処方薬
イオパミロン注150

イオパミロン注150の基本情報

イオパミロン注150の概要

商品名 イオパミロン注150
一般名 イオパミドール注射液
薬価・規格 3275.0円 (30.62%200mL1瓶)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 バイエル薬品
ブランド イオパミロン注300 他
YJコード 7219412A8040
レセプト電算コード 620003683
添付文書PDFファイル

イオパミロン注150の主な効果と作用

  • 画像検査時に画像を鮮明化し、検査をしやすくする造影剤です。
  • 非イオン性造影剤です。病気の状態や組織の様子を検査するために用います。

イオパミロン注150の用途

  • 逆行性尿路撮影
  • 静脈性尿路撮影
  • コンピューター断層撮影の造影
  • ディジタルX線撮影法の動脈性血管撮影

イオパミロン注150の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

発疹、じん麻疹、血圧上昇、頻脈、血圧低下、顔面蒼白、咳、くしゃみ、閃光感、頭痛、めまい

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、遅発性ショック、失神、意識消失、呼吸困難、呼吸停止、心停止、アナフィラキシー、咽頭浮腫、喉頭浮腫、顔面浮腫、遅発性アナフィラキシー、腎不全、急性腎障害、急性呼吸窮迫症候群、肺水腫、急速に進行する呼吸困難、低酸素血症、両側性びまん性肺浸潤影、胸部X線異常、ショックを伴わない意識障害、血小板減少、痙攣発作、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、心室細動、冠動脈攣縮、皮膚障害、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、急性汎発性発疹性膿疱症、発熱、紅斑、小膿疱、そう痒感、眼充血、口内炎、アレルギー反応に伴う急性冠症候群

上記以外の副作用

羞明感、しびれ、しびれ感、口渇、悪心、嘔吐、腹痛、熱感、過敏症、潮紅、チアノーゼ、動悸、不整脈、虚脱、徐脈、咽頭不快感、喘息発作、頻呼吸、喉頭不快感、嗄声、鼻閉、鼻汁、あくび、不安感、振戦、一過性盲、視力障害、意識レベル低下、錯感覚、ピリピリ感、発汗、口内にがみ感、口腔内不快感、唾液増加、下痢、耳下腺腫大、甲状腺機能低下症、胸内苦悶感、悪寒、冷感、倦怠感、異常感、結膜充血、流涙、疼痛、背部痛、四肢痛、関節痛

イオパミロン注150の用法・用量

  • 通常、成人1回次記量を使用する
    • なお、年齢、体重、症状、目的により適宜増減する
  • 1). ディジタルX線撮影法による動脈性血管撮影:5~50mL
  • 2). コンピューター断層撮影における造影:200mL(通常点滴静注とする)
  • 3). 静脈性尿路撮影:200mL(通常点滴静注とする)
  • 4). 逆行性尿路撮影:10~400mL
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

イオパミロン注150の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 重篤な甲状腺疾患
    • ヨードに過敏症
    • 一般状態の極度に悪い
    • 褐色細胞腫
    • 気管支喘息
    • 重篤な肝障害
    • 重篤な心障害
    • 重篤な腎障害
    • 多発性骨髄腫
    • テタニー
    • 無尿
    • マクログロブリン血症
    • 多発性骨髄腫で脱水症状
    • パラガングリオーマ
    • アレルギー
    • 急性膵炎
    • 高血圧症
    • 腎機能低下
    • 脱水症状
    • 糖尿病
    • 動脈硬化
    • 発疹
    • 薬物過敏症
    • 肝機能低下
    • じん麻疹
    • 甲状腺疾患<重篤な甲状腺疾患を除く>

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

イオパミロン注150の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
ビグアナイド系製剤 乳酸アシドーシス
塩酸メトホルミン 乳酸アシドーシス
ブホルミン塩酸塩 乳酸アシドーシス

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