三丸バイテックスNP乳剤

三丸バイテックスNP乳剤の基本情報

三丸バイテックスNP乳剤の概要

商品名 三丸バイテックスNP乳剤
薬のタイプ 外用 / 第2類
製造会社 サンケミファ
販売会社名 サンケミファ

三丸バイテックスNP乳剤の効果・効能

ハエ成虫、ハエ幼虫(ウジ)、蚊幼虫、ゴキブリ(油虫)、ノミ、ナンキンムシ、イエダニ、マダニの防除。

三丸バイテックスNP乳剤の構成成分

フェンチオン5.0%、フタルスリン0.5%

三丸バイテックスNP乳剤の用法・用量

目的に応じて水で希釈し、一般に害虫の生息又は発生場所に対して使用する。
1.ハエ・蚊成虫
1).直接噴霧:通常、10倍液を成虫に向けて適宜噴霧する。この際、過剰な使用を避ける。
2).残留噴霧:1m2につき10倍液50mLをハエや蚊のよく止まる天井や壁等の全面に、あらかじめ噴霧する。
2.ハエ幼虫(ウジ):1m2につき200倍液2Lを幼虫の発生場所に散布する。ゴミや堆肥の場合は、よく内部までしみ込むように、400倍に希釈して散布量を2倍とする。
3.ゴキブリ(油虫):1m2につき5倍液50mLの割合で重点的に、ゴキブリの潜み場所あるいはよくはい回る場所に残留塗布又は噴霧する。
4.ノミ、ナンキンムシ、イエダニ、マダニ:1m2につき5倍液50mLの割合で使用する。
5.屋外処理:蚊成虫の生息場所に1m2あたり200~400倍液50mLを噴霧する。
<用法・用量に関連する注意>
1.使用に際しての注意
1).定められた効能又は効果に従い、用法及び用量を厳守して使用すること。
2).薬剤によってアレルギー症状やかぶれなどを起こしやすい特異体質の人は、薬剤の処理作業には従事しないこと。
3).病人、特異体質者、妊婦、乳幼児などは、薬剤の影響のない場所に移動させること。
4).環境を汚染しないように乱用を避けること。また養殖池、井戸、地下水などを汚染する恐れのある場所、蜜蜂、蚕(桑)、水棲生物などに被害を及ぼす恐れのある場所では使用しないこと。
5).食品、食器、飼料、おもちゃ、寝具、衣類、愛玩動物、観賞魚、植物、貴重品、美術品、楽器、電気製品などはあらかじめ他へ移すか、あるいは格納し、薬剤がかからないようにすること。
6).保護具(長袖の作業衣、作業帽、保護メガネ、保護マスク、保護靴、ゴム手袋など)及び使用する機械器具は、あらかじめよく点検整備しておくこと。
7).使用に際しては、必要量だけを分取し、その都度使い切ること。
8).本剤と他の薬剤とをむやみに混合したり、加熱したりしないこと。
9).塗装面やプラスチック、石材、漆喰、白木などに薬剤が付着した場合は変色・変形する場合があるので、覆いなどの処置をして薬剤がかからないようにすること。
10).本剤は引火性があるので、火気のある場所では使用しないこと。また、電気火花が発生しそうなところでは電源を切ってから使用すること。
11).小分けするときは、食品用の容器や誤用の恐れのある容器に入れないこと。
2.使用中や使用後の注意
1).使用に際しては、保護具は必ず着用し、身体の露出部を少なくして薬剤を浴びないようにするとともに、できるだけ吸い込まないように注意すること。
2).屋内など通気の悪い場所での作業では、十分換気するよう配慮し、処理後は必ず換気をすること。
3).薬剤の調製、散布中は喫煙、飲食をしないこと。使用中又は使用後にトイレに行くときは、手や顔をよく洗ってから行くこと。
4).使用後は必ず手や指などを石けんと水でよく洗うこと。また、使用中薬剤が皮膚に付いたときは、直ちに石けんと水でよく洗うこと。万一、薬剤が口、目などに入ったときは、直ちに水でよく洗い流すこと。作業中に大量の薬剤を浴びた場合には、直ちに汚染した衣類を脱ぎ、シャワーを浴びるなどして体に付着した薬剤を洗い落とし、清潔な衣類に着替えること。また、必要に応じて医師の診療を受けること。
5).作業時の衣服は、他の衣服と区別して洗濯し、保護具も洗剤でよく洗うこと。希釈や薬剤処理に用いた機械器具類もよく洗うこと。
6).使用済みの空容器などは、石けん水でよく洗い、小児が手に触れないようにするとともに、他に転用しないこと。汚染した器物や洗浄液は作業現場から持ち帰り、河川、湖沼、下水道などの水系や、地下水を汚染する恐れのある場所には捨てないこと。

三丸バイテックスNP乳剤の添付文書

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