アクテムラ皮下注162mgシリンジの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
上気道感染、鼻咽頭炎、上気道炎、コレステロール増加、胃腸炎、ヘルペスウイルス感染、インフルエンザ、口腔カンジダ症、耳下腺炎、副鼻腔炎、気管支炎
起こる可能性のある重大な副作用
白血球減少、好中球減少、アナフィラキシー、肺炎、帯状疱疹、感染性胃腸炎、蜂巣炎、感染性関節炎、敗血症、非結核性抗酸菌症、腸管穿孔、憩室炎、急性腹症、腹痛、血小板減少、アナフィラキシーショック、血圧低下、呼吸困難、意識消失、めまい、嘔気、嘔吐、そう痒感、潮紅、結核、ニューモシスチス肺炎、日和見感染、重篤な感染症、致命的経過、間質性肺炎、発熱、咳嗽、呼吸器症状、無顆粒球症、心不全、肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、ビリルビン上昇
上記以外の副作用
咽喉頭疼痛、鼻炎、喘息、胸膜炎、鼻漏、紅斑、LDL増加、トリグリセリド増加、高脂血症、HDL増加、高コレステロール血症、LDH上昇、CK上昇、血中尿酸増加、糖尿病増悪、血清フェリチン減少、血中リン減少、γ-GTP上昇、肝機能異常、ビリルビン増加、Al-P上昇、脂肪肝、胆石症、高血圧、血圧上昇、上室性期外収縮、心室性期外収縮、ST部分下降、ST部分上昇、動悸、貧血、好酸球数増加、フィブリノゲン減少、リンパ球数減少、好中球数増加、白血球数増加、リンパ節炎、口内炎、下痢、便秘、口唇炎、逆流性食道炎、胃ポリープ、腸ポリープ、歯周病、齲歯、痔核、腹部不快感、悪心、腹部膨満、胃潰瘍、消化不良、食欲不振、舌炎、頭痛、浮動性めまい、不眠症、感覚減退、末梢性ニューロパシー、中耳炎、眩暈、外耳炎、耳鳴、突発難聴、結膜炎、結膜出血、眼乾燥、麦粒腫、霰粒腫、眼瞼炎、硝子体浮遊物、網膜出血、発疹、湿疹、痒疹、丘疹、皮膚そう痒症、爪感染、皮膚感染、蕁麻疹、皮膚白癬、皮膚角化症、脱毛症、皮下出血、皮膚乾燥、嵌入爪、皮膚水疱、皮膚潰瘍、背部痛、関節痛、筋痛、肩こり、骨粗鬆症、頚部痛、骨密度減少、膀胱炎、尿中赤血球陽性、尿路感染、尿蛋白、腎盂腎炎、尿糖、頻尿、腟感染、性器出血、注射部位反応、注射部位紅斑、注射部位そう痒感、注射部位腫脹、注射部位出血、注射部位血腫、注射部位疼痛、体重増加、アレルギー性鼻炎、膿瘍、浮腫、季節性アレルギー、胸痛、倦怠感、発汗障害、気分不良、胸部不快感、ほてり、悪寒、創傷感染、咽頭不快感、喀血、咽頭紅斑、鼻出血、気管支拡張症、鼻閉、高トリグリセリド血症、総蛋白減少、血中カリウム減少、血糖増加、血中リン増加、血中カルシウム減少、T波逆転、T波振幅減少、T波振幅増加、フィブリン分解産物増加、FDP増加、Dダイマー増加、ヘモグロビン減少、リンパ節腫脹、ヘマトクリット減少、赤血球数減少、TAT増加、急性膵炎、口渇、歯痛、耳不快感、白内障、皮膚嚢腫、ざ瘡、四肢痛、若年性関節炎増悪、BUN増加、腎結石、NAG増加、尿中白血球陽性、子宮頚管ポリープ、免疫グロブリンG減少、血栓性静脈炎、リウマチ因子陽性、DNA抗体陽性、抗核抗体陽性、CRP増加
アクテムラ皮下注162mgシリンジの用法・用量
- 〈関節リウマチ〉通常、成人には、トシリズマブ(遺伝子組換え)として1回162mgを2週間隔で皮下注射する
- なお、効果不十分な場合には、1週間まで投与間隔を短縮できる
- 〈高安動脈炎、巨細胞性動脈炎〉通常、トシリズマブ(遺伝子組換え)として1回162mgを1週間隔で皮下注射する
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈効能共通〉血清中トシリズマブ濃度が維持されない状態で投与を継続すると、抗トシリズマブ抗体が発現する可能性が高くなるため、用法・用量を遵守すること
- 7.2. 〈効能共通〉本剤と他の抗リウマチ生物製剤の併用について安全性及び有効性は確立していないので併用を避けること
- 7.3. 〈関節リウマチ〉関節リウマチ患者に対する本剤による治療反応は、通常投与開始から12週までには得られるため、12週までに治療反応が得られない場合は、現在の治療計画の継続を慎重に再考すること
- 7.4. 〈関節リウマチ〉本剤の2週間隔投与の有効性は点滴静注用製剤と比較し低い可能性があることから、本剤の2週間隔投与で十分な効果が認められない場合には、1週間まで投与間隔を短縮又は点滴静注用製剤等への切り替えを考慮すること〔17.1.1参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
アクテムラ皮下注162mgシリンジの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
生ワクチン |
感染 |
肝障害を起こしやすい薬剤 |
肝機能障害 |
抗リウマチ剤 |
肝機能障害、トランスアミナーゼ値上昇 |