処方薬
オンブレス吸入用カプセル150μg
先発

オンブレス吸入用カプセル150μgの基本情報

オンブレス吸入用カプセル150μgの概要

商品名 オンブレス吸入用カプセル150μg
一般名 インダカテロールマレイン酸塩カプセル
薬価・規格 131.4円 (150μg1カプセル)
薬の形状
外用薬 > 経口剤 > 吸入剤
外用薬 > 経口剤 > 吸入剤のアイコン
製造会社 ノバルティス ファーマ
YJコード 2259710G1020
レセプト電算コード 622096401
識別コード @IDL150
添付文書PDFファイル

オンブレス吸入用カプセル150μgの主な効果と作用

  • 気管支の緊張やけいれんをおさえ、気管支をひろげて咳や苦しい呼吸をやわらげる働きがあります。
  • 呼吸を楽にするお薬です。

オンブレス吸入用カプセル150μgの用途

オンブレス吸入用カプセル150μgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

咳嗽、鼻咽頭炎、頭痛、心房細動、動悸、口腔咽頭痛、蕁麻疹、筋痙縮、末梢性浮腫、上気道感染、副鼻腔炎

起こる可能性のある重大な副作用

重篤な血清カリウム値低下

上記以外の副作用

糖尿病、高血糖、めまい、錯感覚、虚血性心疾患、頻脈、鼻漏、気管支痙攣、過敏症、血管浮腫、そう痒症、発疹、筋肉痛、筋骨格痛、胸痛、胸部不快感、口渇

オンブレス吸入用カプセル150μgの用法・用量

  • 通常、成人には1回1カプセル(インダカテロールとして150μg)を1日1回本剤専用の吸入用器具を用いて吸入する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤は吸入用カプセルであり、必ず専用の吸入用器具(ブリーズヘラー)を用いて吸入し、内服しないこと〔14.1.2参照〕
  • 7.2. 本剤は1日1回、一定の時間帯に吸入する(吸入できなかった場合は、翌日、通常吸入している時間帯に1回分を吸入する)
  • 7.3. 本剤を他の長時間作用性β2刺激剤又は長時間作用性β2刺激剤を含む配合剤と同時に使用しないこと
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

オンブレス吸入用カプセル150μgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

オンブレス吸入用カプセル150μgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 本剤の血中濃度が上昇
エリスロマイシン 本剤の血中濃度が上昇、本剤のCmax及びAUCがそれぞれ1.2倍及び1.4~1.6倍に上昇
P-糖蛋白質を阻害する薬剤 本剤の血中濃度が上昇
ベラパミル 本剤の血中濃度が上昇、本剤のCmax及びAUCがそれぞれ1.5倍及び1.4~2.0倍に上昇
リトナビル 本剤のAUCが上昇、本剤のAUCが1.6~1.8倍に上昇
QTを延長する薬剤 QT間隔が延長され心室性不整脈等のリスクが増大
モノアミン酸化酵素阻害剤 QT間隔が延長され心室性不整脈等のリスクが増大
三環系抗うつ剤 QT間隔が延長され心室性不整脈等のリスクが増大
交感神経作動薬 本剤の作用が増強
キサンチン系薬剤 低カリウム血症による心血管事象<不整脈>
副腎皮質ホルモン剤 低カリウム血症による心血管事象<不整脈>
利尿剤 低カリウム血症による心血管事象<不整脈>
チアジド系薬剤 低カリウム血症による心血管事象<不整脈>
チアジド系類似利尿剤 低カリウム血症による心血管事象<不整脈>
ループ利尿剤 低カリウム血症による心血管事象<不整脈>
β-遮断剤 本剤の作用が減弱

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オンブレス吸入用カプセル150μgに関係する解説

長時間作用型β2刺激薬(LABA)(吸入薬)

  • オンブレス吸入用カプセル150μgは、長時間作用型β2刺激薬(LABA)(吸入薬)に分類される。
  • 長時間作用型β2刺激薬(LABA)(吸入薬)とは、長時間にわたり気管支を拡張させてCOPDなどの咳や息苦しさなどを改善する薬。

長時間作用型β2刺激薬(LABA)(吸入薬)の代表的な商品名

  • オンブレス
  • セレベント
  • オーキシス
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