレロル | 代謝が促進され血中濃度が低下 |
ドラビリン | 代謝が促進され血中濃度が低下 |
アルテメテル・ルメファントリン | 代謝が促進され血中濃度が低下 |
ダルナビル・コビシスタット | 代謝が促進され血中濃度が低下 |
リルピビリン | 代謝が促進され血中濃度が低下 |
ミフェプリストン・ミソプロストール | ミフェプリストンの代謝が促進され血中濃度が低下し効果が減弱 |
ニルマトレルビル・リトナビル | 血中濃度が低下し作用の減弱や耐性出現 |
リルピビリン・テノホビル アラフェナミド・エムトリシタビン | リルピビリン及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下 |
ビクテグラビル・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド | ビクテグラビル及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下、この薬剤の効果が減弱しこの薬剤に対する耐性が発現 |
ダルナビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド | ダルナビル・コビシスタット及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下 |
EVG・COBI・FTC・TAF<配合剤> | エルビテグラビル・コビシスタット・テノホビルアラフェナミドの血中濃度低下 |
ソホスブビル・ベルパタスビル | 血中濃度が低下 |
ドルテグラビル・リルピビリン | 血中濃度が低下 |
三環系抗うつ剤 | 血中濃度が低下、相互に作用が増強 |
イミプラミン | 血中濃度が低下、相互に作用が増強 |
四環系抗うつ剤 | 血中濃度が低下、相互に作用が増強 |
マプロチリン | 血中濃度が低下、相互に作用が増強 |
バルプロ酸 | 血中濃度が低下、本剤の血中濃度が上昇し作用が増強、高アンモニア血症の発現リスクが高まる |
スチリペントール | 血中濃度が低下、本剤の血中濃度が上昇し作用が増強 |
クロバザム | 血中濃度が低下、本剤の血中濃度が上昇 |
ラモトリギン | 血中濃度が低下 |
デフェラシロクス | 血中濃度が低下 |
カナグリフロジン水和物 | 血中濃度が低下 |
ラルテグラビル | 血中濃度が低下 |
ルフィナミド | 血中濃度が低下 |
アピキサバン | 血中濃度が低下 |
レジパスビル/ソホスブビル配合剤 | 血中濃度が低下 |
グレカプレビル・ピブレンタスビル | 血中濃度が低下 |
テノホビル アラフェナミドを含む製剤 | 血中濃度が低下 |
カボテグラビル | 血漿中濃度が低下し効果が減弱 |
中枢抑制剤 | 相互に作用が増強 |
フェノチアジン系薬剤 | 相互に作用が増強 |
バルビツール酸誘導体 | 相互に作用が増強 |
トランキライザー | 相互に作用が増強 |
トピラマート | 相互に作用が増強 |
抗ヒスタミン剤 | 相互に作用が増強 |
ジフェンヒドラミン | 相互に作用が増強 |
エタノール摂取 | 相互に作用が増強 |
モノアミン酸化酵素阻害剤 | 相互に作用が増強 |
メチルフェニデート | 本剤の血中濃度が上昇 |
イリノテカン | 活性代謝物の血中濃度が低下し作用が減弱 |
CYP3A酵素で代謝を受ける薬剤 | 血中濃度が低下し作用が減弱 |
アゼルニジピン | 血中濃度が低下し作用が減弱 |
イグラチモド | 血中濃度が低下し作用が減弱 |
イマチニブ | 血中濃度が低下し作用が減弱 |
カルバマゼピン | 血中濃度が低下し作用が減弱 |
シクロスポリン | 血中濃度が低下し作用が減弱 |
ゾニサミド | 血中濃度が低下し作用が減弱 |
タクロリムス水和物 | 血中濃度が低下し作用が減弱 |
フェロジピン | 血中濃度が低下し作用が減弱 |
ベラパミル | 血中濃度が低下し作用が減弱 |
モンテルカスト | 血中濃度が低下し作用が減弱 |
副腎皮質ホルモン剤 | 血中濃度が低下し作用が減弱 |
デキサメタゾン | 血中濃度が低下し作用が減弱 |
黄体・卵胞ホルモン剤 | 血中濃度が低下し作用が減弱 |
ノルゲストレル・エチニルエストラジオール | 血中濃度が低下し作用が減弱 |
PDE5阻害薬 | 血中濃度が低下し作用が減弱 |
タダラフィル<勃起不全・前立腺肥大症に伴う排尿障害を適応とする場合> | 血中濃度が低下し作用が減弱 |
シルデナフィル | 血中濃度が低下し作用が減弱 |
バルデナフィル | 血中濃度が低下し作用が減弱 |
アミノフィリン製剤 | 血中濃度が低下し作用が減弱 |
クロラムフェニコール | 血中濃度が低下し作用が減弱 |
テオフィリン | 血中濃度が低下し作用が減弱 |
パロキセチン | 血中濃度が低下し作用が減弱 |
フレカイニド | 血中濃度が低下し作用が減弱 |
メトロニダゾール | 血中濃度が低下し作用が減弱 |
ドルテグラビル | ドルテグラビルの血中濃度が低下 |
ドルテグラビル・ラミブジン | ドルテグラビルの血中濃度が低下 |
ドルテグラビル・アバカビル・ラミブジン | ドルテグラビルの血中濃度が低下 |
レナカパビルナトリウム | 血漿中濃度が低下、効果が減弱しレナカパビルに対する耐性が発現 |
ドキシサイクリン | 血中濃度半減期が短縮 |
クマリン系抗凝血剤 | 作用が減弱 |
ワルファリン | 作用が減弱 |
アルベンダゾール | 活性代謝物の血中濃度が低下し効果が減弱 |
利尿剤 | 起立性低血圧が増強 |
チアジド系薬剤 | 起立性低血圧が増強 |
アセタゾラミド | くる病、骨軟化症 |
アセトアミノフェン | 肝障害 |
リオチロニンナトリウム | 血中濃度を低下 |
レボチロキシンナトリウム | 血中濃度を低下 |