柴胡加龍骨牡蛎湯

柴胡加龍骨牡蛎湯の基本情報

柴胡加龍骨牡蛎湯の概要

商品名 柴胡加龍骨牡蛎湯
薬のタイプ 内服 / 第2類
製造会社 東洋漢方製薬
販売会社名 東洋漢方製薬

柴胡加龍骨牡蛎湯の特徴

本剤は、漢方の古典「傷寒論」に収載されている柴胡加竜骨牡蛎湯に準拠して製造された煎薬用の紙パック剤です。

柴胡加龍骨牡蛎湯の効果・効能

精神不安があって、動悸、不眠などを伴う次の諸症:高血圧の随伴症状(どうき、不安、不眠)、神経症、更年期神経症、小児の夜なき。

柴胡加龍骨牡蛎湯の構成成分

1包(1日量)29.5g中 (局)サイコ5.0g、(局)ハンゲ4.0g、(局)ブクリョウ3.0g、(局)ケイヒ3.0g、(局)オウゴン2.5g、(局)タイソウ2.5g、(局)チクセツニンジン2.5g、(局)ボレイ2.5g、(局)ショウキョウ1.0g、(局)ダイオウ1.0g、(局)リュウコツ2.5g

柴胡加龍骨牡蛎湯の用法・用量

大人(15歳以上)は1包(1日量)につき水400mLを加えあまり強くない火にかけ200mLに煮つめ、紙袋とともに煎じかすを取り去り、食前1時間前又は食間空腹時に温服してください。
小人(15歳未満4歳以上)は同様に煎じて食間空腹時に温服してください。
大人(15歳以上):1包(1日量)煎じ液全量。
1日3~2回に分けて服用。
15歳未満7歳以上:1包(1日量)煎じ液2/3量。
7歳未満4歳以上:1包(1日量)煎じ液1/2量。
1日3回に分けて服用。
4歳未満:服用しないこと。
<用法・用量に関連する注意>
1.小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させること。
2.定められた用法・用量を厳守すること。

柴胡加龍骨牡蛎湯の主な副作用

1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
 (1)医師の治療を受けている人。
 (2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
 (3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)。
 (4)胃腸が弱く下痢しやすい人。
 (5)今までに薬などにより発疹発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
   〔関係部位〕   〔症  状〕
    皮 膚   : 発疹・発赤、かゆみ
    消化器   : はげしい腹痛を伴う下痢、腹痛
  まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けること。
 〔症状の名称〕間質性肺炎
 〔症   状〕階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しく
        なる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続
        したりする。

 〔症状の名称〕肝機能障害
 〔症   状〕発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、
        全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。

3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
   軟便、下痢
4.1ヵ月位(小児夜泣き、便秘に服用する場合には1週間位)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること

柴胡加龍骨牡蛎湯の添付文書

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