処方薬
イリボーOD錠5μg
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イリボーOD錠5μgの基本情報

イリボーOD錠5μgの概要

商品名 イリボーOD錠5μg
一般名 ラモセトロン塩酸塩口腔内崩壊錠
薬価・規格 68.7円 (5μg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 アステラス製薬
ブランド イリボー錠2.5μg 他
YJコード 2399014F4025
レセプト電算コード 622267701
識別コード @157
添付文書PDFファイル

イリボーOD錠5μgの主な効果と作用

  • 腸の神経に働いて腸の過剰な運動をおさえる働きがあります。
  • 腸の運動を調整し、下痢や腹痛などを改善するお薬です。

イリボーOD錠5μgの用途

イリボーOD錠5μgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

便秘、硬便、悪心、嘔吐、貧血、白血球数減少、白血球数増加、血小板数減少、動悸、腹部膨満、上腹部痛

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、虚血性大腸炎、腹痛、血便、重篤な便秘、腸閉塞、イレウス、宿便、中毒性巨大結腸、続発性腸虚血、腸管穿孔

上記以外の副作用

胃不快感、胃炎、腹部不快感、痔核、排便障害、下痢、逆流性食道炎、十二指腸潰瘍、下腹部痛、肛門周囲痛、痔出血、胸部不快感、倦怠感、口渇、肝機能異常、γ-GTP上昇、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、ビリルビン上昇、LDH上昇、憩室炎、背部痛、頭痛、傾眠、尿中蛋白陽性、尿中ブドウ糖陽性、血中尿素増加、発疹、蕁麻疹、前立腺炎、頻尿

イリボーOD錠5μgの用法・用量

  • 〈男性における下痢型過敏性腸症候群〉通常、成人男性にはラモセトロン塩酸塩として5μgを1日1回経口投与する
    • なお、症状により適宜増減するが、1日最高投与量は10μgまでとする
  • 〈女性における下痢型過敏性腸症候群〉通常、成人女性にはラモセトロン塩酸塩として2.5μgを1日1回経口投与する
    • なお、効果不十分の場合には増量することができるが、1日最高投与量は5μgまでとする
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 用量調整を行う場合は1カ月程度の症状推移を確認してから実施すること
    • また、症状変化に応じた頻繁な用量調整を行わないようにすること
  • 7.2. 本剤による治療により継続的な症状の改善が得られた場合、本剤の投与を漫然と継続することなく、投与開始3カ月を目処に、治療の継続、終了を検討すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

イリボーOD錠5μgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

イリボーOD錠5μgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
CYP1A2阻害剤 本剤の血中濃度が上昇
フルボキサミン 本剤の血中濃度が上昇し副作用が増強
抗コリン作用を有する薬剤 便秘・硬便等の副作用が増強
三環系抗うつ剤 便秘・硬便等の副作用が増強
フェノチアジン系薬剤 便秘・硬便等の副作用が増強
モノアミン酸化酵素阻害剤 便秘・硬便等の副作用が増強
止しゃ剤 便秘・硬便等の副作用が増強
塩酸ロペラミド 便秘・硬便等の副作用が増強
アヘンアルカロイド系麻薬 便秘・硬便等の副作用が増強
アヘンチンキ 便秘・硬便等の副作用が増強

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イリボーOD錠5μgに関係する解説

5-HT3受容体拮抗薬(過敏性腸症候群治療薬)

  • イリボーOD錠5μgは、5-HT3受容体拮抗薬(過敏性腸症候群治療薬)に分類される。
  • 5-HT3受容体拮抗薬(過敏性腸症候群治療薬)とは、体内神経伝達物質セロトニンの作用を抑えることで過敏性腸症候群による下痢や腹痛などの症状を改善する薬。

5-HT3受容体拮抗薬(過敏性腸症候群治療薬)の代表的な商品名

  • イリボー
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