防風通聖散料

防風通聖散料の基本情報

防風通聖散料の概要

商品名 防風通聖散料
薬のタイプ 内服 / 第2類
製造会社 東洋漢方製薬
販売会社名 東洋漢方製薬

防風通聖散料の特徴

本剤は、中国の金時代の四大家の一人劉宗素の創方による防風通聖散に準拠して製造された煎薬用の紙パック剤です。

防風通聖散料の効果・効能

腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなものの次の諸症:高血圧の随伴症状(どうき、肩こり、のぼせ)、肥満症むくみ便秘

防風通聖散料の構成成分

1包(1日量)30.2g中 (局)トウキ1.2g、(局)シャクヤク1.2g、(局)センキュウ1.2g、(局)サンシシ1.2g、(局)ショウキョウ0.4g、(局)ハマボウフウ1.2g、(局)マオウ1.2g、(局)ダイオウ1.5g、(局)乾燥硫酸ナトリウム1.5g、(局)ビャクジュツ2.0g、(局)キキョウ2.0g、(局)オウゴン2.0g、(局)カンゾウ2.0g、(局)セッコウ3.0g、(局)ハッカ1.2g、(局)レンギョウ1.2g、(局)ケイガイ1.2g、(局)カッセキ5.0g

防風通聖散料の用法・用量

1包(1日量)につき水400mLを加えあまり強くない火にかけ200mLに煮つめ、紙袋とともに煎じかすを取り去り、食前1時間前又は食間空腹時に温服してください。
大人(15歳以上):1包(1日量)煎じ液全量。
1日3~2回に分けて服用。
15歳未満:服用しないこと。

防風通聖散料の主な副作用

1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)。
(4)胃腸が弱く下痢しやすい人。
(5)発汗傾向の著しい人。
(6)高齢者。
(7)今までに薬などにより発疹発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
(8)次の症状のある人。:むくみ、排尿困難
(9)次の診断を受けた人。:高血圧、心臓病、腎臓病、甲状腺機能障害
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
関係部位・・・症状
皮膚・・・発疹・発赤、かゆみ
消化器・・・吐き気・嘔吐、食欲不振、胃部不快感、腹部膨満、はげしい腹痛を伴う下痢、腹痛
精神神経系・・・めまい
その他・・・発汗、動悸、むくみ、頭痛
まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けること。
症状の名称・・・症状
間質性肺炎・・・階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。
アルドステロン症、ミオパチー・・・手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
肝機能障害・・・発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
腸間膜静脈硬化症・・・長期服用により、腹痛、下痢、便秘、腹部膨満等が繰り返しあらわれる。
3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
下痢、便秘
4.1ヵ月位(便秘に服用する場合には1週間位)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
5.長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること

防風通聖散料の添付文書

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