処方薬
ラボナール注射用0.3g

ラボナール注射用0.3gの基本情報

ラボナール注射用0.3gの概要

商品名 ラボナール注射用0.3g
一般名 注射用チオペンタールナトリウム
薬価・規格 841.0円 (300mg1管)
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 注射用
注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
製造会社 ニプロESファーマ
ブランド ラボナール注射用0.3g 他
YJコード 1115400X1027
レセプト電算コード 641110021
添付文書PDFファイル

ラボナール注射用0.3gの主な効果と作用

  • けいれんなどの発作をおさえるお薬です。
  • 脳の神経の過剰な興奮をおさえる働きがあります。
  • 麻酔に用いるお薬です。

ラボナール注射用0.3gの用途

  • 全身麻酔
  • 全身麻酔の導入
  • 麻酔インタビュー
  • 吸入麻酔剤との併用
  • 局所麻酔剤との併用
  • 局所麻酔剤中毒の痙攣
  • 子癇の痙攣
  • 電撃療法の麻酔
  • 破傷風の痙攣
  • 精神神経科の診断

ラボナール注射用0.3gの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

痙攣、不整脈、頻脈、術中運動不安、術中興奮、興奮、筋緊張、唾液分泌増加、気道分泌増加、悪心、嘔吐

起こる可能性のある重大な副作用

アナフィラキシー、蕁麻疹、呼吸困難、チアノーゼ、血圧低下、呼吸停止、呼吸抑制、舌根沈下、咽頭痙攣、喉頭痙攣、気管支痙攣、咳嗽、咳嗽発作、しゃっくり、ショック

上記以外の副作用

頭痛、めまい、流涙、ふるえ、複視、尿閉、倦怠感、不快感、過敏症、皮疹、顔面潮紅、しびれ感

ラボナール注射用0.3gの用法・用量

  • 〈静脈内投与〉・ 溶液濃度:2.5%水溶液(5%溶液は静脈炎を起こすことがある)
  • ・ 投与量・投与法:調製したチオペンタール水溶液を静脈より注入する
  • 本剤の用量や静注速度は年齢・体重とは関係が少なく個人差があるため一定ではないが、大体の基準は次のとおり
  • 6.1. 全身麻酔の導入最初に2~4mL(2.5%溶液で50~100mg)を注入して患者の全身状態、抑制状態等を観察し、その感受性より追加量を決定する
  • 次に患者が応答しなくなるまで追加注入し、応答がなくなった時の注入量を就眠量とする
  • 更に就眠量の半量ないし同量を追加注入した後、他の麻酔法に移行する
    • なお、気管内に挿管する場合は筋弛緩剤を併用する
  • 6.2. 短時間麻酔6.2.1. 患者とコンタクトを保ちながら最初に2~3mL(2.5%溶液で50~75mg)を10~15秒位の速度で注入後30秒間麻酔の程度、患者の全身状態を観察する
  • 更に必要ならば2~3mLを同速度で注入し、患者の応答のなくなった時の注入量を就眠量とする
    • なお、手術に先立ち、更に2~3mLを同速度で分割注入すれば、10~15分程度の麻酔が得られる
  • 6.2.2. 短時間で手術が終了しない場合は、注射針を静脈中に刺したまま呼吸、脈拍、血圧、角膜反射、瞳孔対光反射等に注意しながら手術の要求する麻酔深度を保つように1~4mL(2.5%溶液で25~100mg)を分割注入する(1回の最大使用量は1gまでとする)
  • 6.3. 精神神経科における電撃療法の際の麻酔通常、12mL(2.5%溶液で300mg)をおよそ25~35秒で注入し、必要な麻酔深度に達したことを確かめた後、直ちに電撃療法を行う
  • 6.4. 併用使用本剤は局所麻酔剤あるいは吸入麻酔剤と併用することができる
  • 通常、2~4mL(2.5%溶液で50~100mg)を間歇的に静脈内注入する
  • 点滴投与を行う場合は静脈内点滴麻酔法に準ずる
  • 6.5. 痙攣時における使用患者の全身状態を観察しながら、通常、2~8mL(2.5%溶液で50~200mg)を痙攣が止まるまで徐々に注入する
  • 6.6. 精神神経科における診断(麻酔インタビュー)1分間に約1mLの速度で3~4mL注入し入眠させる
