処方薬
10mgコントール錠

10mgコントール錠の基本情報

10mgコントール錠の概要

商品名 10mgコントール錠
一般名 クロルジアゼポキシド錠
薬価・規格 9.8円 (10mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 武田テバ薬品
ブランド コントール散1% 他
YJコード 1124028F2036
レセプト電算コード 611170781
識別コード @108
添付文書PDFファイル

10mgコントール錠の主な効果と作用

  • 穏やかに脳に働いて、興奮をしずめ、緊張や不安などを取り除く働きがあります。
  • 不安や緊張をやわらげるお薬です。

10mgコントール錠の用途

10mgコントール錠の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

眠気、ふらつき、眩暈、歩行失調、頭痛、多幸症、黄疸、顆粒球減少、白血球減少、血圧低下、悪心

起こる可能性のある重大な副作用

離脱症状、薬物依存、痙攣発作、せん妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想、刺激興奮、錯乱、呼吸抑制

上記以外の副作用

便秘、口渇、過敏症、発疹、光線過敏症、倦怠感、脱力感、筋緊張低下症状、浮腫

10mgコントール錠の用法・用量

  • 用量は患者の年齢・症状により適宜増減するが、通常次記のとおり経口投与する
  • 成人:1日クロルジアゼポキシドとして20~60mgを2~3回に分割経口投与する
  • 小児:1日クロルジアゼポキシドとして10~20mgを2~4回に分割経口投与する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

10mgコントール錠の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 急性閉塞隅角緑内障
    • 重症筋無力症
    • 肝機能障害
    • 腎機能障害
    • 心障害
    • 脳器質的障害
    • 重篤な呼吸不全
    • 中等度呼吸不全
    • 投与した薬剤が特定されないままにフルマゼニルを投与された

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

10mgコントール錠の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
中枢抑制剤 眠気・注意力低下・集中力低下・反射運動能力低下等が増強
フェノチアジン系薬剤 眠気・注意力低下・集中力低下・反射運動能力低下等が増強
バルビツール酸誘導体 眠気・注意力低下・集中力低下・反射運動能力低下等が増強
モノアミン酸化酵素阻害剤 眠気・注意力低下・集中力低下・反射運動能力低下等が増強
エタノール摂取 眠気・注意力低下・集中力低下・反射運動能力低下等が増強
マプロチリン塩酸塩 眠気・注意力低下・集中力低下・反射運動能力低下等が増強、痙攣発作
ダントロレンナトリウム 筋弛緩作用が増強

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの

10mgコントール錠と主成分が同じ薬

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10mgコントール錠に関係する解説

ベンゾジアゼピン系抗不安薬

  • 10mgコントール錠は、ベンゾジアゼピン系抗不安薬に分類される。
  • ベンゾジアゼピン系抗不安薬とは、脳の興奮などを抑えることで不安、緊張、不眠などを改善する薬。

ベンゾジアゼピン系抗不安薬の代表的な商品名

  • セルシン、ホリゾン
  • デパス
  • リーゼ
  • メイラックス
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