処方薬
アカルボースOD錠50mg「ファイザー」
後発

アカルボースOD錠50mg「ファイザー」の基本情報

アカルボースOD錠50mg「ファイザー」の概要

商品名 アカルボースOD錠50mg「ファイザー」
一般名 アカルボース50mg口腔内崩壊錠
薬価・規格 10.0円 (50mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 ファイザー
ブランド アカルボース錠50mg「ファイザー」 他
YJコード 3969003F3053
レセプト電算コード 622008502
識別コード M131
添付文書PDFファイル

アカルボースOD錠50mg「ファイザー」の主な効果と作用

  • 糖尿病を治療するお薬です。
  • 腸でのブドウ糖の吸収を遅らせ、食後の血糖値をコントロールする働きがあります。

アカルボースOD錠50mg「ファイザー」の用途

アカルボースOD錠50mg「ファイザー」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

腹痛、便秘、排便回数増加、下痢、嘔気、食欲不振、食欲亢進、軟便、消化不良、口渇、腸管嚢腫状気腫症

起こる可能性のある重大な副作用

低血糖、低血糖症状、腸閉塞、腹部膨満、鼓腸、放屁増加、持続する腹痛、嘔吐、黄疸、AST上昇、ALT上昇、重篤な肝機能障害、劇症肝炎、意識障害、高アンモニア血症が増悪

上記以外の副作用

過敏症、発疹、そう痒、頭痛、頭重感、眩暈、しびれ感、γ-GTP上昇、Al-P上昇、LDH上昇、貧血、白血球減少、血小板減少、浮腫、ほてり、胸部圧迫感、味覚異常、頻尿

アカルボースOD錠50mg「ファイザー」の用法・用量

  • アカルボースとして、1回100mgを1日3回、食直前に経口投与する
    • 但し、1回50mgより投与を開始し、忍容性を確認したうえ1回100mgへ増量することもできる
    • なお、年齢、症状に応じ適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

アカルボースOD錠50mg「ファイザー」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 重症感染症
    • 重症ケトーシス
    • 重篤な外傷
    • 手術前後
    • 糖尿病性前昏睡
    • 糖尿病性昏睡
    • 胃腸障害
    • ロエムヘルド症候群
    • 重度ヘルニア
    • 大腸狭窄
    • 大腸潰瘍
    • 重篤な肝機能障害
    • 重篤な腎機能障害
    • 開腹手術
    • 腸閉塞
    • 糖尿病用薬投与中

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

アカルボースOD錠50mg「ファイザー」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
糖尿病用薬 低血糖
スルホニルウレア系薬剤 低血糖
グリベンクラミド 低血糖
グリクラジド 低血糖
スルホンアミド系薬剤 低血糖
グリブゾール 低血糖
ビグアナイド系製剤 低血糖
塩酸メトホルミン 低血糖
ブホルミン塩酸塩 低血糖
インスリン製剤 低血糖
インスリン抵抗性改善剤 低血糖
塩酸ピオグリタゾン 低血糖
速効型食後血糖降下剤 低血糖
ナテグリニド 低血糖
ミチグリニド 低血糖
糖尿病用薬及び糖尿病用薬の血糖降下作用を増強する薬剤 本剤の糖質吸収遅延作用が加わる
β-遮断剤 本剤の糖質吸収遅延作用が加わる
サリチル酸製剤 本剤の糖質吸収遅延作用が加わる
モノアミン酸化酵素阻害剤 本剤の糖質吸収遅延作用が加わる
糖尿病用薬及び糖尿病用薬の血糖降下作用を減弱する薬剤 本剤の糖質吸収遅延作用が加わる
エピネフリン 本剤の糖質吸収遅延作用が加わる
副腎皮質ホルモン剤 本剤の糖質吸収遅延作用が加わる
甲状腺ホルモン剤 本剤の糖質吸収遅延作用が加わる
ジゴキシン 血中濃度が低下、血中濃度の上昇
ラクツロース<経口> 消化器系の副作用が増強
ラクチトール水和物<経口> 消化器系の副作用が増強
炭水化物消化酵素製剤 両剤の薬効に影響
ジアスターゼ 両剤の薬効に影響
コレスチラミン 本剤の効果<特に食後インスリン値の上昇の抑制>が増強

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