処方薬
フェノバール原末

フェノバール原末の基本情報

フェノバール原末の概要

商品名 フェノバール原末
一般名 フェノバルビタール
薬価・規格 27.6円 (1g)
薬の形状
内用薬 > 散剤 > 末
内用薬 > 散剤 > 末のアイコン
製造会社 藤永製薬
ブランド フェノバール散10% 他
YJコード 1125003X1156
レセプト電算コード 620056601
添付文書PDFファイル

フェノバール原末の主な効果と作用

  • けいれんなどの発作をおさえるお薬です。
  • 脳の神経の過剰な興奮をおさえる働きがあります。
  • 不安や緊張をやわらげ、寝つきをよくし、睡眠を持続させる働きがあります。
  • 寝つきが悪い、熟睡できないなどの不眠症状を改善するお薬です。

フェノバール原末の用途

フェノバール原末の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

頭痛、過敏症、猩紅熱様発疹、麻疹様発疹、中毒疹様発疹、巨赤芽球性貧血、黄疸、蛋白尿、腎障害、眠気、アステリキシス

起こる可能性のある重大な副作用

中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、紅皮症、剥脱性皮膚炎、発熱、紅斑、水疱、糜爛、そう痒感、咽頭痛、眼充血、口内炎、過敏症症候群、発疹、リンパ節腫脹、肝機能障害、臓器障害、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現、遅発性の重篤な過敏症状、ヒトヘルペスウイルス6再活性化、HHV-6再活性化、ウイルス再活性化、薬物依存、不安、不眠、痙攣、悪心、幻覚、妄想、興奮、錯乱、抑うつ状態、離脱症状、顆粒球減少、血小板減少、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、呼吸抑制

上記以外の副作用

asterixis、眩暈、譫妄、昏迷、鈍重、構音障害、知覚異常、運動失調、精神機能低下、多動、食欲不振、クル病、骨軟化症、歯牙形成不全、血清アルカリホスファターゼ値上昇、血清カルシウム低下、血清無機リン低下、低カルシウム血症、甲状腺機能検査値異常、血清T4値異常、血清葉酸値低下、ヘマトポルフィリン尿

フェノバール原末の用法・用量

  • フェノバルビタールとして、1日30~200mgを1~4回に分割経口投与する
  • 不眠症の場合は、フェノバルビタールとして、1回30~200mgを就寝前に経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

フェノバール原末の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 急性間欠性ポルフィリン症
    • ボリコナゾール投与中
    • リルピビリン投与中
    • アスナプレビル投与中
    • ダクラタスビル投与中
    • バニプレビル投与中
    • タダラフィル投与中<肺高血圧症を適応とする場合>
    • マシテンタン投与中
    • グラゾプレビル投与中
    • エルバスビル投与中
    • チカグレロル投与中
    • EVG・COBI・FTC・TAF投与中
    • EVG・COBI・FTC・TDF投与中
    • アルテメテル・ルメファントリン投与中
    • ダクラタスビル・アスナプレビル・ベクラブビル投与中
    • ダルナビル・コビシスタット投与中
    • リルピビリン・テノホビル ジソプロキシル・エムトリシタビン投与中
    • ソホスブビル・ベルパタスビル投与中
    • ドルテグラビル・リルピビリン投与中
    • リルピビリン・テノホビル アラフェナミド・エムトリシタビン投与中
    • アルコール中毒
    • 肝障害
    • 甲状腺機能低下症
    • 呼吸機能低下
    • 重篤な神経症
    • 進行した動脈硬化症
    • 心障害
    • 腎障害
    • 頭部外傷後遺症
    • 薬物依存
    • 薬物依存傾向
    • 薬物過敏症

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

  • 以下にあてはまる方は、できれば服用・利用しないことが望まれます。
    • 新生児(0日〜27日)
    • 乳児(0日〜364日)
  • 以下にあてはまる方は、服用・利用の際に慎重な判断が必要です。
    • 高齢者(65歳〜)
  • 以下にあてはまる方は、服用・利用の際、十分に注意して下さい。
    • 高齢者(65歳〜)
  • 以下にあてはまる方は、服用・利用に際する指示があります。
    • 高齢者(65歳〜)

