トリブラサイム

トリブラサイムの基本情報

トリブラサイムの概要

商品名 トリブラサイム
薬のタイプ 内服 / 指定第2類
製造会社 日野薬品工業
販売会社名 大木製薬

トリブラサイムの特徴

交通機関の発達とともに、どうしても乗物に乗らなければならない機会が増えています。しかし乗物酔いの苦しみを知っている人にとっては、自動車や船に乗ると聞いただけで、「気分が悪くなったらどうしよう」とまず考えるものです。また普段は自分で車の運転をする人でも、他人の車に乗れば、気分が悪くなることもあります。
トリブラサイムは、このような乗物酔いに対して開発された医薬品です。また、めまいや吐き気、頭痛の予防になるように適量の成分が配合されています。
日常生活において、目や耳に感じた感覚は頭の大脳皮質に神経の刺激として伝わり、気分が悪くなったり、嘔吐などの症状を起こさせます。
トリブラサイムに含まれているブロモバレリル尿素は、脳や嘔吐中枢の神経を強力に抑える(鎮める)働き、つまり、鎮静作用をもった医薬品です。抗ヒスタミン剤のクロルフェニラミンマレイン酸塩は、中枢神経抑制作用のあるブロモバレリル尿素と同時に服用することにより、ブロモバレリル尿素の効き目を更に高める働きがあります。

トリブラサイムの効果・効能

乗物酔いによるめまい・吐き気・頭痛の予防及び緩和。

トリブラサイムの構成成分

1日量(1錠)中 ブロモバレリル尿素150mg、クロルフェニラミンマレイン酸塩2mg

トリブラサイムの用法・用量

15歳以上:1日1回1錠を服用してください。
但し、乗物酔いの予防には、乗車船30分前に服用してください。
<用法及び用量に関連する注意>
本剤は、15歳未満の小児に服用させないでください。

トリブラサイムの主な副作用

1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(4)次の症状のある人。排尿困難
(5)次の診断を受けた人。緑内障
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
関係部位・・・症状
皮膚・・・発疹発赤、かゆみ
泌尿器・・・排尿困難
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
症状の名称・・・症状
再生不良性貧血・・・青あざ、鼻血、歯ぐきの出血、発熱、皮膚や粘膜が青白くみえる、疲労感、動悸、息切れ、気分が悪くなりくらっとする、血尿等があらわれる。
無顆粒球症・・・突然の高熱、さむけ、のどの痛み等があらわれる。
3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
口のかわき、眠気

トリブラサイムの添付文書

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※添付文書のPDFファイルは随時更新しておりますが、常に最新であるとは限りません。予めご了承ください。