メディトリートクリーム

メディトリートクリームの基本情報

メディトリートクリームの概要

商品名 メディトリートクリーム
薬のタイプ 外用 / 第1類
製造会社 大正製薬
販売会社名 大正製薬

メディトリートクリームの特徴

◆メディトリートクリームは、ミコナゾール硝酸塩を主成分とした外陰用の治療薬です。
◆ミコナゾール硝酸塩は、腟カンジダの原因であるカンジダ菌を殺菌し、腟カンジダによる諸症状を改善します。
◆メディトリートクリームは、腟カンジダの再発による、発疹を伴う外陰部のかゆみに効果を発揮します。

メディトリートクリームの効果・効能

カンジダの再発による、発疹を伴う外陰部のかゆみ(過去に医師の診断・治療を受けた方に限る)。 但し、腟症状(おりもの、熱感等)を伴う場合は、必ず腟剤(腟に挿入する薬)を併用してください。 <注意> 本剤はカンジダによる外陰部の症状を改善しますが、腟内の治療を行うものではありません。

メディトリートクリームの構成成分

1g中 ミコナゾール硝酸塩10mg

メディトリートクリームの用法・用量

成人(15歳以上60歳未満)、1日2~3回、適量を患部に塗布してください。
但し、3日間使用しても症状の改善がみられないか、6日間使用しても症状が消失しない場合は、医師の診療を受けてください。
1.外陰部症状のみの場合:本剤を使用してください。
腟剤(腟に挿入する薬)との併用が望まれます。
2.腟症状(おりもの、熱感等)を伴う場合:本剤に腟剤(腟に挿入する薬)を併用してください。
<注意>
1.定められた用法・用量を厳守してください。
2.目に入らないように注意してください。万一、目に入った場合には、すぐに水又はぬるま湯で洗い、直ちに眼科医の診療を受けてください。
3.腟周辺(外陰)にのみ使用してください。
4.使用前後によく手を洗ってください。
5.生理中の使用は避け、使用中に生理になった場合は本剤の使用を中止してください。その場合は治癒等の確認が必要であることから医師の診療を受けてください。(生理中は薬剤が流され、効果が十分得られない場合があります)
ご使用の前に入浴するか、ぬるま湯で患部を清潔にし、使用してください。

メディトリートクリームの主な副作用

①次の人は使用前に医師又は薬剤師に相談してください
(1)医師の治療を受けている人。(医師から処方されている薬に影響したり、本剤と同じ薬を使用している可能性もあります)
(2)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。(薬などでアレルギーを起こした人は、本剤でも起こる可能性があります)
(3)授乳中の人。(薬の使用には慎重を期す必要があります)
②使用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、使用を中止し、この説明書を持って医師又は薬剤師に相談してください
   〔関係部位〕      〔症  状〕
 腟周辺の皮膚(外陰) : かゆみ、発疹発赤かぶれ、熱感、びらん、刺激感、
              小水疱、はれ、乾燥・亀裂、落屑
 (本剤によるアレルギー症状であるか、本剤の薬理作用が強くあらわれたものであると考えられ、このような場合、同じ薬を続けて使用すると症状がさらに悪化する可能性があります)
③3日間使用しても症状の改善がみられない場合又は6日間使用しても症状が消失しない場合は、医師の診療を受けてください。特に、クリーム単独使用の場合は、自己判断で治療をすることなく医師の診療を受けてください。(症状が重いか他の疾病による可能性があります)

メディトリートクリームの添付文書

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※添付文書のPDFファイルは随時更新しておりますが、常に最新であるとは限りません。予めご了承ください。