処方薬
アノーロエリプタ7吸入用
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アノーロエリプタ7吸入用の基本情報

アノーロエリプタ7吸入用の概要

商品名 アノーロエリプタ7吸入用
一般名 ウメクリジニウム臭化物・ビランテロールトリフェニル酢酸塩吸入剤
薬価・規格 1486.9円 (7吸入1キット)
薬の形状
外用薬 > 経口剤 > 吸入剤
外用薬 > 経口剤 > 吸入剤のアイコン
製造会社 GSK
ブランド アノーロエリプタ7吸入用 他
YJコード 2259806G1021
レセプト電算コード 622363901
添付文書PDFファイル

アノーロエリプタ7吸入用の主な効果と作用

  • 気管支の緊張やけいれんをおさえ、気管支をひろげて咳や苦しい呼吸をやわらげる働きがあります。
  • 呼吸を楽にするお薬です。

アノーロエリプタ7吸入用の用途

アノーロエリプタ7吸入用の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

頻脈、動悸、咳嗽、口内乾燥、排尿困難、過敏症、発疹、蕁麻疹、血管性浮腫、咽頭炎、振戦

起こる可能性のある重大な副作用

心房細動

上記以外の副作用

味覚異常、頭痛、発声障害、口腔咽頭痛、便秘、筋痙縮、尿閉、眼圧上昇、霧視、眼痛

アノーロエリプタ7吸入用の用法・用量

  • 通常、成人にはアノーロエリプタ1吸入(ウメクリジニウムとして62.5μg及びビランテロールとして25μg)を1日1回吸入投与する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

アノーロエリプタ7吸入用の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

アノーロエリプタ7吸入用の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 血中のビランテロールの曝露量の増加
リトナビル 血中のビランテロールの曝露量の増加
ケトコナゾール 血中のビランテロールの曝露量の増加
エリスロマイシン 血中のビランテロールの曝露量の増加
β-遮断剤 ビランテロールの作用が減弱
QTを延長する薬剤 QT間隔が延長され心室性不整脈等のリスクが増大
抗不整脈剤 QT間隔が延長され心室性不整脈等のリスクが増大
三環系抗うつ剤 QT間隔が延長され心室性不整脈等のリスクが増大

アノーロエリプタ7吸入用と主成分が同じ薬

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アノーロエリプタ7吸入用に関係する解説

長時間作用型抗コリン薬・長時間作用型β2刺激薬配合剤(吸入薬)

  • アノーロエリプタ7吸入用は、長時間作用型抗コリン薬・長時間作用型β2刺激薬配合剤(吸入薬)に分類される。
  • 長時間作用型抗コリン薬・長時間作用型β2刺激薬配合剤(吸入薬)とは、神経伝達物質アセチルコリンの働きを抑える抗コリン作用と交感神経β2受容体刺激作用により、長時間にわたり気管支を拡張させることで、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などによる呼吸症状を改善する薬。

長時間作用型抗コリン薬・長時間作用型β2刺激薬配合剤(吸入薬)の代表的な商品名

  • ウルティブロ
  • アノーロ
  • スピオルト
  • ビベスピ
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