処方薬
アレセンサカプセル150mg
先発

アレセンサカプセル150mgの基本情報

アレセンサカプセル150mgの概要

商品名 アレセンサカプセル150mg
一般名 アレクチニブ塩酸塩カプセル
薬価・規格 6737.1円 (150mg1カプセル)
薬の形状
内用薬 > カプセル剤 > カプセル
内用薬 > カプセル剤 > カプセルのアイコン
製造会社 中外製薬
ブランド アレセンサカプセル20mg 他
YJコード 4291032M3021
レセプト電算コード 622443801
識別コード ALE150mg
添付文書PDFファイル

アレセンサカプセル150mgの主な効果と作用

  • 腫瘍を治療するお薬です。
  • 悪性リンパ腫を治療するお薬です。
  • 腫瘍細胞の増殖に関与するタンパク質の働きをおさえる働きがあります。
  • あなたの病気や症状に合わせて処方されたお薬です。

アレセンサカプセル150mgの用途

  • ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌
  • 再発又は難治性のALK融合遺伝子陽性の未分化大細胞リンパ腫

アレセンサカプセル150mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

AST増加、ALT増加、味覚異常、頭痛、便秘、口内炎、悪心、下痢、上気道感染、貧血、発疹

起こる可能性のある重大な副作用

間質性肺疾患、好中球減少、白血球減少、肝機能障害、ビリルビン増加、消化管穿孔、血栓塞栓症、肺塞栓症

上記以外の副作用

筋肉痛、血中ビリルビン増加、血中Al-P増加、血中クレアチニン増加、血中CK増加、倦怠感、浮腫、末梢性ニューロパチー、不眠症、傾眠、胃腸炎、嘔吐、歯周病、腹痛、徐脈、心電図T波逆転、気管支炎、咳嗽、肺炎、肺感染、気胸、リンパ球数減少、皮膚乾燥、ざ瘡様皮膚炎、爪障害、爪囲炎、手掌・足底発赤知覚不全症候群、皮膚そう痒症、湿疹、光線過敏症、関節痛、筋痙縮、硬化性胆管炎、LDH増加、腎機能障害、眼乾燥、結膜炎、麦粒腫、黄斑症、発熱、血中トリグリセリド増加、高尿酸血症、疲労、中耳炎、膀胱炎、回転性めまい、食欲減退、血中ブドウ糖増加、血中マグネシウム減少、細菌性前立腺炎、腫瘍出血、高リン酸塩血症、血小板数減少

アレセンサカプセル150mgの用法・用量

  • 〈ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌〉通常、成人にはアレクチニブとして1回300mgを1日2回経口投与する
  • 〈再発又は難治性のALK融合遺伝子陽性の未分化大細胞リンパ腫〉通常、アレクチニブとして1回300mgを1日2回経口投与する
  • ただし、体重35kg未満の場合の1回投与量は150mgとする
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

アレセンサカプセル150mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

アレセンサカプセル150mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
CYP3A酵素阻害剤 本剤の血漿中濃度が上昇し副作用の発現頻度が高まる
イトラコナゾール 本剤の血漿中濃度が上昇し副作用の発現頻度が高まる
CYP3A酵素誘導剤 本剤の血漿中濃度が低下し本剤の有効性が減弱
リファンピシン類 本剤の血漿中濃度が低下し本剤の有効性が減弱

アレセンサカプセル150mgと主成分が同じ薬

  • 内用薬 > カプセル剤 > カプセルのアイコン
    薬価 6737.1円 (150mg1カプセル)
    薬の形状 内用薬 > カプセル剤 > カプセル
    製造会社 中外製薬
    先発
  • 内用薬 > カプセル剤 > カプセルのアイコン
    薬価 1763.9円 (40mg1カプセル)
    薬の形状 内用薬 > カプセル剤 > カプセル
    製造会社 中外製薬
    先発
  • 内用薬 > カプセル剤 > カプセルのアイコン
    薬価 901.7円 (20mg1カプセル)
    薬の形状 内用薬 > カプセル剤 > カプセル
    製造会社 中外製薬
    先発
主成分が同じ薬をすべて見る

アレセンサカプセル150mgに関係する解説

分子標的薬(チロシンキナーゼ阻害薬〔ALK-TKI〕)

  • アレセンサカプセル150mgは、分子標的薬(チロシンキナーゼ阻害薬〔ALK-TKI〕)に分類される。
  • 分子標的薬(チロシンキナーゼ阻害薬〔ALK-TKI〕)とは、ALK(未分化リンパ腫キナーゼ)融合遺伝子から作られるタンパク質のチロシンキナーゼ活性を阻害し無秩序な細胞増殖を抑えることで抗腫瘍作用をあらわす薬。

分子標的薬(チロシンキナーゼ阻害薬〔ALK-TKI〕)の代表的な商品名

  • ザーコリ
  • アレセンサ
  • ジカディア
  • ローブレナ
  • アルンブリグ
分子標的薬(チロシンキナーゼ阻害薬〔ALK-TKI〕)についての詳しい解説を見る