加味逍遙散エキス細粒「分包」三和生薬

加味逍遙散エキス細粒「分包」三和生薬の基本情報

加味逍遙散エキス細粒「分包」三和生薬の概要

商品名 加味逍遙散エキス細粒「分包」三和生薬
薬のタイプ 内服 / 第2類
製造会社 三和生薬
販売会社名 湧永製薬

加味逍遙散エキス細粒「分包」三和生薬の特徴

 加味逍遙散は、中国宋時代に著された「和剤局方(わざいきょくほう)」に収載されている漢方処方で、
体力中等度以下で、のぼせ感があり、肩がこり、疲れやすく、精神不安やいらだちなどの精神神経症状、
ときに便秘の傾向がある場合の、冷え症、虚弱体質、月経不順、月経困難、更年期障害、血の道症、
不眠症に用いられます。
 加味逍遙散エキス細粒「分包」三和生薬は、加味逍遙散をエキス化し、服用しやすい細粒にした製品です。

加味逍遙散エキス細粒「分包」三和生薬の効果・効能

体力中等度以下で、のぼせ感があり、肩がこり、疲れやすく、精神不安やいらだちなどの精神神経症状、ときに便秘の傾向のあるものの次の諸症:冷え症、虚弱体質、月経不順、月経困難、更年期障害、血の道症、不眠症。

加味逍遙散エキス細粒「分包」三和生薬の構成成分

3包(6g)中 加味逍遙散エキス(3/5量)2.1g〔トウキ1.8g、ブクリョウ1.8g、ボタンピ1.2g、ハッカ0.6g、シャクヤク1.8g、サイコ1.8g、サンシシ1.2g、ビャクジュツ1.8g、カンゾウ1.2g、ショウキョウ0.6g〕

加味逍遙散エキス細粒「分包」三和生薬の用法・用量

1回次記量を食前又は食間に水又はお湯と一緒に服用してください。
大人(15歳以上):1回1包。
1日3回服用。
15歳未満:服用させないでください。
食間とは、「食事と食事の間」という意味です。
食事のあと2時間ぐらいたったところで服用してください。

加味逍遙散エキス細粒「分包」三和生薬の主な副作用

1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
  (1)医師の治療を受けている人。
  (2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
  (3)胃腸の弱い人。
  (4)高齢者。
  (5)今までに薬により発疹発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
  (6)次の症状のある人。  むくみ
  (7)次の診断を受けた人。 高血圧、心臓病、腎臓病

2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、
  この説明文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
    〔関係部位〕 皮膚   
    〔症  状〕  発疹・発赤、かゆみ
    〔関係部位〕 消化器   
    〔症  状〕  吐き気・嘔吐、食欲不振、胃部不快感

   まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
    〔症状の名称〕 偽アルドステロン症、ミオパチー
    〔症   状〕  手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、
              徐々に強くなる。
    〔症状の名称〕 肝機能障害
    〔症   状〕  発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、
              食欲不振等があらわれる。
    〔症状の名称〕 腸間膜静脈硬化症
    〔症   状〕  長期服用により、腹痛、下痢、便秘腹部膨満等が繰り返しあらわれる。

3.服用後、次の症状があらわれることがありますので、このような症状の持続又は増強が
  見られた場合には、服用を中止し、この説明文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
    下痢

4.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この説明文書を持って医師、
  薬剤師又は登録販売者に相談してください。

5.長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

加味逍遙散エキス細粒「分包」三和生薬の添付文書

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