処方薬
おたふくかぜ生ワクチン「北里第一三共」

おたふくかぜ生ワクチン「北里第一三共」の基本情報

おたふくかぜ生ワクチン「北里第一三共」の概要

商品名 おたふくかぜ生ワクチン「北里第一三共」
一般名 乾燥弱毒生おたふくかぜワクチン(星野株)
薬価・規格 - 円 (1瓶(溶解液付))
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 注射用
注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
製造会社 第一三共
YJコード 631340AD1067
添付文書PDFファイル

おたふくかぜ生ワクチン「北里第一三共」の主な効果と作用

おたふくかぜ生ワクチン「北里第一三共」の用途

おたふくかぜ生ワクチン「北里第一三共」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

腫脹、過敏症、発疹、紅斑、そう痒、耳下腺腫脹、咳、鼻汁、発赤

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、蕁麻疹、呼吸困難、血管浮腫、急性散在性脳脊髄炎、ADEM、発熱、頭痛、けいれん、運動障害、意識障害、脳炎、脳症、血小板減少性紫斑病、紫斑、鼻出血、口腔粘膜出血、難聴、精巣炎、精巣腫脹、急性膵炎、腹痛、嘔気、嘔吐、血清アミラーゼ上昇、無菌性髄膜炎

おたふくかぜ生ワクチン「北里第一三共」の用法・用量

  • 本剤を添付の溶剤(日本薬局方注射用水)0.7mLで溶解し、通常、その0.5mLを1回皮下に注射する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 接種対象者接種対象は、生後12ヵ月以上のおたふくかぜ既往歴のない者であれば性、年齢に関係なく使用できる(接種年齢は、学会等の最新の情報を考慮して総合的に判断すること)
  • 7.2. 輸血及びガンマグロブリン製剤投与との関係輸血の投与を受けた又はガンマグロブリン製剤の投与を受けた者は、通常、3ヵ月以上間隔を置いて本剤を接種すること
    • また、ガンマグロブリン製剤の大量療法において200mg/kg以上投与を受けた者は、6ヵ月以上間隔を置いて本剤を接種すること〔10.2参照〕
  • 7.3. 他の生ワクチン(注射剤)との接種間隔他の生ワクチン<注射剤>の接種を受けた者は、通常、27日以上間隔を置いて本剤を接種すること〔10.2参照〕
  • 7.4. 同時接種医師が必要と認めた場合には、他のワクチンと同時に接種することができる〔14.1.1参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

おたふくかぜ生ワクチン「北里第一三共」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • アナフィラキシー
    • 発熱
    • 予防接種を行うことが不適当な状態
    • 重篤な急性疾患
    • 免疫機能に異常のある疾患
    • 免疫抑制をきたす治療中
    • アレルギー
    • 肝機能障害
    • 肝臓疾患
    • 免疫不全
    • 血液疾患
    • 腎機能障害
    • 心臓血管系疾患
    • 腎臓疾患
    • 発育障害
    • 全身性発疹
    • ガンマグロブリン製剤の投与を受けた
    • 輸血の投与を受けた
    • 先天性免疫不全症
    • 予防接種で接種後2日以内に発熱
    • ガンマグロブリン製剤の大量療法において200mg/kg以上投与を受けた
    • けいれん
    • 生ワクチン<注射剤>の接種を受けた
    • 本剤接種後14日以内にガンマグロブリン製剤を投与した
    • 接種前3ヵ月以内にガンマグロブリン製剤の投与を受けた
    • 接種前3ヵ月以内に輸血の投与を受けた

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

おたふくかぜ生ワクチン「北里第一三共」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
副腎皮質ホルモン剤 おたふくかぜ様症状
プレドニゾロン おたふくかぜ様症状
免疫抑制剤 おたふくかぜ様症状
シクロスポリン おたふくかぜ様症状
タクロリムス水和物 おたふくかぜ様症状
アザチオプリン おたふくかぜ様症状
血液 本剤の効果が得られない
ガンマグロブリン製剤 本剤の効果が得られない

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