処方薬
プロスタグランジンE2錠0.5mg「科研」

プロスタグランジンE2錠0.5mg「科研」の基本情報

プロスタグランジンE2錠0.5mg「科研」の概要

商品名 プロスタグランジンE2錠0.5mg「科研」
一般名 ジノプロストン錠
薬価・規格 370.3円 (0.5mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 科研製薬
YJコード 2499005F1030
レセプト電算コード 620006109
識別コード KC29
添付文書PDFファイル

プロスタグランジンE2錠0.5mg「科研」の主な効果と作用

  • 子宮を収縮させる度合いを強め、陣痛を起こりやすくする働きがあります。
  • 妊娠末期における陣痛を誘発および陣痛を促すお薬です。

プロスタグランジンE2錠0.5mg「科研」の用途

  • 妊娠末期の陣痛促進
  • 妊娠末期の陣痛誘発

プロスタグランジンE2錠0.5mg「科研」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

嘔気、嘔吐、下痢、顔面潮紅、血圧上昇、頭痛、眩暈、胸部不快感、熱感、呼吸異常、発汗

起こる可能性のある重大な副作用

過強陣痛、子宮破裂、頸管裂傷、胎児機能不全、仮死、徐脈、頻脈、羊水混濁

プロスタグランジンE2錠0.5mg「科研」の用法・用量

  • ・ 通常1回1錠を1時間毎に6回、1日総量6錠(ジノプロストンとして3mg)を1クールとし、経口投与する
  • ・ 体重、症状及び経過に応じ適宜増減する
  • ・ 本剤の投与開始後、陣痛誘発、分娩進行効果を認めたとき、本剤の投与を中止する
  • ・ 1日総量ジノプロストンとして1クール3mg(6錠)を投与し、効果の認められない場合は本剤の投与を中止し、翌日あるいは以降に投与を再開する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

プロスタグランジンE2錠0.5mg「科研」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過強陣痛
    • 過敏症
    • 骨盤狭窄
    • 子宮切開
    • 児頭骨盤不均衡
    • 常位胎盤早期剥離
    • 前置胎盤
    • 胎位異常
    • 帝王切開
    • オキシトシン投与中
    • ジノプロスト投与中
    • 横位
    • 骨盤位
    • PGF2α投与中
    • 胎児機能不全
    • プラステロン硫酸投与中
    • プラステロン硫酸投与後十分な時間が経過していない
    • メトロイリンテル挿入後1時間以上経過していない
    • ジノプロスト投与終了後1時間以上経過していない
    • オキシトシン投与終了後1時間以上経過していない
    • PGF2α投与終了後1時間以上経過していない
    • 吸湿性頸管拡張材挿入中
    • PGE2<腟用剤>投与終了後1時間以上経過していない
    • PGE2<腟用剤>投与中
    • ジノプロストン<腟用剤>投与終了後1時間以上経過していない
    • ジノプロストン<腟用剤>投与中
    • 眼圧亢進
    • 喘息
    • 多胎妊娠
    • 多産婦
    • 緑内障

患者の属性に応じた注意喚起

プロスタグランジンE2錠0.5mg「科研」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
オキシトシン製剤 過強陣痛
ジノプロスト 過強陣痛
プロスタグランジンF2α製剤 過強陣痛
プラステロン硫酸投与中 過強陣痛
ジノプロストン<膣用剤> 過強陣痛
陣痛誘発・促進剤 過強陣痛

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