処方薬
レンドルミンD錠0.25mg
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レンドルミンD錠0.25mgの基本情報

レンドルミンD錠0.25mgの概要

商品名 レンドルミンD錠0.25mg
一般名 ブロチゾラム口腔内崩壊錠
薬価・規格 12.5円 (0.25mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 日本ベーリンガーインゲルハイム
ブランド レンドルミン錠0.25mg 他
YJコード 1124009F2025
レセプト電算コード 610463223
識別コード 13C13C
添付文書PDFファイル

レンドルミンD錠0.25mgの主な効果と作用

  • 寝つきが悪い、熟睡できないなどの不眠症状を改善するお薬です。
  • 不安や緊張をやわらげ、寝つきをよくする働きがあります。

レンドルミンD錠0.25mgの用途

  • 麻酔前投薬
  • 不眠症

レンドルミンD錠0.25mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

残眠感、眠気、ふらつき、頭重感、めまい、頭痛、だるさ、倦怠感、せん妄、振戦、幻覚

起こる可能性のある重大な副作用

肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、一過性前向性健忘、もうろう状態、薬物依存、不眠、不安、離脱症状、呼吸抑制

上記以外の副作用

悪夢、下痢、過敏症、紅斑、尿失禁、味覚異常、不穏、興奮、気分不快、立ちくらみ、いらいら感、Al-P上昇、LDH上昇、脈拍数増加、嘔気、悪心、口渇、食欲不振、発疹、下肢痙攣、発熱、貧血

レンドルミンD錠0.25mgの用法・用量

  • 本剤の用量は、年齢、症状、疾患などを考慮して適宜増減するが、一般に成人には次のように投与する
  • 〈不眠症〉1回ブロチゾラムとして0.25mgを就寝前に経口投与する
  • 〈麻酔前投薬〉手術前夜:1回ブロチゾラムとして0.25mgを就寝前に経口投与する
  • 麻酔前:1回ブロチゾラムとして0.5mgを経口投与する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 不眠症には、就寝の直前に服用させること
    • また、服用して就寝した後、睡眠途中において一時的に起床して仕事等をする可能性があるときは服用させないこと
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

レンドルミンD錠0.25mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 急性閉塞隅角緑内障
    • 重症筋無力症
    • 気管支喘息
    • 呼吸機能が高度に低下
    • 脳血管障害の急性期
    • 肺気腫
    • 肺性心
    • 肝機能障害
    • 腎機能障害
    • 心障害
    • 脳器質的障害
    • 投与した薬剤が特定されないままにフルマゼニルを投与された

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

レンドルミンD錠0.25mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
エタノール摂取 鎮静作用・倦怠感等が増強
中枢抑制剤 鎮静作用が増強
フェノチアジン系薬剤 鎮静作用が増強
バルビツール酸誘導体 鎮静作用が増強
モノアミン酸化酵素阻害剤 鎮静作用が増強
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 本剤の血中濃度が上昇し作用の増強及び作用時間の延長
イトラコナゾール 本剤の血中濃度が上昇し作用の増強及び作用時間の延長
ミコナゾール 本剤の血中濃度が上昇し作用の増強及び作用時間の延長
シメチジン 本剤の血中濃度が上昇し作用の増強及び作用時間の延長
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>を誘導する薬剤 本剤の血中濃度が低下し本剤の作用が減弱
リファンピシン類 本剤の血中濃度が低下し本剤の作用が減弱

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの

レンドルミンD錠0.25mgと主成分が同じ薬

  • 内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
    薬価 12.5円 (0.25mg1錠)
    薬の形状 内用薬 > 錠剤 > 錠
    製造会社 日本ベーリンガーインゲルハイム
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レンドルミンD錠0.25mgに関係する解説

ベンゾジアゼピン系睡眠薬(BZD系睡眠薬)

  • レンドルミンD錠0.25mgは、ベンゾジアゼピン系睡眠薬(BZD系睡眠薬)に分類される。
  • ベンゾジアゼピン系睡眠薬(BZD系睡眠薬)とは、脳内で神経興奮に関わるベンゾジアゼピン受容体(BZD受容体)を刺激して、脳の活動を抑えることで眠りやすくし、睡眠障害などを改善する薬。

ベンゾジアゼピン系睡眠薬(BZD系睡眠薬)の代表的な商品名

  • ハルシオン
  • レンドルミン
  • ベンザリン,ネルボン
  • サイレース
  • ドラール
  • エバミール,ロラメット
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