処方薬
ブロチゾラム錠0.25mg「TCK」
後発

ブロチゾラム錠0.25mg「TCK」の基本情報

ブロチゾラム錠0.25mg「TCK」の概要

商品名 ブロチゾラム錠0.25mg「TCK」
一般名 ブロチゾラム0.25mg錠
薬価・規格 10.1円 (0.25mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 辰巳化学
YJコード 1124009F1380
レセプト電算コード 621209001
識別コード Tu-NT0.25
添付文書PDFファイル

ブロチゾラム錠0.25mg「TCK」の主な効果と作用

  • 寝つきが悪い、熟睡できないなどの不眠症状を改善するお薬です。
  • 不安や緊張をやわらげ、寝つきをよくする働きがあります。

ブロチゾラム錠0.25mg「TCK」の用途

  • 麻酔前投薬
  • 不眠症

ブロチゾラム錠0.25mg「TCK」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

残眠感、眠気、ふらつき、頭重感、眩暈、頭痛、不穏、興奮、気分不快、立ちくらみ、いらいら感

起こる可能性のある重大な副作用

肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、一過性前向性健忘、もうろう状態、薬物依存、不眠、不安、離脱症状、呼吸抑制

上記以外の副作用

譫妄、振戦、幻覚、悪夢、Al-P上昇、LDH上昇、脈拍数増加、嘔気、悪心、口渇、食欲不振、下痢、過敏症、発疹、紅斑、だるさ、倦怠感、下肢痙攣、発熱、貧血、尿失禁、味覚異常

ブロチゾラム錠0.25mg「TCK」の用法・用量

  • 本剤の用量は、年齢、症状、疾患などを考慮して適宜増減するが、次のように投与する
  • 1.不眠症:1回ブロチゾラムとして0.25mgを就寝前に経口投与する
  • 2.麻酔前投薬:1).手術前夜:1回ブロチゾラムとして0.25mgを就寝前に経口投与する
  • 2).麻酔前:1回ブロチゾラムとして0.5mgを経口投与する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ブロチゾラム錠0.25mg「TCK」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 急性閉塞隅角緑内障
    • 重症筋無力症
    • 気管支喘息
    • 呼吸機能が高度に低下
    • 脳血管障害の急性期
    • 肺気腫
    • 肺性心
    • 肝障害
    • 心障害
    • 腎障害
    • 脳器質的障害
    • 投与した薬剤が特定されないままにフルマゼニルを投与された

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ブロチゾラム錠0.25mg「TCK」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
エタノール摂取 鎮静作用・倦怠感等が増強
中枢抑制剤 鎮静作用が増強
フェノチアジン系薬剤 鎮静作用が増強
バルビツール酸誘導体 鎮静作用が増強
モノアミン酸化酵素阻害剤 鎮静作用が増強
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 本剤の血中濃度が上昇し作用の増強及び作用時間の延長
イトラコナゾール 本剤の血中濃度が上昇し作用の増強及び作用時間の延長
ミコナゾール 本剤の血中濃度が上昇し作用の増強及び作用時間の延長
シメチジン 本剤の血中濃度が上昇し作用の増強及び作用時間の延長
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>を誘導する薬剤 本剤の血中濃度が低下し本剤の作用が減弱
リファンピシン類 本剤の血中濃度が低下し本剤の作用が減弱

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>

ブロチゾラム錠0.25mg「TCK」と主成分が同じ薬

主成分が同じ薬をすべて見る