チェックワンデジタル

チェックワンデジタルの基本情報

チェックワンデジタルの概要

商品名 チェックワンデジタル
薬のタイプ 外用 / 第2類
製造会社 アラクス
販売会社名 アラクス

チェックワンデジタルの効果・効能

尿中のヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)の検出(妊娠の検査)。

チェックワンデジタルの構成成分

チェックスティック1本中 マウスモノクローナル抗α-hCG抗体結合青色ラテックス粒子65.6μg、ウサギポリクローナルIgG結合青色ラテックス粒子15.1μg、マウスモノクローナル抗β-hCG抗体1.08μg、ヤギポリクローナル抗ウサギIgG抗体0.36μg

チェックワンデジタルの用法・用量

<検査ができる時期>
生理予定日の約1週間後から検査することができます。
<検査に使う尿は>
検査に使う尿は1日のうち、どの時間の尿でも検査できます。
【検査のしかた】
チェックワンデジタルは、検査直前に「チェックスティック」を「リーダー」にセットして使います。
「チェックスティック」は、必ず同じ箱に入っている「リーダー」とともに使用してください。
他の箱の「チェックスティック」は使用できません。
この「リーダー」で使用できる「チェックスティック」の詰め替え品(レフィル)は販売していません。
1.検査の準備(→補助説明書図1)
朝・昼・夜いつの尿でも検査可能です。
検査直前にアルミ袋から「チェックスティック」を取り出し、キャップをはずしてください。
2.検査キットの組み立て(→補助説明書図2)
「チェックスティック」と「リーダー」上の青色の三角矢印をさがします。
青色の三角矢印を一直線上に並べます。
「チェックスティック」を「リーダー」に“カチッ”と音がするところまでセットします。
「セットOK表示」を確認したらすぐに検査します。
「セットOK表示」が表示されるまで、検査しないでください。
「セットOK表示」が表示されない場合は、Ejectボタンを押して「チェックスティック」を取り出し、もう一度セットし直してください。
それでもまだ「セットOK表示」が表示されない場合は、補助説明書<エラー表示一覧>【D】をご覧ください。
セット完了後は、検査結果が表示されるまでEjectボタンを押さないでください。(エラー表示が現れた場合を除く)
3.検査する(→補助説明書図3)
「リーダー」を下に向け、「チェックスティック」の尿吸収体全体に直接尿を5~7秒間かけてください。
このとき、「リーダー」を濡らさないように気をつけてください。
紙コップ等を使用する場合は乾いた清潔なものを用い、尿吸収体全体が浸るように15秒間、尿につけてください。
4.待つ(検査中)(→補助説明書図4)
かけ終わったらキャップをして尿吸収体を下に向けて持つか、水平なところに置いてください。
20~30秒後に「セットOK表示」が点滅し始め、検査中であることを知らせます。
+、-の結果が表示されるまでEjectボタンを押さないでください。
「セットOK表示」が点滅しなかった場合は、補助説明書<エラー表示一覧>【B】をご覧ください。
5.結果をみる
1~3分でディスプレイに判定結果が表示されます。
判定結果は1時間ディスプレイに表示されます。
結果が表示されたらEjectボタンを押して、「チェックスティック」を取りはずしてもかまいません。
<続けて再検査をするには>
「リーダー」のディスプレイに結果が表示されている、又はエラー表示が表示されているときは続けて検査できません。
判定結果は1時間、エラー表示は30分間表示されます。
続けて再検査をする前に、多量の水分を摂らないでください。
デジタル表示がすべて消えて「リーダー」が使えるようになったら、新しい「チェックスティック」を使って、もう一度【検査のしかた】1.検査の準備から操作を行ってください。
【判定のしかた】
ディスプレイの表示を見て判定してください。
【陽性】「+」が表示された場合(→補助説明書図5-1)
妊娠反応が認められました。妊娠している可能性があります。できるだけ早く医師の診断を受けてください。
【陰性】「-」が表示された場合(→補助説明書図5-2)
今回の検査では妊娠反応は認められませんでした。しかし、その後生理が始まらない場合は、再検査をするか、又は医師に相談してください。
判定結果は1時間ディスプレイに表示されます。
判定結果を確認したら、Ejectボタンを押して「チェックスティック」をはずしていただいてもかまいません。
「リーダー」のディスプレイに現れた表示を見て判定し、「チェックスティック」に現れた線で判定しないでください。
使用済みの「チェックスティック」を再度差し込まないでください。
エラー表示が表示されている場合は、補助説明書<エラー表示一覧>をご覧ください。
【使用に際して、次のことに注意してください。】
<採尿に関する注意>
にごりのひどい尿や異物や血が混じった尿は、検査に使用しないでください。
<検査時期に関する注意>
生理予定日の思い違いなどで、検査時期を間違えないよう注意してください。
<操作手順に関する注意>
操作は、定められた手順に従って正しく行ってください。
検査キットの組み立て後、ディスプレイに「セットOK表示」が現れるまで検査を始めないでください。
「セットOK表示」が現れない場合は「チェックスティック」が正しくセットされていません。「チェックスティック」をもう一度正しくセットし直してください。
「リーダー」に内蔵してあるボタン型電池を一度はずしてしまうと、その後「リーダー」が使用できなくなります。廃棄以外の目的でボタン型電池をはずさないでください。
電池交換はできません。
<判定に関する注意>
判定はディスプレイを見て行ってください。
判定の際は、次のことに注意してください。
検査開始後、「セットOK表示」が点滅し、検査が行われていることを確認してください。
「セットOK表示」が消え、ディスプレイに判定結果が表示される前に判定しないでください。
約1分で判定結果が表示される場合もあります。
妊娠以外にも、次のような場合、結果が陽性となることがあります。
閉経期の場合
hCG産生腫瘍の場合(絨毛上皮腫など)
性腺刺激ホルモン剤などの投与を受けている場合
高度の糖尿、蛋白尿血尿などの場合
予定した生理がないときでも、次のような場合、結果が陰性となることがあります。
生理の周期が不規則な場合
使用者の思い違いにより日数計算を間違えた場合
妊娠の初期で尿中hCG量が充分でない場合
異常妊娠の場合(子宮外妊娠など)
胎児異常の場合(胎内死亡、稽留流産など)
胞状奇胎などにより大量のhCGが分泌された場合(測定範囲の上限250,000IU/L以上のhCGでは抗原過剰により地帯現象が認められる場合があります)

チェックワンデジタルの添付文書

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※添付文書のPDFファイルは随時更新しておりますが、常に最新であるとは限りません。予めご了承ください。