ナロンメディカル

ナロンメディカルの基本情報

ナロンメディカルの概要

商品名 ナロンメディカル
薬のタイプ 内服 / 指定第2類
製造会社 大正製薬
販売会社名 大正製薬

ナロンメディカルの特徴

◆ナロンメディカルは、痛みの原因となる物質プロスタグランジンの生成をすばやく抑えるイブプロフェンを、1日最大600mg服用できる解熱鎮痛薬で、15種類の痛みに速くよく効きます。
◆カフェインフリーで、飲みやすい小粒の錠剤です。

ナロンメディカルの効果・効能

肩こり痛・頭痛・腰痛・関節痛・神経痛・月経痛(生理痛)・咽喉痛・筋肉痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛・耳痛・歯痛・抜歯後の疼痛の鎮痛。 発熱・悪寒時の解熱。

ナロンメディカルの構成成分

2錠中 イブプロフェン200mg

ナロンメディカルの用法・用量

症状が現れた時、次の量をなるべく空腹時をさけて水又はぬるま湯で服用してください。
成人(15歳以上):1回2錠。
1日2回服用まで。
但し、再度症状が現れた場合には3回目を服用できます。
服用間隔は4時間以上おいてください。
15歳未満:服用しないこと。
<注意>
1.定められた用法・用量を厳守してください。
2.錠剤の取り出し方
添付文書図のように錠剤の入っているPTPシートの凸部を指先で強く押して裏面のアルミ箔を破り、取り出して服用してください。(誤ってそのまま飲み込んだりすると食道粘膜に突き刺さる等思わぬ事故につながります)

ナロンメディカルの主な副作用

①次の人は服用前に医師、歯科医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
 (1)医師又は歯科医師の治療を受けている人又は次の医薬品を服用している人。
    クマリン系抗凝血剤(ワルファリン)、アスピリン製剤(抗血小板剤として投与している場合)、リチウム製剤(炭酸リチウム)、チアジド系利尿薬(ヒドロクロロチアジド)、ループ利尿薬(フロセミド)、タクロリムス水和物、ニューキノロン系抗菌剤(エノキサシン水和物等)、メトトレキサート、コレスチラミン
 (2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
 (3)授乳中の人。
 (4)高齢者。
    (一般に高齢者は、生理機能が低下していることがあるため、副作用があらわれやすい)
 (5)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
 (6)次の診断を受けた人又はその病気にかかったことがある人。
    胃・十二指腸潰瘍、血液の病気、肝臓病、腎臓病、心臓病、高血圧、気管支ぜんそく(気管支ぜんそくを誘発することがあります)、全身性エリテマトーデス(腎障害等のこの病気の症状が悪化したり、無菌性髄膜炎があらわれることがあります)、混合性結合組織病(無菌性髄膜炎があらわれることがあります)、潰瘍性大腸炎クローン病(症状が悪化したとの報告があります)
②服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
   〔関係部位〕   〔症  状〕
    皮膚    : 発疹発赤、かゆみ
    消化器   : 吐き気・嘔吐、食欲不振、胃痛、胃部不快感、胸やけ、腹
            痛、口内炎
    精神神経系 : めまい、眠気、不眠、気分がふさぐ
    その他   : 目のかすみ、耳なり、動悸むくみ
 まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。
 その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
 〔症状の名称〕ショックアナフィラキシー
 〔症   状〕服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、
        のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。

 〔症状の名称〕血液障害
 〔症   状〕青あざができやすい、突然の高熱、さむけ、のどの痛み、出血しや
        すい(歯茎の出血、鼻血等)、血が止まりにくい等があらわれる。

 〔症状の名称〕消化器障害
 〔症   状〕便が黒くなる、吐血血便、粘血便(血液・粘液・の混じった軟
        便)等があらわれる。

 〔症状の名称〕皮膚粘膜眼症候群スティーブンス・ジョンソン症候群)、
        中毒性表皮壊死融解症
 〔症   状〕高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み、皮膚の広範囲
        の発疹・発赤等が持続したり、急激に悪化する。

 〔症状の名称〕腎障害
 〔症   状〕発熱、発疹、尿量の減少、全身のむくみ、全身のだるさ、関節痛
        (節々が痛む)、下痢等があらわれる。

 〔症状の名称〕無菌性髄膜炎
 〔症   状〕首すじのつっぱりを伴った激しい頭痛、発熱、吐き気・嘔吐等があ
        らわれる。(このような症状は、特に全身性エリテマトーデス又は
        混合性結合組織病の治療を受けている人で多く報告されている。)

 〔症状の名称〕肝機能障害
 〔症   状〕発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、
        全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。

 〔症状の名称〕ぜんそく
 〔症   状〕息をするときゼーゼー、ヒューヒューと鳴る、息苦しい等があらわ
        れる。

③服用後、体温が平熱より低くなる、力が出ない(虚脱)、手足が冷たくなる(四肢冷却)などの症状があらわれることがあります。その場合は、直ちに服用を中止し、毛布等で保温し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
④服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師、又は登録販売者に相談してください
 便秘、下痢、口のかわき
⑤3~4回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この説明書を持って医師、歯科医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください

ナロンメディカルの添付文書

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※添付文書のPDFファイルは随時更新しておりますが、常に最新であるとは限りません。予めご了承ください。