乙字湯エキス錠クラシエ

乙字湯エキス錠クラシエの基本情報

乙字湯エキス錠クラシエの概要

商品名 乙字湯エキス錠クラシエ
薬のタイプ 内服 / 第2類
製造会社 クラシエ製薬
販売会社名 クラシエ薬品

乙字湯エキス錠クラシエの特徴

●「乙字湯」は、江戸時代に著名な医学者の原南陽が「ぢ疾」専門の漢方処方として創製し、その後、処方内容を改良して今日まで広く使用されている薬方です。いぼ痔、きれ痔、便秘に効果があります。
●穏やかな排便作用により、便通を整えます。
●体力中等度以上で、大便がかたく、便秘傾向の方の痔核、きれ痔や軽度の脱肛に効果があります。

乙字湯エキス錠クラシエの効果・効能

体力中等度以上で、大便がかたく、便秘傾向のあるものの次の諸症:痔核いぼ痔)、きれ痔、便秘、軽度の脱肛

乙字湯エキス錠クラシエの構成成分

成人1日の服用量12錠(1錠400mg)中 乙字湯エキス(1/2量)2070mg〔トウキ3.0g、サイコ2.5g、オウゴン1.5g、カンゾウ1.0g、ショウマ0.75g、ダイオウ0.5g より抽出〕 <成分に関連する注意> 本剤は天然物(生薬)のエキスを用いていますので、錠剤の色が多少異なることがあります。

乙字湯エキス錠クラシエの用法・用量

次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。
成人(15歳以上):1回4錠。
15歳未満7歳以上:1回3錠。
7歳未満5歳以上:1回2錠。
1日3回服用。
5歳未満:服用しないこと。
<用法・用量に関連する注意>
小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。

乙字湯エキス錠クラシエの主な副作用

1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
(1)医師の治療を受けている人
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)
(4)胃腸が弱く下痢しやすい人
(5)高齢者
(6)今までに薬などにより発疹発赤、かゆみ等を起こしたことがある人
(7)次の症状のある人
むくみ
(8)次の診断を受けた人
高血圧、心臓病、腎臓病
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
関係部位・・・症状
皮膚・・・発疹・発赤、かゆみ
消化器・・・吐き気・嘔吐、食欲不振、はげしい腹痛を伴う下痢、腹痛
まれに下記の重篤な症状が起こることがある。
その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
症状の名称・・・症状
間質性肺炎・・・階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。
アルドステロン症、ミオパチー・・・手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
肝機能障害・・・発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
下痢
4.1ヵ月位(きれ痔、便秘に服用する場合には5~6日間)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
5.長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください

乙字湯エキス錠クラシエの添付文書

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※添付文書のPDFファイルは随時更新しておりますが、常に最新であるとは限りません。予めご了承ください。