アプルウェイ錠20mgに関係する解説
SGLT2阻害薬
- アプルウェイ錠20mgは、SGLT2阻害薬に分類される。
- SGLT2阻害薬とは、尿としての糖排泄を増やすことで結果として血液中の糖（血糖）を減らす薬。
SGLT2阻害薬の代表的な商品名
- スーグラ
- ルセフィ
- フォシーガ
- デベルザ
- カナグル
- ジャディアンス
処方薬
アプルウェイ錠20mg
先発
アプルウェイ錠20mgの基本情報
アプルウェイ錠20mgの概要
| 商品名 | アプルウェイ錠20mg |
|---|---|
| 一般名 | トホグリフロジン水和物錠 |
| 薬価・規格 | 191.6円 (20mg1錠) |
| 薬の形状 |
内用薬 > 錠剤 > 錠
|
| 製造会社 | 興和 |
| YJコード | 3969021F1024 |
| レセプト電算コード | 622340101 |
| 識別コード | saTOF |
アプルウェイ錠20mgの主な効果と作用
- 糖尿病を治療するお薬です。
- 過剰な糖を尿と一緒に排泄させて
血糖 値を下げる働きがあります。
アプルウェイ錠20mgの用途
アプルウェイ錠20mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
口渇、頻尿、血中ケトン体増加、空腹、発疹、尿路感染、尿量増加、尿中ケトン体陽性、尿路結石、夜間頻尿、尿中β2ミクログロブリン増加
起こる可能性のある重大な副作用
低血糖、脱力感、高度空腹感、発汗、低血糖症状、腎盂腎炎、フルニエ壊疽、敗血症、外陰部壊死性筋膜炎、会陰部壊死性筋膜炎、敗血症性ショック、脱水、多尿、血圧低下、脳梗塞、血栓・塞栓症、ケトアシドーシス、糖尿病性ケトアシドーシス
上記以外の副作用
便秘、下痢、腹痛、めまい、頭痛、性器感染、外陰部膣カンジダ症、血圧上昇、起立性低血圧、上気道炎、倦怠感、体重減少、皮膚そう痒症、陰部そう痒症
アプルウェイ錠20mgの用法・用量
- 通常、成人にはトホグリフロジンとして20mgを1日1回朝食前又は朝食後に経口投与する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
アプルウェイ錠20mgの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
アプルウェイ錠20mgの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
| 薬剤名 | 影響 |
|---|---|
| 利尿剤 | 脱水、糖尿病性ケトアシドーシス、高浸透圧高血糖症候群、脳梗塞、血栓・塞栓症、脱水症状 |
| 糖尿病用薬 | 低血糖 |
| スルホニルウレア系薬剤 | 低血糖、低血糖発現のリスクが増加 |
| 速効型食後血糖降下剤 | 低血糖 |
| α－グルコシダーゼ阻害剤 | 低血糖 |
| ビグアナイド系製剤 | 低血糖 |
| チアゾリジン系薬剤 | 低血糖 |
| DPP－4阻害剤 | 低血糖 |
| インスリン製剤 | 低血糖、低血糖発現のリスクが増加 |
| GLP－1アナログ | 低血糖 |
| 糖尿病用薬及び糖尿病用薬の血糖降下作用を増強する薬剤 | 低血糖 |
| β－遮断剤 | 低血糖 |
| サリチル酸製剤 | 低血糖 |
| モノアミン酸化酵素阻害剤 | 低血糖 |
| フィブラート系薬剤 | 低血糖 |
| 糖尿病用薬及び糖尿病用薬の血糖降下作用を減弱する薬剤 | 血糖が上昇 |
| 副腎皮質ホルモン剤 | 血糖が上昇 |
| 甲状腺ホルモン剤 | 血糖が上昇 |
| ループ利尿剤 | 脱水症状 |
| チアジド系薬剤 | 脱水症状 |
| プロベネシド | 本剤のCmaxが1.22倍・AUCが2.33倍に増加 |