麻杏よく甘湯エキス〔細粒〕61

麻杏よく甘湯エキス〔細粒〕61の基本情報

麻杏よく甘湯エキス〔細粒〕61の概要

商品名 麻杏よく甘湯エキス〔細粒〕61
薬のタイプ 内服 / 第2類
製造会社 松浦薬業
販売会社名 松浦薬業

麻杏よく甘湯エキス〔細粒〕61の特徴

本方は、「金匱要略」に収載され、筋肉や関節の痛みに使用される薬方です。汗をかいたあと風にあたったり、気温の低下や水にぬれるなどで、長い時間体を冷やしたために関節や筋肉が腫れて痛むものに効を奏します。

麻杏よく甘湯エキス〔細粒〕61の効果・効能

体力中等度なものの次の諸症:関節痛、神経痛、筋肉痛、いぼ、手足のあれ(手足の湿疹・手足の皮膚炎)。

麻杏よく甘湯エキス〔細粒〕61の構成成分

3包(6.0g)又は6.0g 〔マオウ2.0g、キョウニン1.5g、ヨクイニン5.0g、カンゾウ1.0g〕前記より製した麻杏よく甘湯水製エキス2.2g(乾燥物換算で約1.0gに相当)

麻杏よく甘湯エキス〔細粒〕61の用法・用量

次の量を食前又は食間に水又は温湯で服用してください。
(食間とは食後2~3時間を指します。)
分包剤
大人(15歳以上):1回1包。
15歳未満7歳以上:1回2/3包。
7歳未満4歳以上:1回1/2包。
4歳未満2歳以上:1回1/3包。
2歳未満:1回1/4包。
1日3回服用。
大入り剤
大人(15歳以上):1回2.0g。
15歳未満7歳以上:1回1.3g。
7歳未満4歳以上:1回1.0g。
4歳未満2歳以上:1回0.7g。
2歳未満:1回0.5g以下。
1日3回服用。
<用法・用量に関連する注意>
1.用法・用量を厳守してください。
2.小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
3.1歳未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、やむを得ない場合にのみ服用させてください。

麻杏よく甘湯エキス〔細粒〕61の主な副作用

1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(1)医師の治療を受けている人
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)
(4)胃腸の弱い人
(5)発汗傾向の著しい人
(6)高齢者
(7)次の症状のある人 むくみ、排尿困難
(8)次の診断を受けた人 高血圧、心臓病、腎臓病、甲状腺機能障害

2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(関係部位:症状)
 消化器:吐き気・嘔吐、食欲不振、胃部不快感

まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
(症状の名称:症状)
 偽アルドステロン症、ミオパチー:手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。

3.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

4.長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

麻杏よく甘湯エキス〔細粒〕61の添付文書

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