  • その後2~10分で呼びかければ覚醒し、質問に答えるようになればインタビューを実施する
  • その後は1分間約1mLの速度で追加注入する
  • 場合により次のような方法を用いる
  • 〈直腸内注入〉・ 溶液濃度:10%水溶液
  • ・ 投与量:体重kg当たり20~40mg(10%溶液で0.2~0.4mL/kg)を基準とする
  • ・ 注入法:溶液を注射器に入れ、注射器の先に導尿用カテーテルをつけ肛門より直腸に挿入し、注腸する
  • 注入後15分で麻酔に入り、約1時間持続する
  • 〈筋肉内注射〉・ 溶液濃度:2.0~2.5%水溶液、特に7歳以下の小児に対しては2%溶液を使用する(2.5%以上の濃度は組織の壊死を起こす危険がある)
  • ・ 筋注部位:大腿筋肉、上腕部筋肉など筋肉の多い部位を選んで注射する
  • ・ 投与量:体重kg当たり20mg(2%溶液で1mL/kg)を基準とする
  • ・ 投与法:一度に全量を注入してはならず、全量を2~3等分して、5分ごとに必要に応じて追加投与する
  • 注入後5~15分で麻酔に入り、約40~50分程度持続する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤の筋肉内注射は、乳幼小児で静脈が確保できないなどの場合の使用経験が報告されている
  • しかし、動物実験で筋注部位の壊死並びに局所障害が認められているので、本剤の筋肉内注射は患者の受ける恩恵が、その危険性よりも重要視される場合にのみ適用すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ラボナール注射用0.3gの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • アジソン病
    • 過敏症
    • 重症気管支喘息
    • 重症心不全
    • ショック
    • 多発性筋炎
    • 多発性膿疹
    • 直腸に炎症
    • 膿瘍
    • 大出血による循環不全
    • 急性間歇性ポルフィリン症
    • カリウム中毒
    • 気道閉塞
    • 筋ジストロフィー
    • 呼吸困難
    • 重症肝障害
    • 重症筋無力症
    • 重症高血圧症
    • 重症腎障害
    • 重症糖尿病
    • 重症貧血
    • 心筋障害
    • 低血圧症
    • 低蛋白血症
    • 電解質アンバランス時
    • 動脈硬化症
    • 脳圧上昇
    • 薬物過敏症<バルビツール酸系薬物に対する過敏症を除く>

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

  • 以下にあてはまる方は、服用・利用の際、十分に注意して下さい。
    • 幼・小児(0歳〜14歳)
    • 高齢者(65歳〜)
    • 小児等(0歳〜14歳)
  • 以下にあてはまる方は、服用・利用に際する指示があります。
    • 幼・小児(0歳〜14歳)
    • 高齢者(65歳〜)

ラボナール注射用0.3gの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
中枢抑制剤 呼吸抑制作用・降圧作用・中枢神経抑制作用<鎮静・催眠等>が増強
血圧降下剤 降圧作用・中枢神経抑制作用<鎮静・催眠等>が増強
三環系抗うつ剤 降圧作用・中枢神経抑制作用<鎮静・催眠等>が増強、作用が減弱
モノアミン酸化酵素阻害剤 中枢神経抑制作用<鎮静・催眠等>が増強
中枢性筋弛緩剤 中枢神経抑制作用<鎮静・催眠等>が増強
カルバミン酸クロルフェネシン 中枢神経抑制作用<鎮静・催眠等>が増強
スルホニルウレア系薬剤 中枢神経抑制作用<鎮静・催眠等>が増強
抗パーキンソン剤 中枢神経抑制作用<鎮静・催眠等>が増強
レボドパ 中枢神経抑制作用<鎮静・催眠等>が増強
ジスルフィラム 中枢神経抑制作用<鎮静・催眠等>が増強、重篤な低血圧
クマリン系抗凝血剤 抗凝血作用が減弱
ワルファリンカリウム 抗凝血作用が減弱

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