当芍参錠

当芍参錠の基本情報

当芍参錠の概要

商品名 当芍参錠
薬のタイプ 内服 / 第3類
製造会社 長倉製薬
販売会社名 長倉製薬

当芍参錠の特徴

〔起源〕
中国の古い医典“金匱要略”に「当帰芍薬散」として収載され、やや虚弱な
体質者の冷え症の漢方薬として昔から愛用されてきましたが、胃の弱い人の
中にはまれに胃がもたれることがありました。この胃もたれを防ぎ、
服用しやすくするために、原方の当帰芍薬散に、人参、桂皮、甘草を加味し、
錠剤に仕上げたものが、「当芍参錠」です。
〔当芍参錠の適合する人〕
筋肉が軟く、腕の力が弱い、胴が細長い、
顔の造作は細作り、指も首も細い方、声は小さい、
熱いものを好む、食事量は少ない人が多い。
以上のような体質の人に当芍参錠は適合します。
〔製品の特徴〕
この薬は、特有の味とにおいがある直系7.4mmの灰褐色の素錠です。

当芍参錠の効果・効能

下腹腰脚冷込み、血行不良、下腹痛み、腰痛、更年期障害、月経不順、頭痛、めまい、のぼせ、肩こり。

当芍参錠の構成成分

大人1日の服用量24錠中 (局)トウキ0.5g、(局)センキュウ0.3g、(局)シャクヤク1.0g、(局)タクシャ0.6g、(局)ビャクジュツ0.6g、(局)ブクリョウ0.6g、(局)ニンジン0.4g、(局)ケイヒ0.3g、(局)カンゾウ0.2g

当芍参錠の用法・用量

大人は1回に8錠ずつ、1日3回食前又は食間に、水又は白湯にて服用してください。
小児用量は、
14歳以下7歳まで:1回5錠。
6歳以下5歳まで:1回4錠。
また服用に際して、次のことに注意してください。
定められた用法、用量を厳守してください。
小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。

当芍参錠の主な副作用

1.次の人は服用前に医師または薬剤師に相談してください。
(1)医師の治療を受けている人
(2)体力の充実している人
(3)今までに薬により発疹発赤、かゆみ等を起こしたことがある人
2.次の場合は、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師または薬剤師に
  相談してください。
(1)服用後、次の症状が現れた場合
   〔関係部位〕   〔症  状〕
    消 化 器 : 食欲不振、胃部不快感
    皮   膚 : 発疹・発赤、かゆみ
(2)1ヶ月くらい服用しても症状が改善しない場合

当芍参錠の添付文書

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