補中益気湯

補中益気湯の基本情報

補中益気湯の概要

商品名 補中益気湯
薬のタイプ 内服 / 第2類
製造会社 東洋漢方製薬
販売会社名 東洋漢方製薬

補中益気湯の特徴

本剤は、中国の金時代の四大家の一人李東垣の創方による補中益気湯に準拠して製造された煎薬用の紙パック剤です。

補中益気湯の効果・効能

元気がなく、胃腸の働きがおとろえて疲れやすいものの次の諸症:虚弱体質、疲労倦怠、病後の衰弱、食欲不振、ねあせ。

補中益気湯の構成成分

1包(1日量)21.0g中 (局)ニンジン4.0g、(局)ビャクジュツ4.0g、(局)オウギ3.0g、(局)トウキ3.0g、(局)タイソウ2.0g、(局)サイコ1.0g、(局)カンゾウ1.0g、(局)ショウキョウ0.5g、(局)ショウマ0.5g、(局)チンピ2.0g

補中益気湯の用法・用量

大人(15歳以上)は1包(1日量)につき水400mLを加え、あまり強くない火にかけ200mLに煮つめ、紙袋とともにかすを取り去り、食前1時間前又は食間空腹時に温服してください。
小人(15歳未満2歳以上)は同様に煎じて食間空腹時に服用してください。
大人(15歳以上):1包(1日量)煎じ液全量。
1日3~2回に分けて服用。
15歳未満7歳以上:1包(1日量)煎じ液2/3量。
7歳未満4歳以上:1包(1日量)煎じ液1/2量。
4歳未満2歳以上:1包(1日量)煎じ液1/3量。
1日3回に分けて服用。
2歳未満:服用しないこと。
<用法及び用量に関連する注意>
1.小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させること。
2.用法・用量を厳守すること。

補中益気湯の主な副作用

1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)高齢者。
(4)今までに薬などにより発疹発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
(5)次の症状のある人。:むくみ
(6)次の診断を受けた人。:高血圧、心臓病、腎臓病
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
関係部位・・・症状
皮膚・・・発疹・発赤、かゆみ
まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けること。
症状の名称・・・症状
間質性肺炎・・・階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。
アルドステロン症、ミオパチー・・・手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
肝機能障害・・・発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
3.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
4.長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること

補中益気湯の添付文書

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