処方薬
プリミドン細粒99.5%「日医工」

プリミドン細粒99.5%「日医工」の基本情報

プリミドン細粒99.5%「日医工」の概要

商品名 プリミドン細粒99.5%「日医工」
一般名 プリミドン細粒
薬価・規格 55.7円 (99.5%1g)
薬の形状
内用薬 > 散剤 > 細粒
内用薬 > 散剤 > 細粒のアイコン
製造会社 日医工
ブランド プリミドン細粒99.5%「日医工」 他
YJコード 1135002C1059
レセプト電算コード 621639203
添付文書PDFファイル

プリミドン細粒99.5%「日医工」の主な効果と作用

  • けいれんなどの発作をおさえるお薬です。
  • 脳の神経の過剰な興奮をおさえる働きがあります。

プリミドン細粒99.5%「日医工」の用途

プリミドン細粒99.5%「日医工」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

過敏症、猩紅熱様発疹、麻疹様発疹、中毒疹様発疹、巨赤芽球性貧血、白血球減少、血小板減少、肝機能検査値異常、蛋白尿、腎障害、眠気

起こる可能性のある重大な副作用

皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、再生不良性貧血、薬物依存、不安、不眠、けいれん、悪心、幻覚、妄想、興奮、錯乱、抑うつ状態、離脱症状、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、剥脱性皮膚炎

上記以外の副作用

注意力低下、集中力低下、反射運動能力低下、眩暈、頭痛、倦怠感、情動変化、神経過敏、酩酊状態、記憶障害、構音障害、性格変化、運動失調、心悸亢進、複視、眼振、嘔吐、クル病、骨軟化症、歯牙形成不全、甲状腺機能検査値異常、血清T4値異常、ヘマトポルフィリン尿、流涎

プリミドン細粒99.5%「日医工」の用法・用量

  • プリミドンとして、通常成人は治療初期3日間は1日0.25gを就寝前に経口投与する
  • 以後3日間毎に0.25gずつ増量して、症状によっては発作の消長を考慮して、1日量1.5gまで漸増し、2~3回に分割経口投与する
    • なお、必要によっては1日量2.0gまで増量することができる
  • 小児に対しては、治療初期3日間は1日0.125gを就寝前に経口投与する
  • 以後3~4日間毎に0.125gずつ増量して、次の標準投与量まで漸増し2~3回に分割経口投与する
  • 2歳まで:0.25~0.50g
  • 3~5歳まで:0.50~0.75g
  • 6~15歳まで:0.75~1.00g
  • 症状によっては発作の消長を考慮して、さらに増量してもよい
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

プリミドン細粒99.5%「日医工」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

プリミドン細粒99.5%「日医工」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
カルバマゼピン 相互に血中濃度が低下
ラモトリギン 血中濃度が低下
ドキシサイクリン 血中濃度半減期が短縮
メチルフェニデート 本剤の作用が増強
中枢抑制剤 相互に作用が増強
フェノチアジン系薬剤 相互に作用が増強
バルビツール酸誘導体 相互に作用が増強
三環系抗うつ剤 相互に作用が増強
抗ヒスタミン剤 相互に作用が増強
エタノール摂取 相互に作用が増強
モノアミン酸化酵素阻害剤 相互に作用が増強
チアジド系薬剤 起立性低血圧が増強
アセタゾラミド クル病、骨軟化症
アセトアミノフェン 肝障害

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの

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プリミドン細粒99.5%「日医工」に関係する解説

バルビツール酸系抗てんかん薬

  • プリミドン細粒99.5%「日医工」は、バルビツール酸系抗てんかん薬に分類される。
  • バルビツール酸系抗てんかん薬とは、中枢神経系に作用し神経細胞の興奮抑制作用などにより、抗けいれん作用、催眠・鎮静作用などをあらわす薬。

バルビツール酸系抗てんかん薬の代表的な商品名

  • フェノバール
  • ワコビタール
  • プリミドン
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