処方薬
セパゾン散1%
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セパゾン散1%の基本情報

セパゾン散1%の概要

商品名 セパゾン散1%
一般名 クロキサゾラム散
薬価・規格 18.7円 (1%1g)
薬の形状
内用薬 > 散剤 > 散
内用薬 > 散剤 > 散のアイコン
製造会社 アルフレッサ ファーマ
ブランド セパゾン散1% 他
YJコード 1124014B1036
レセプト電算コード 611170158
添付文書PDFファイル

セパゾン散1%の主な効果と作用

  • 穏やかに脳に働いて、興奮をしずめ、緊張や不安などを取り除く働きがあります。
  • 不安や緊張をやわらげるお薬です。

セパゾン散1%の用途

セパゾン散1%の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

眠気、ふらつき、めまい、運動失調、頭痛、頭重、舌のもつれ、見当識障害、焦燥感、立ちくらみ、視覚異常

起こる可能性のある重大な副作用

薬物依存、痙攣発作、せん妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想、離脱症状、刺激興奮

上記以外の副作用

嗜眠状態、多弁、動悸、低血圧、悪心、嘔吐、食欲不振、口渇、便秘、胃部不快感、発疹、倦怠感、脱力感、性欲減退、尿失禁、ALT上昇、過敏症、そう痒感、頻尿、意欲減退、AST上昇、下痢、腹痛

セパゾン散1%の用法・用量

  • 〈神経症における不安・緊張・抑うつ・強迫・恐怖・睡眠障害、心身症における身体症候ならびに不安・緊張・抑うつ〉通常成人クロキサゾラムとして1日3~12mgを3回に分けて経口投与する
  • なお年齢・症状に応じ適宜増減する
  • 〈術前の不安除去〉通常クロキサゾラムとして0.1~0.2mg/kgを手術前に経口投与する
  • なお年齢・症状に応じ適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

セパゾン散1%の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 急性閉塞隅角緑内障
    • 重症筋無力症
    • 肝機能障害
    • 呼吸機能低下
    • 腎機能障害
    • 心障害
    • 脳器質的障害
    • 重篤な呼吸不全
    • 中等度呼吸不全
    • 投与した薬剤が特定されないままにフルマゼニルを投与された

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

セパゾン散1%の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
中枢抑制剤 作用が増強
フェノチアジン系薬剤 作用が増強
バルビツール酸誘導体 作用が増強
クロルプロマジン 作用が増強
フェノバルビタール 作用が増強
エタノール摂取 作用が増強
モノアミン酸化酵素阻害剤 作用が増強
セレギリン塩酸塩 作用が増強
ラサギリンメシル酸塩 作用が増強
サフィナミドメシル酸塩 作用が増強

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの

セパゾン散1%と主成分が同じ薬

  • 内用薬 > 散剤 > 散のアイコン
    処方薬

    セパゾン散1%

    薬価 18.7円 (1%1g)
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セパゾン散1%に関係する解説

ベンゾジアゼピン系抗不安薬

  • セパゾン散1%は、ベンゾジアゼピン系抗不安薬に分類される。
  • ベンゾジアゼピン系抗不安薬とは、脳の興奮などを抑えることで不安、緊張、不眠などを改善する薬。

ベンゾジアゼピン系抗不安薬の代表的な商品名

  • セルシン、ホリゾン
  • デパス
  • リーゼ
  • メイラックス
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