処方薬
トランデート錠50mg
先発

トランデート錠50mgの基本情報

トランデート錠50mgの概要

商品名 トランデート錠50mg
一般名 ラベタロール塩酸塩錠
薬価・規格 10.1円 (50mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 サンドファーマ
ブランド トランデート錠50mg 他
YJコード 2149009F1030
レセプト電算コード 612140159
識別コード GLAXOT50
添付文書PDFファイル

トランデート錠50mgの主な効果と作用

  • 心臓の収縮をゆっくりさせて、血圧を下げる働きがあります。
  • 血圧を下げるお薬です。

トランデート錠50mgの用途

トランデート錠50mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

そう痒、呼吸困難、頭痛、不眠、眠気、めまい、たちくらみ、徐脈、悪心、嘔吐、胃痛

起こる可能性のある重大な副作用

うっ血性心不全、肝壊死、重篤な肝障害、黄疸、SLE様症状、筋肉痛、関節痛、抗核抗体陽性、乾癬、ミオパシー

上記以外の副作用

便秘、倦怠感、鼻閉、過敏症、発疹、発熱、血管浮腫、浮腫、苔癬様皮疹、しびれ感、振戦、抑うつ、胸痛、房室ブロック、末梢循環障害、レイノー症状悪化、冷感、喘息様症状、気管支痙攣、腹痛、消化不良、口渇、尿閉、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、BUN上昇、霧視、涙液分泌減少、頭皮異常感、CK上昇、疲労感、発汗、悪寒、陰萎、勃起不全、性欲減退、射精不能

トランデート錠50mgの用法・用量

  • 通常、成人にはラベタロール塩酸塩として1日150mgより投与を開始し、効果不十分な場合には1日450mgまで漸増し、1日3回に分割、経口投与する
    • なお、年齢・症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

トランデート錠50mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 著しい洞性徐脈
    • 過敏症
    • 肺高血圧による右心不全
    • 気管支痙攣
    • 気管支喘息
    • 心原性ショック
    • 代謝性アシドーシス
    • 糖尿病性ケトアシドーシス
    • 洞房ブロック
    • 高度徐脈
    • うっ血性心不全
    • 房室ブロック<2・3度>
    • 褐色細胞腫の手術時に使用する場合を除き手術前24時間
    • 肝機能障害
    • 狭心症
    • 甲状腺中毒症
    • コントロール不十分な糖尿病
    • 重篤な腎障害
    • 長期間絶食状態
    • 低血糖症
    • 房室ブロック<1度>
    • 末梢循環障害
    • 重篤なアナフィラキシーの既往歴

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

トランデート錠50mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
交感神経遮断剤 過剰の交感神経抑制
麻酔剤 過剰の交感神経抑制
セボフルラン 過剰の交感神経抑制
血糖降下剤 血糖降下作用が増強、低血糖症状<頻脈・発汗等>をマスク
インスリン製剤 血糖降下作用が増強、低血糖症状<頻脈・発汗等>をマスク
アセトヘキサミド 血糖降下作用が増強、低血糖症状<頻脈・発汗等>をマスク
カルシウム拮抗剤 徐脈・房室ブロック等の伝導障害、うっ血性心不全
ベラパミル 徐脈・房室ブロック等の伝導障害、うっ血性心不全
ジルチアゼム 徐脈・房室ブロック等の伝導障害、うっ血性心不全
抗不整脈剤 過度の心機能抑制
ジソピラミド 過度の心機能抑制
プロカインアミド 過度の心機能抑制
三環系抗うつ剤 振戦
イミプラミン 振戦
アミトリプチリン 振戦
シメチジン 本剤の血中濃度が上昇
ジギタリス剤 心刺激伝導障害<徐脈・房室ブロック等>
ジゴキシン 心刺激伝導障害<徐脈・房室ブロック等>
非ステロイド系抗炎症剤 本剤の降圧作用が減弱
インドメタシン製剤 本剤の降圧作用が減弱
交感神経作動薬 高血圧症、徐脈
エピネフリン 高血圧症、徐脈

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トランデート錠50mgに関係する解説

αβ遮断薬

  • トランデート錠50mgは、αβ遮断薬に分類される。
  • αβ遮断薬とは、β1受容体遮断作用による心機能の抑制とα1受容体の遮断作用による血管拡張作用などにより、高血圧症や狭心症などを改善する薬。

αβ遮断薬の代表的な商品名

  • アーチスト
  • アロチノロール
  • カルバン
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