JPS乙字湯エキス錠N

JPS乙字湯エキス錠Nの基本情報

JPS乙字湯エキス錠Nの概要

商品名 JPS乙字湯エキス錠N
薬のタイプ 内服 / 第2類
製造会社 ジェーピーエス製薬
販売会社名 ジェーピーエス製薬

JPS乙字湯エキス錠Nの特徴

漢方製剤

乙字湯は比較的体力があり、便が硬く便秘傾向の方のいぼ痔、きれ痔、軽度の脱肛などを改善します。肛門の炎症を鎮め、便をやわらかくする働きがあります。
本剤は漢方処方である乙字湯の生薬を抽出し、乾燥エキスとした後、服用しやすい錠剤としました。

JPS乙字湯エキス錠Nの効果・効能

体力中等度以上で、大便がかたく、便秘傾向のあるものの次の諸症:痔核いぼ痔)、きれ痔、便秘、軽度の脱肛

JPS乙字湯エキス錠Nの構成成分

12錠中 乙字湯エキス(3/5量)1.92g〔(局)トウキ3.6g、(局)オウゴン1.8g、(局)ショウマ0.9g、(局)サイコ3.0g、(局)カンゾウ1.2g、(局)ダイオウ0.6g 前記生薬量に相当〕

JPS乙字湯エキス錠Nの用法・用量

次の量を食前又は食間に水又はお湯にて服用してください。
成人(15歳以上):1回4錠。
7歳以上15歳未満:1回3錠。
5歳以上7歳未満:1回2錠。
1日3回服用。
5歳未満:服用しないこと。
<用法・用量に関連する注意>
1.小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
2.食間とは食後2~3時間を指します。

JPS乙字湯エキス錠Nの主な副作用

1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)。
(4)胃腸が弱く下痢しやすい人。
(5)高齢者。
(6)今までに薬などにより発疹発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
(7)次の症状のある人。むくみ
(8)次の診断を受けた人。高血圧、心臓病、腎臓病
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この添付文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
関係部位・・・症状
皮膚・・・発疹・発赤、かゆみ
消化器・・・吐き気・嘔吐、食欲不振、はげしい腹痛を伴う下痢、腹痛
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
症状の名称・・・症状
間質性肺炎・・・階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。
アルドステロン症、ミオパチー・・・手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
肝機能障害・・・発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
3.服用後、次の症状があらわれることがありますので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この添付文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
下痢
4.1ヵ月位(きれ痔、便秘に服用する場合には5~6日間)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この添付文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
5.長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください

JPS乙字湯エキス錠Nの添付文書

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