処方薬
メンドンカプセル7.5mg
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メンドンカプセル7.5mgの基本情報

メンドンカプセル7.5mgの概要

商品名 メンドンカプセル7.5mg
一般名 クロラゼプ酸二カリウムカプセル
薬価・規格 10.1円 (7.5mg1カプセル)
薬の形状
内用薬 > カプセル剤 > カプセル
内用薬 > カプセル剤 > カプセルのアイコン
製造会社 ヴィアトリス製薬
YJコード 1124015M2038
レセプト電算コード 620042101
識別コード MYLAN72
添付文書PDFファイル

メンドンカプセル7.5mgの主な効果と作用

  • 穏やかに脳に働いて、興奮をしずめ、緊張や不安などを取り除く働きがあります。
  • 不安や緊張をやわらげるお薬です。

メンドンカプセル7.5mgの用途

  • 神経症における緊張
  • 神経症における焦燥
  • 神経症における不安
  • 神経症における抑うつ

メンドンカプセル7.5mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

眠気、めまい、ふらつき、頭痛、頭重、舌のもつれ、AST上昇、ALT上昇、便秘、食欲不振、口渇

起こる可能性のある重大な副作用

薬物依存、痙攣発作、せん妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想、離脱症状、刺激興奮、錯乱

上記以外の副作用

悪心、嘔吐、過敏症、発疹、蕁麻疹、易疲労感、脱力感、倦怠感、白血球減少症、興奮、ALP上昇、流涎、下痢、腹部膨満感、筋弛緩、筋緊張低下症状、排尿困難、発汗、性欲減退、視力障害、浮腫

メンドンカプセル7.5mgの用法・用量

  • 通常、成人にはクロラゼプ酸二カリウムとして、1日9~30mgを2~4回に分けて経口投与する
  • 本剤の場合、1日2~4カプセルを2~4回に分けて経口投与する
    • なお、年齢、症状に応じ適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

メンドンカプセル7.5mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 急性閉塞隅角緑内障
    • 重症筋無力症
    • リトナビル投与中
    • ニルマトレルビル・リトナビル投与中
    • 肝機能異常
    • 肝機能障害
    • 腎機能障害
    • 心障害
    • 脳器質的障害
    • 重篤な呼吸不全
    • 中等度呼吸不全
    • 投与した薬剤が特定されないままにフルマゼニルを投与された

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

メンドンカプセル7.5mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
リトナビル 過度の鎮静、呼吸抑制
ニルマトレルビル・リトナビル 過度の鎮静、呼吸抑制
中枢抑制剤 中枢神経抑制作用が増強
フェノチアジン系薬剤 中枢神経抑制作用が増強
バルビツール酸誘導体 中枢神経抑制作用が増強
モノアミン酸化酵素阻害剤 中枢神経抑制作用が増強
エタノール摂取 中枢神経抑制作用が増強

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの

メンドンカプセル7.5mgと主成分が同じ薬

  • 内用薬 > カプセル剤 > カプセルのアイコン
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メンドンカプセル7.5mgに関係する解説

ベンゾジアゼピン系抗不安薬

  • メンドンカプセル7.5mgは、ベンゾジアゼピン系抗不安薬に分類される。
  • ベンゾジアゼピン系抗不安薬とは、脳の興奮などを抑えることで不安、緊張、不眠などを改善する薬。

ベンゾジアゼピン系抗不安薬の代表的な商品名

  • セルシン、ホリゾン
  • デパス
  • リーゼ
  • メイラックス
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