アレセンサカプセル150mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
AST増加、ALT増加、味覚異常、頭痛、便秘、口内炎、悪心、下痢、上気道感染、貧血、発疹
起こる可能性のある重大な副作用
間質性肺疾患、好中球減少、白血球減少、肝機能障害、ビリルビン増加、消化管穿孔、血栓塞栓症、肺塞栓症
上記以外の副作用
筋肉痛、血中ビリルビン増加、血中Al-P増加、血中クレアチニン増加、血中CK増加、倦怠感、浮腫、末梢性ニューロパチー、不眠症、傾眠、胃腸炎、嘔吐、歯周病、腹痛、徐脈、心電図T波逆転、気管支炎、咳嗽、肺炎、肺感染、気胸、リンパ球数減少、皮膚乾燥、ざ瘡様皮膚炎、爪障害、爪囲炎、手掌・足底発赤知覚不全症候群、皮膚そう痒症、湿疹、光線過敏症、関節痛、筋痙縮、硬化性胆管炎、LDH増加、腎機能障害、眼乾燥、結膜炎、麦粒腫、黄斑症、発熱、血中トリグリセリド増加、高尿酸血症、疲労、中耳炎、膀胱炎、回転性めまい、食欲減退、血中ブドウ糖増加、血中マグネシウム減少、細菌性前立腺炎、腫瘍出血、高リン酸塩血症、血小板数減少
アレセンサカプセル150mgの用法・用量
- 〈ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌〉通常、成人にはアレクチニブとして1回300mgを1日2回経口投与する
- 〈再発又は難治性のALK融合遺伝子陽性の未分化大細胞リンパ腫〉通常、アレクチニブとして1回300mgを1日2回経口投与する
- ただし、体重35kg未満の場合の1回投与量は150mgとする
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
アレセンサカプセル150mgの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
CYP3A酵素阻害剤 |
本剤の血漿中濃度が上昇し副作用の発現頻度が高まる |
イトラコナゾール |
本剤の血漿中濃度が上昇し副作用の発現頻度が高まる |
CYP3A酵素誘導剤 |
本剤の血漿中濃度が低下し本剤の有効性が減弱 |
リファンピシン類 |
本剤の血漿中濃度が低下し本剤の有効性が減弱 |