十全大補湯 - 基本情報(効果・効能、用法・用量、副作用など) | MEDLEY(メドレー)
十全大補湯

十全大補湯の基本情報

十全大補湯の概要

商品名 十全大補湯
薬のタイプ 内服 / 第2類
製造会社 東洋漢方製薬
販売会社名 東洋漢方製薬

十全大補湯の特徴

本剤は中国の宋時代(約1000年前)の古典「太平恵民和剤局方」に収載されている十全大補湯に準拠して製造された煎薬用の紙パック剤です。

十全大補湯の効果・効能

病後の体力低下、疲労倦怠、食欲不振、ねあせ、手足の冷え、貧血

十全大補湯の構成成分

1包(1日量)28.0g中 (局)ニンジン3.0g、(局)オウギ3.0g、(局)ビャクジュツ3.0g、(局)ブクリョウ3.0g、(局)トウキ3.0g、(局)シャクヤク3.0g、(局)ジオウ3.0g、(局)センキュウ3.0g、(局)ケイヒ3.0g、(局)カンゾウ1.0g

十全大補湯の用法・用量

1包(1日量)につき水400mLを加えあまり強くない火にかけ200mLに煮つめ、紙袋とともに煎じかすを取り去り、大人(15歳以上)は、食前1時間前又は食間空腹時に温服してください。
小人(15歳未満4歳以上)は、食間空腹時に温服してください。
大人(15歳以上):1包(1日量)煎じ液全量。
1日3~2回に分けて服用。
15歳未満7歳以上:1包(1日量)煎じ液2/3量。
7歳未満4歳以上:1包(1日量)煎じ液1/2量。
1日3回に分けて服用。
4歳未満:服用しないこと。
<用法・用量に関連する注意>
1.小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させること。
2.用法・用量を厳守すること。

十全大補湯の主な副作用

1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
 (1)医師の治療を受けている人。
 (2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
 (3)胃腸の弱い人。
 (4)高齢者。
 (5)今までに薬などにより発疹発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
 (6)次の症状のある人。:むくみ
 (7)次の診断を受けた人。:高血圧、心臓病、腎臓病
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
   〔関係部位〕   〔症  状〕
    皮 ふ   : 発疹・発赤、かゆみ
    消化器   : 胃部不快感
  まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けること。
 〔症状の名称〕偽アルドステロン症、ミオパチー
 〔症   状〕手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、
        筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。

 〔症状の名称〕肝機能障害
 〔症   状〕発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、
        全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。

3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
  下痢
4.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
5.長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること

十全大補湯の添付文書

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※添付文書のPDFファイルは随時更新しておりますが、常に最新であるとは限りません。予めご了承ください。