処方薬
ビジクリア配合錠
先発
ビジクリア配合錠の基本情報
ビジクリア配合錠の概要
商品名 | ビジクリア配合錠 |
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一般名 | リン酸二水素ナトリウム一水和物・無水リン酸水素二ナトリウム錠 |
薬価・規格 | 53.5円 (1錠) |
薬の形状 |
内用薬 > 錠剤 > 錠
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製造会社 | ゼリア新薬 |
YJコード | 7990101F1035 |
レセプト電算コード | 621783701 |
識別コード | ZP55 |
ビジクリア配合錠の主な効果と作用
- 検査前の排便に用いるお薬です。
- 腸内に水分を貯留させて便をやわらかくし、増やす働きにより、腸内を洗浄します。
ビジクリア配合錠の用途
ビジクリア配合錠の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
悪心、血清ビリルビン上昇、AST上昇、血清カリウム低下、血清リン低下、トリグリセリド上昇、腹部膨満感、心電図変化、T波逆転、直接ビリルビン上昇、ALT上昇
起こる可能性のある重大な副作用
急性腎障害、急性リン酸腎症、腎石灰沈着症、低カルシウム血症、テタニー、しびれ、ピリピリ感、筋力低下、意識障害、低ナトリウム血症、嘔吐、けいれん
上記以外の副作用
γ-GTP上昇、LDH上昇、Al-P上昇、BUN上昇、尿蛋白陽性、血清クレアチニン上昇、白血球数減少、白血球数増加、血清リン上昇、血清カルシウム低下、血清カリウム上昇、血清ナトリウム上昇、血清クロール上昇、尿酸上昇、コレステロール上昇、頭痛、感覚減退、倦怠感、尿糖陽性、口渇、過敏症、発疹、肛門不快感、腹痛、心室性期外収縮、T波振幅減少、血清カルシウム上昇、めまい、さむけ、気分不快、脱力感
ビジクリア配合錠の用法・用量
- 通常、成人には大腸内視鏡検査開始の4~6時間前から本剤を1回あたり5錠ずつ、約200mLの水とともに15分毎に計10回(計50錠)経口投与する
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 大腸内視鏡検査前日の夕食は翌日の経口投与開始12時間前までに終了させ、夕食後は、大腸内視鏡検査終了まで絶食(水分[水、お茶等]摂取のみ可)とする
- 7.2. 本剤の服用に要する時間は、2時間30分である
- また、本剤は排泄液の状態で服用継続の可否を判断するのではなく、用法・用量に従い、規定用量を服用すること
- 7.3. 海外で類薬の投与により、著明な体液移動、高度電解質異常、及び不整脈をきたし死亡に至ったとの報告がある(このような所見は、腎不全又は腸管穿孔を有する症例の他、誤用又は過量投与の症例で認められているので本剤の投与の際には用法・用量を遵守すること)
- 7.4. 高齢者に投与する際には、1回あたりの5錠を小分けし、15分間をかけて約200mLの水で投与すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ビジクリア配合錠の使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
ビジクリア配合錠の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
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腎血流量に影響を及ぼす薬剤使用中 | 急性腎障害、急性リン酸腎症、腎石灰沈着症、永続的腎機能障害、透析が必要 |
腎機能に影響を及ぼす薬剤使用中 | 急性腎障害、急性リン酸腎症、腎石灰沈着症、永続的腎機能障害、透析が必要 |
利尿剤 | 急性腎障害、急性リン酸腎症、腎石灰沈着症、永続的腎機能障害、透析が必要 |
ACE阻害剤 | 急性腎障害、急性リン酸腎症、腎石灰沈着症、永続的腎機能障害、透析が必要 |
アンジオテンシン2受容体拮抗剤 | 急性腎障害、急性リン酸腎症、腎石灰沈着症、永続的腎機能障害、透析が必要 |
非ステロイド系抗炎症剤 | 急性腎障害、急性リン酸腎症、腎石灰沈着症、永続的腎機能障害、透析が必要 |
電解質異常を引き起こすことが知られている薬剤投与中 | QT延長、電解質異常、低カリウム血症、低カルシウム血症 |
低カリウム血症を起こす恐れがある薬剤 | QT延長、電解質異常、低カリウム血症、低カルシウム血症 |
インスリン製剤 | QT延長、電解質異常、低カリウム血症、低カルシウム血症 |
β-刺激剤 | QT延長、電解質異常、低カリウム血症、低カルシウム血症 |
副腎皮質ホルモン剤 | QT延長、電解質異常、低カリウム血症、低カルシウム血症 |
ループ利尿剤 | QT延長、電解質異常、低カリウム血症、低カルシウム血症 |
チアジド系薬剤 | QT延長、電解質異常、低カリウム血症、低カルシウム血症 |
低ナトリウム血症を誘発する薬剤投与中 | QT延長、電解質異常、低カリウム血症、低カルシウム血症 |
血糖降下剤 | QT延長、電解質異常、低カリウム血症、低カルシウム血症 |
向精神薬 | QT延長、電解質異常、低カリウム血症、低カルシウム血症 |
抗痙攣剤 | QT延長、電解質異常、低カリウム血症、低カルシウム血症 |
高リン血症を誘発する薬剤投与中 | QT延長、電解質異常、低カリウム血症、低カルシウム血症 |
緩下剤<リン酸ナトリウム含有製剤> | QT延長、電解質異常、低カリウム血症、低カルシウム血症 |
輸液<リン含有製剤> | QT延長、電解質異常、低カリウム血症、低カルシウム血症 |
ビスホスホン酸塩系骨吸収抑制剤 | QT延長、電解質異常、低カリウム血症、低カルシウム血症 |
成長ホルモン | QT延長、電解質異常、低カリウム血症、低カルシウム血症 |
甲状腺ホルモン剤 | QT延長、電解質異常、低カリウム血症、低カルシウム血症 |
QTを延長する薬剤 | QT延長、電解質異常、低カリウム血症、低カルシウム血症 |
抗不整脈剤 | QT延長、電解質異常、低カリウム血症、低カルシウム血症 |
三環系抗うつ剤 | QT延長、電解質異常、低カリウム血症、低カルシウム血症、けいれん発作 |
経口薬剤 | 吸収を妨げる |
痙攣閾値を低下させる薬剤 | けいれん発作 |