通導散エキス細粒G「コタロー」 - 基本情報(効果・効能、用法・用量、副作用など) | MEDLEY(メドレー)
通導散エキス細粒G「コタロー」

通導散エキス細粒G「コタロー」の基本情報

通導散エキス細粒G「コタロー」の概要

商品名 通導散エキス細粒G「コタロー」
薬のタイプ 内服 / 第2類
製造会社 小太郎漢方製薬
販売会社名 小太郎漢方製薬

通導散エキス細粒G「コタロー」の特徴

通導散エキス細粒G「コタロー」は、漢方でいうお血の改善に用いる漢方薬です。
お血は一種の血液循環障害と考えられ、打撲や外傷に伴う内出血やうっ血もお血で、
慢性的な一種の体質としてお血がみられる場合もあります。
この場合、自律神経や内分泌系との関係も示唆されています。
顔が赤いとか、唇や歯ぐきが暗赤色を帯びているといったことが、
お血の目安となる場合もあります。
また、ほかに便秘傾向、下腹部を押すと圧迫感がある、更年期にみられるような
イライラ、不安などの精神症状、からだの各部の痛みや凝りも
一連のお血症状とみなされることがあります。
本剤はこれらの緩和に効果があります。

通導散エキス細粒G「コタロー」の効果・効能

体力中等度以上で、下腹部に圧痛があって便秘しがちなものの次の諸症:月経不順、月経痛、更年期障害、打ち身(打撲)、腰痛、便秘、高血圧の随伴症状(頭痛、めまい、肩こり)。

通導散エキス細粒G「コタロー」の構成成分

3包(9.6g)中 〔トウキ2.40g、ダイオウ2.40g、無水ボウショウ1.44g、キジツ2.40g、コウボク1.60g、チンピ1.60g、モクツウ1.60g、コウカ1.60g、ソボク1.60g、カンゾウ1.60g〕より抽出した水製エキス5.20g

通導散エキス細粒G「コタロー」の用法・用量

食前又は食間に服用してください。
食間とは、食後2~3時間を指します。
大人(15歳以上):1回1包又は3.2g。
15歳未満7歳以上:1回2/3包又は2.1g。
7歳未満4歳以上:1回1/2包又は1.6g。
4歳未満2歳以上:1回1/3包又は1.1g。
1日3回服用。
2歳未満:服用しないでください。
(大入り剤に添付のサジは、すり切り1杯で約0.6gです)
<用法・用量に関連する注意>
小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。

通導散エキス細粒G「コタロー」の主な副作用

1.次の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦または妊娠していると思われる人。
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)。
(4)胃腸が弱く下痢しやすい人。
(5)高齢者。
(6)次の症状のある人。
    むくみ
(7)次の診断を受けた人。
    高血圧、心臓病、腎臓病
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、
  直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

[関係部位]  [症状]
 消化器     はげしい腹痛を伴う下痢、腹痛

まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。
その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

[症状の名称]偽アルドステロン症、ミオパチー
[ 症 状 ]手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、
       筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。

3.服用後、次の症状があらわれることがありますので、このような症状の持続
  または増強が見られた場合には、服用を中止し、
  医師、薬剤師または登録販売者に相談してください
   下痢
4.1ヵ月位(便秘に服用する場合には5~6日間)
  服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、
  この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください
5.長期連用する場合には、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

通導散エキス細粒G「コタロー」の添付文書

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※添付文書のPDFファイルは随時更新しておりますが、常に最新であるとは限りません。予めご了承ください。