フェノバール原末の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
ボリコナゾール 代謝が促進され血中濃度が低下
タダラフィル<肺高血圧症を適応とする場合> 代謝が促進され血中濃度が低下
アスナプレビル 代謝が促進され血中濃度が低下
ダクラタスビル 代謝が促進され血中濃度が低下
バニプレビル 代謝が促進され血中濃度が低下
マシテンタン 代謝が促進され血中濃度が低下
エルバスビル 代謝が促進され血中濃度が低下
グラゾプレビル 代謝が促進され血中濃度が低下
チカグレロル 代謝が促進され血中濃度が低下
アルテメテル・ルメファントリン 代謝が促進され血中濃度が低下
ダクラタスビル・アスナプレビル・ベクラブビル 代謝が促進され血中濃度が低下
ダルナビル・コビシスタット 代謝が促進され血中濃度が低下
リルピビリン リルピビリンの代謝が促進され血中濃度が低下
リルピビリン・テノホビル ジソプロキシル・エムトリシタビン リルピビリンの代謝が促進され血中濃度が低下
リルピビリン・テノホビル アラフェナミド・エムトリシタビン リルピビリン及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下
EVG・COBI・FTC・TAF<配合剤> エルビテグラビル・コビシスタット・テノホビルアラフェナミドの血中濃度低下
EVG・COBI・FTC・TDF<配合剤> エルビテグラビル及びコビシスタットの血中濃度が低下
ソホスブビル・ベルパタスビル 血中濃度が低下
ドルテグラビル・リルピビリン 血中濃度が低下
三環系抗うつ剤 血中濃度が低下、相互に作用が増強
イミプラミン 血中濃度が低下、相互に作用が増強
四環系抗うつ剤 血中濃度が低下、相互に作用が増強
マプロチリン 血中濃度が低下、相互に作用が増強
バルプロ酸 血中濃度が低下、本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
スチリペントール 血中濃度が低下、本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
クロバザム 血中濃度が低下、本剤の血中濃度が上昇
ラモトリギン 血中濃度が低下
デフェラシロクス 血中濃度が低下
カナグリフロジン水和物 血中濃度が低下
ルフィナミド 血中濃度が低下
アピキサバン 血中濃度が低下
ソホスブビルを含む製剤 血中濃度が低下
レジパスビル/ソホスブビル配合剤 血中濃度が低下
グレカプレビル・ピブレンタスビル 血中濃度が低下
テノホビル アラフェナミドを含む製剤 血中濃度が低下
中枢抑制剤 相互に作用が増強
フェノチアジン系薬剤 相互に作用が増強
バルビツール酸誘導体 相互に作用が増強
トランキライザー 相互に作用が増強
トピラマート 相互に作用が増強
抗ヒスタミン剤 相互に作用が増強
ジフェンヒドラミン 相互に作用が増強
エタノール摂取 相互に作用が増強
モノアミン酸化酵素阻害剤 相互に作用が増強
メチルフェニデート 本剤の血中濃度が上昇
イリノテカン 活性代謝物の血中濃度が低下し作用が減弱
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>の基質となる薬剤 血中濃度が低下し作用が減弱
アゼルニジピン 血中濃度が低下し作用が減弱
イグラチモド 血中濃度が低下し作用が減弱
イマチニブ 血中濃度が低下し作用が減弱
インジナビル 血中濃度が低下し作用が減弱
カルバマゼピン 血中濃度が低下し作用が減弱
サキナビル 血中濃度が低下し作用が減弱
シクロスポリン 血中濃度が低下し作用が減弱
ゾニサミド 血中濃度が低下し作用が減弱
タクロリムス水和物 血中濃度が低下し作用が減弱
フェロジピン 血中濃度が低下し作用が減弱
ベラパミル 血中濃度が低下し作用が減弱
モンテルカスト 血中濃度が低下し作用が減弱
副腎皮質ホルモン剤 血中濃度が低下し作用が減弱
デキサメタゾン 血中濃度が低下し作用が減弱
黄体・卵胞ホルモン剤 血中濃度が低下し作用が減弱
ノルゲストレル・エチニルエストラジオール 血中濃度が低下し作用が減弱
PDE5阻害薬 血中濃度が低下し作用が減弱
タダラフィル<勃起不全・前立腺肥大症に伴う排尿障害を適応とする場合> 血中濃度が低下し作用が減弱
シルデナフィル 血中濃度が低下し作用が減弱
バルデナフィル 血中濃度が低下し作用が減弱
アミノフィリン製剤 血中濃度が低下し作用が減弱
クロラムフェニコール 血中濃度が低下し作用が減弱
テオフィリン 血中濃度が低下し作用が減弱
パロキセチン 血中濃度が低下し作用が減弱
フレカイニド 血中濃度が低下し作用が減弱
ドキシサイクリン 血中濃度半減期が短縮
クマリン系抗凝血剤 作用が減弱
ワルファリン 作用が減弱
アルベンダゾール 活性代謝物の血中濃度が低下し効果が減弱
利尿剤 起立性低血圧が増強
チアジド系薬剤 起立性低血圧が増強
アセタゾラミド クル病、骨軟化症
アセトアミノフェン 肝障害

飲食物との組み合わせ注意

  • セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含むもの
  • アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>

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フェノバール原末に関係する解説

バルビツール酸系睡眠薬

  • フェノバール原末は、バルビツール酸系睡眠薬に分類される。
  • バルビツール酸系睡眠薬とは、脳の覚醒を抑え、眠りやすくしたり、不安や緊張を鎮めたりする薬。

バルビツール酸系睡眠薬の代表的な商品名

  • ラボナ
  • フェノバール
バルビツール酸系睡眠薬についての詳しい解説を見る

バルビツール酸系抗てんかん薬

  • フェノバール原末は、バルビツール酸系抗てんかん薬に分類される。
  • バルビツール酸系抗てんかん薬とは、中枢神経系に作用し神経細胞の興奮抑制作用などにより、抗けいれん作用、催眠・鎮静作用などをあらわす薬。

バルビツール酸系抗てんかん薬の代表的な商品名

  • フェノバール
  • ワコビタール
  • プリミドン
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