処方薬
ドロレプタン注射液25mg
先発
ドロレプタン注射液25mgの基本情報
ドロレプタン注射液25mgの概要
商品名 | ドロレプタン注射液25mg |
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一般名 | ドロペリドール注射液 |
薬価・規格 | 101.0円 (2.5mg1mLバイアル) |
薬の形状 |
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 | アルフレッサ ファーマ |
YJコード | 1119401A1036 |
レセプト電算コード | 620003772 |
ドロレプタン注射液25mgの主な効果と作用
- 麻酔に用いるお薬です。
ドロレプタン注射液25mgの用途
ドロレプタン注射液25mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
呼吸抑制、頭痛、気分動揺、不眠、悪心、嘔吐、発汗、咽頭痛、喘鳴、吃逆、四肢冷感
起こる可能性のある重大な副作用
血圧降下、不整脈、期外収縮、QT延長、心室頻拍、Torsades de pointes、心停止、ショック、間代性痙攣、悪性症候群、体温上昇、筋硬直、不安、混乱、昏睡、CK上昇
上記以外の副作用
体温降下、嗄声、過敏症、そう痒、紅斑、じん麻疹、起立性低血圧、頻脈、徐脈、血圧上昇、せん妄、傾眠、錐体外路症状、覚醒遅延、ふるえ、めまい、興奮、AST上昇、ALT上昇、喀痰排出増加、喀痰排出困難、発熱、口渇
ドロレプタン注射液25mgの用法・用量
- 1). フェンタニルクエン酸塩との併用による場合導入麻酔剤として投与する場合には通常成人ドロレプタン注射液0.1~0.2mL/kg(ドロペリドールとして0.25~0.5mg/kg)をフェンタニル注射液0.1~0.2mL/kg(フェンタニルクエン酸塩として7.85~15.7μg/kg)と共に緩徐に静注するか、またはブドウ糖液等に希釈して点滴静注する
- 局所麻酔の補助として投与する場合には局所麻酔剤投与10~15分後に通常成人ドロレプタン注射液0.1mL/kg(ドロペリドールとして0.25mg/kg)をフェンタニル注射液0.1mL/kg(フェンタニルクエン酸塩として7.85μg/kg)と共に緩徐に静注する
- なお、患者の年齢・症状に応じて適宜増減する
- 2). ドロペリドール単独で麻酔前投薬として投与する場合通常成人ドロレプタン注射液0.02~0.04mL/kg(ドロペリドールとして0.05~0.1mg/kg)を麻酔開始30~60分前に筋注する
- なお、患者の年齢・症状に応じて適宜増減する
- (用法及び用量に関連する注意)本剤の用法及び用量は、患者の感受性、全身状態、手術々式、麻酔方法等に応じてきめるが、一般にフェンタニルとの併用による導入麻酔・局所麻酔、また本剤単独投与による麻酔前投薬は通常次のとおり行われている
- 7.1. 導入麻酔剤としてアトロピン硫酸塩水和物など通常の麻酔前投薬に引き続き、本剤及びフェンタニルの1回量を緩徐に静注(点滴静注が安全で確実)する
- なお症例により、同時にGO、GOF等の吸入麻酔やチアミラール等の静注用全身麻酔剤の併用も行われる
- 7.2. 局所麻酔の補助としてメピバカイン等による持続硬膜外麻酔の補助として本剤を併用する(症例によっては、全身麻酔や気管内挿管を必要としないで手術可能な例もある)
- 7.3. 麻酔前投薬として通常麻酔開始30分~1時間前に本剤1回量の筋注を行う
- 投与後10~30分後にはほとんどの例に十分な鎮静効果が得られる
- なお症例により、アトロピン硫酸塩水和物が併用される場合もある
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ドロレプタン注射液25mgの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
ドロレプタン注射液25mgの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
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中枢抑制剤 | 中枢神経抑制作用が増強され覚醒が遅延 |
バルビツール酸誘導体 | 中枢神経抑制作用が増強され覚醒が遅延 |
向精神薬 | 中枢神経抑制作用が増強され覚醒が遅延 |
麻薬系鎮痛剤 | 中枢神経抑制作用が増強され覚醒が遅延 |
モノアミン酸化酵素阻害剤 | 中枢神経抑制作用が増強され覚醒が遅延 |
β-遮断剤 | 血圧降下・頻脈等の心毒性が増強 |