処方薬
ソメリン細粒1%
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ソメリン細粒1%の基本情報

ソメリン細粒1%の概要

商品名 ソメリン細粒1%
一般名 ハロキサゾラム細粒
薬価・規格 19.7円 (1%1g)
薬の形状
内用薬 > 散剤 > 細粒
内用薬 > 散剤 > 細粒のアイコン
製造会社 アルフレッサ ファーマ
ブランド ソメリン細粒1% 他
YJコード 1124005C1032
レセプト電算コード 620006965
添付文書PDFファイル

ソメリン細粒1%の主な効果と作用

  • 寝つきが悪い、熟睡できないなどの不眠症状を改善するお薬です。
  • 不安や緊張をやわらげ、睡眠を持続させる働きがあります。

ソメリン細粒1%の用途

  • 不眠症

ソメリン細粒1%の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

眠気、ふらつき、頭重感、倦怠感、めまい、頭痛、しびれ感、焦燥感、多夢、口渇、悪心

起こる可能性のある重大な副作用

呼吸抑制、炭酸ガスナルコーシス、薬物依存、痙攣発作、せん妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想、離脱症状、一過性前向性健忘、もうろう状態

上記以外の副作用

嘔吐、食欲不振、便秘、腹痛、下痢、発疹、脱力感、顔面浮腫、不快感、歩行失調、舌のもつれ、尿失禁、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、ALP上昇、LDH上昇、黄疸、赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット値減少、白血球減少、血圧低下、過敏症、そう痒、筋緊張低下症状、BUN上昇、耳鳴

ソメリン細粒1%の用法・用量

  • ハロキサゾラムとして、通常成人1回5~10mgを就寝前に経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • (用法及び用量に関連する注意)不眠症には、就寝の直前に服用させること
    • また、服用して就寝した後、睡眠途中において一時的に起床して仕事等をする可能性があるときは服用させないこと
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ソメリン細粒1%の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 急性閉塞隅角緑内障
    • 重症筋無力症
    • 気管支喘息
    • 呼吸機能が高度に低下
    • 脳血管障害の急性期
    • 肺気腫
    • 肺性心
    • 肝障害
    • 心障害
    • 腎障害
    • 脳器質的障害
    • 投与した薬剤が特定されないままにフルマゼニルを投与された

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ソメリン細粒1%の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
中枢抑制剤 作用が増強
フェノチアジン系薬剤 作用が増強
バルビツール酸誘導体 作用が増強
クロルプロマジン 作用が増強
フェノバルビタール 作用が増強
エタノール摂取 作用が増強
モノアミン酸化酵素阻害剤 作用が増強
セレギリン塩酸塩 作用が増強
ラサギリンメシル酸塩 作用が増強
サフィナミドメシル酸塩 作用が増強

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの

ソメリン細粒1%と主成分が同じ薬

  • 内用薬 > 散剤 > 細粒のアイコン
    薬価 19.7円 (1%1g)
    薬の形状 内用薬 > 散剤 > 細粒
    製造会社 アルフレッサ ファーマ
    先発
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ソメリン細粒1%に関係する解説

ベンゾジアゼピン系睡眠薬(BZD系睡眠薬)

  • ソメリン細粒1%は、ベンゾジアゼピン系睡眠薬(BZD系睡眠薬)に分類される。
  • ベンゾジアゼピン系睡眠薬(BZD系睡眠薬)とは、脳内で神経興奮に関わるベンゾジアゼピン受容体(BZD受容体)を刺激して、脳の活動を抑えることで眠りやすくし、睡眠障害などを改善する薬。

ベンゾジアゼピン系睡眠薬(BZD系睡眠薬)の代表的な商品名

  • ハルシオン
  • レンドルミン
  • ベンザリン,ネルボン
  • サイレース
  • ドラール
  • エバミール,ロラメット
ベンゾジアゼピン系睡眠薬(BZD系睡眠薬)についての詳しい解説を見る