クリアブルー排卵日予測テスト

クリアブルー排卵日予測テストの基本情報

クリアブルー排卵日予測テストの概要

商品名 クリアブルー排卵日予測テスト
薬のタイプ 外用 / 第1類
製造会社 アボット ダイアグノスティクス メディカル
販売会社名 オムロン ヘルスケア

クリアブルー排卵日予測テストの効果・効能

尿中の黄体形成ホルモン(LH)の検出(排卵日予測の補助)。

クリアブルー排卵日予測テストの構成成分

テストスティック1本中(抗体量として) 抗β-LHマウスモノクローナル抗体結合青色ラテックス粒子0.168~0.304μg、抗α-LHマウスモノクローナル抗体0.672~0.768μg

クリアブルー排卵日予測テストの用法・用量

検査のタイミング
ご自分の生理(月経)周期から換算して、次の生理(月経)開始予定日の17日前から検査を開始してください。
生理(月経)周期が不規則な方は最近の2~3周期の中で一番短かった周期を目安にして、次回生理(月経)開始予定日を決めてください。
検査開始日から、1日1回、毎日ほぼ同じ時間帯に検査してください。
(過去に検査してLHサージがうまく確認できなかった場合や、今回検査をしたところ陽性か陰性かの判定に迷う場合などには、1日2回検査を行うことで、よりLHサージをとらえやすくなります。)
検査のしかた
1.検査手順(検査のしかた)
1).アルミ袋より、テストスティックを取り出し、キャップを取り外します。
2).サンプラーを下に向け、尿を5秒間かけるか、清浄な容器に採取した尿中にサンプラーを20秒間浸してください。
このとき、プラスチック部分は尿に浸さないでください。
サンプラーを検体に浸した後は、サンプラーを上に向けないでください。
サンプラーに尿を5秒間かける(10秒以上かけないでください。)
尿中にサンプラーを20秒間浸す(30秒以上浸さないでください。)
3).サンプラーを下に向けたままキャップをかぶせ、判定窓が見えるようにして平らな場所に置く。
コントロールラインが現れない場合は正しく検査ができていません。
尿をサンプラーに添加した後、判定窓に尿や青色粒子が移動するのが見えますが、3分後にコントロールラインを確認してから判定してください。
4).検査開始から3分後に判定窓を見る。
(10分以降の結果を判定に用いないでください。)
2.判定のしかた
テストスティックの判定窓を観察し、判定窓のテストライン(矢印に近いライン)とコントロールライン(矢印から遠いライン)の青色の有無及び濃淡で次のように判定してください。
初めて陽性になったときが、LHサージが検出されたということであり、間もなく排卵がおこるというしるしです。
陽性:テストラインの青色の濃さがコントロールラインと同等かコントロールラインより濃い場合
LHサージが検出されました。間もなく排卵がおこると予測されます。初めて陽性になった日かその翌日が最も妊娠しやすい時期(排卵日)です。
陰性:テストラインの青色の濃さがコントロールラインより薄いか、テストラインが認められない場合
LHサージが検出されませんでした。翌日以降もほぼ同じ時間帯に陽性になるまで検査を続けてください。
判定保留(再検査):コントロールラインが認められない場合
検査は無効です。別のテストスティックを用いて、再検査してください。この場合、サンプラーにしみこませた尿が少なかったこと等が考えられます。
<判定上の注意>
検体をサンプラーに添加した後、判定窓に、検体及び青色ラテックス粒子が移動するのが認められますが、3分後コントロールラインを確認してから判定してください。
【使用に際して、次のことに注意してください】
<採尿に関する注意>
にごりのひどい尿や異物がまじった尿は、使用しないでください。
検査前4時間程度はできるだけ排尿しないでください。
検査前に、水分を過剰にとらないでください。
検査前に多量の発汗を伴う運動は避けてください。
<検査手順に関する注意>
採尿後は、速やかに検査を行ってください。尿を長く放置すると検査結果が変わってくることがあります。
操作は、定められた手順に従って正しく行ってください。
<判定に関する注意>
1.検査初日から陽性になった場合
既に排卵された可能性があります。妊娠を望む場合は、できるだけ早く性交することで、妊娠の可能性が高まります。また、陰性に変わることが確認できるまで検査を続けてください。(確認できない場合は、3を見てください。)
2.検査期間中、陰性が続く場合
早期に医師、薬剤師に相談してください。通常、排卵期に、本品を使用すると陽性となりますが、女性の内分泌的背景、例えば不規則な生理(月経)周期、短期LHサージ(12時間以内)などの原因で、まれに陽性とならないことがあります。
3.検査期間中、陽性が続く場合
早期に医師の診療を受けてください。妊娠、分娩後、流産後、胞状奇胎絨毛癌等の絨毛性疾患、人工妊娠中絶後、あるいは不妊治療のための薬剤投与、内分泌障害、閉経期などでは、排卵と無関係に、陽性が続く場合があります。
4.検査をし、その都度陽性を確認した上で適切な時期に性交しても6周期以上妊娠しない場合
妊娠しにくい原因は排卵に関する問題だけではありません。できればパートナーと一緒に医師に相談してください。但し30歳代後半以上の方、結婚後妊娠できない期間が長い方、早期の妊娠をご希望の方は早めに受診することをお勧めします。
LH等のホルモンを含む不妊治療薬を投与されている場合は、LHサージでなくても結果が陽性となることがあります。

クリアブルー排卵日予測テストの添付文書

PDFファイルを開く

※添付文書のPDFファイルは随時更新しておりますが、常に最新であるとは限りません。予めご了承ください。