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アコアラン静注用600
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アコアラン静注用600の基本情報

アコアラン静注用600の概要

商品名 アコアラン静注用600
一般名 アンチトロンビンガンマ(遺伝子組換え)注射用
薬価・規格 28823.0円 (600国際単位1瓶(溶解液付))
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 注射用
注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
製造会社 協和キリン
YJコード 6343444D1021
レセプト電算コード 622442001
添付文書PDFファイル

アコアラン静注用600の主な効果と作用

  • 血を固まりにくくし、血液の流れをよくするお薬です。
  • 血管の中に血栓ができるのを防ぐ働きがあります。

アコアラン静注用600の用途

アコアラン静注用600の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

肝機能異常、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、ビリルビン上昇、出血、消化管出血、胃腸出血、下血、皮下出血

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、喘鳴、胸内苦悶、血圧低下、チアノーゼ

上記以外の副作用

出血性脳梗塞、脳梗塞、血管穿刺部位血腫、血尿、発疹、皮膚そう痒症、貧血、悪心、嘔吐、下痢

アコアラン静注用600の用法・用量

  • 〈効能共通〉本剤を添付の注射用水で溶解し、緩徐に静注もしくは点滴静注する
  • 〈先天性アンチトロンビン欠乏に基づく血栓形成傾向〉1日1回24~72国際単位/kgを投与する
  • 〈アンチトロンビン低下を伴う播種性血管内凝固症候群(DIC)〉通常、成人には、1日1回36国際単位/kgを投与する
    • なお、患者の状態に応じて適宜増減するが、1日量として72国際単位/kgを超えないこと
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈効能共通〉血液凝固能検査等の出血管理を十分行いつつ使用すること
  • 7.2. 〈効能共通〉本剤の用量変更時には、アンチトロンビン活性を確認することが望ましい
  • 7.3. 〈効能共通〉本剤の使用にあたっては、少なくとも2日以上使用してその効果を判定し、使用の継続を判断すること
  • 7.4. 〈アンチトロンビン低下を伴う播種性血管内凝固症候群<DIC>〉ヘパリンを併用する場合は、通常ヘパリン10000単位を1日持続点滴することが適当と考えられるが、臨床症状により適宜増減すること(ただし、ヘパリンの投与は1時間当たり500単位を超えないこと)
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

アコアラン静注用600の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

アコアラン静注用600の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
血液凝固阻止剤 本剤の作用が増強
トロンボモデュリン アルファ<遺伝子組換え>製剤 本剤の作用が増強

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