紀尾井町内科
〒 102-0094 東京都 千代田区紀尾井町3-1 KKDビル1階
紀尾井町内科

紀尾井町内科

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千代田区紀尾井町で2015年12月に開院した、紀尾井町内科。 市村有紀子院長はそれまで10年間、日本テレビ麹町診療所(2015年11月閉院)で院長を務めていた。しかし敷地の再開発によって閉院となり、それまでの患者さんを継続して診るために紀尾井町内科を開院した。
「落ち着ける空間を」というこだわりから和室で統一された内装で、気楽に相談ができるように心がけているという市村先生。
開院から1年を目前にしたクリニックの現状と、先生の過去の経歴、今後の展望について語っていただいた。

一度「縁」を持った患者様となるべく長くお付き合いできる関係を築きたい。

どのような患者様がいらしていますか?

今回の開院は「今までご縁のあった患者さんを継続的に診る」という目的で、麹町近くの紀尾井町に開院をしておりますので、以前の診療所の頃からお付き合いのある患者さんが来ていただけることが多いです。非常に嬉しいことですね。
また、紀尾井町という土地柄、上智大学の学生さんや、新しくできたガーデンテラスなどで働く近隣のビジネスパーソン、近隣住民の方々が新規の患者さんとしてお越しいただいています。

麹町から紀尾井町となると近いとはいえ多少距離もありますが、以前の診療所の患者様がこちらまでいらっしゃるというのはどういった要因があると思われますか?

ご自分の「カルテ」と「かかりつけ医」を追いかけて、ということだと思います。
自分の過去の診療履歴を把握しており、継続的に関わり合いのある医師(医療機関)に診てもらいたいという患者さんが多いということですね。
また、以前の診療所では5~6人が日替わりで診察を担当していたのですが、今は私が院長として常駐しているというのも患者さんにとって安心して頂ける要素なのではないでしょうか。いわゆるホームドクターがいつもそこにいるということが患者さんの安心につながるのではないかと。

以前の診療所からのつながりという点では他に何かございますか?

直接的なつながりがあるわけではありませんが、以前の診療所が洗練されたきれいな内装でしたので、以前の患者さんがこちらに来たときにがっかりしないように内装にはこだわりました。

素敵な「和」テイストで統一された素敵な内装ですね

実は院内を和風にした理由は、こちらの掛け軸がきっかけなんです。
これはスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーからの戴き物で、掛け軸に記されている
「どうにもならんことはどうにもならん」
「どうにかなることはどうにかなる」
という言葉は医療の真髄ではないかと感じたので、開院の「軸」として飾りたいと思っていました。

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「どうにもならん」というのは見捨てるというわけではなく、「どうにもならなくなる前に相談にきてほしい」というメッセージだと思っています。
掛け軸を飾るために床の間をつくって、それに合わせて和室になりましたが、木の柱と障子から覗く清水谷公園の借景なども含めて、日本的な良さをふんだんに取り入れたくつろぎの空間が出来たのではないかと思います。

では逆に、こちらで開院して新しく取り組み始めたことはありますか?

以前の診療所では保険診療のみを行っていましたが、こちらでは患者さんのご要望にお応えするかたちで自費診療も行うようにしました。ただ、自費の診療であってもエビデンス(医療的根拠)がしっかりとした治療を取り入れるようにしています。
例えば、近隣の先進的なクリニックと連携して、自費診療のメニューとしてがんを発見する最新の検査を用意して、がんの早期発見をして早期治療の段階で防ぐことを目指しています。
他には、プラセンタ注射も行っています。一般的には美容目的で実施するイメージが強いかと思いますが、実は肝臓の機能改善や女性の更年期障害への治療として国が承認しています。こういったものについても積極的に取り入れようということで始めました。

保険診療と自由診療では、どちらの患者さんが多いですか?

圧倒的に保険診療が多いです。自由診療を新しく取り入れこそしましたが、私自身やはり保険診療が基本だと思っていますし、いらっしゃる患者さんも保険診療の方が大多数です。
紀尾井町という土地柄、近隣には保険診療よりも自費診療中心のクリニックが多く、保険診療に注力している医療機関は少ないように感じます。地価が高く保険診療中心では医療機関経営の面でも負荷が大きいということが起因しているのかもしれませんね。
そこをあえて紀尾井町内科では保険診療にこだわっています。

普段いらっしゃる患者さんは保険診療が多いのですか?

そうですね、特に生活習慣病の人が多くいらっしゃっています。
以前の診療所が10年続いていたので、その間ずっと脳梗塞・心筋梗塞が起こらなかった付き合いの長い患者さんもいます。本人にとっては何の症状もなく毎月薬を貰いに来ているだけだと思っているかもしれませんが、医師の立場からは何も起こさないということが大切なので気をつけて診察しています。

何かが起こってからでは遅い、ということですね。

起こさないようにするのが治療ですから。それをわかって皆さん通ってくださっているのだと思います。
もちろん、何かがあったときには大きな病院との医療連携をしつつ対応します。千代田区には九段坂病院と東京逓信病院とすごく大きな病院が2つあるので、医療連携がすごくしっかりしています。医療連携というのは、特に小さいクリニックにとって患者さんに対する誠意という点で重要だと思っていますので、しっかりと準備をしています。

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豊富な経験が、開業した今につながっている

先生の開院までのご経歴ということで、まずは医師を志した経緯を教えてください。

白い巨塔に憧れたんですよ。あれでまず医者の世界に憧れて。
あとは私、先天性の心疾患で14歳のときに東京女子医科大学病院で手術をしたんですけれど、その時の教授に憧れましてその先生の元で働きたいという思いがありました。
ただ、実は最初に大学に入ったときは医学部ではなく経済学部で、大学時代に扁桃腺の手術でまた女子医大に入院する機会があって、やっぱりここに行きたいと思ったので大学を中退し、女子医大に入学できたという経緯でした。

すごいですね。もともと文系だったということですよね。

今思い返すと奇跡的ですよね。おっしゃる通り文系で、数学は勉強していたけど理科はぜんぜん。そこからもう付け焼き刃で・・・。その時はものすごい情熱でした。
医者になりたいというずっと抑えていた思いがあったからでしょうね。

研修医時代に大変だったことはありますか?

厳しかったですが、楽しかったですよ。当時はまだ徒弟制度の名残があって、師がいて我々が弟で、共に時間を過ごす中で先輩・上司から自然とスキルを盗むというような時代でした。ですので、厳しく指導されることもあれば、夜遅くまで医局で過ごした後に一緒に飲みに行くなんてこともありました。 その後は東京女子医科大学附属青山病院で勤務していました。
ここは会員制の病院で、一つの病気を治すことが目的ではなく個々人に合った総合的な治療が必要とされる患者さんが入院されていました。そのため全人的な医療を15年間の勤務で学ぶことができました。 その経験が、開業した今に活きています。いろんな患者さんが来ても、自信を持って対応できることにつながっていると思います。

研修医時代や勤務時代の経験は、今どのような形で活かされていると感じますか?

その人の社会的な背景や家族など、すべての要素を考慮しながら、その人にとって最善の治療をするということですね。病気だけを治療するだけではなく、コミュニケーションを通じて、その人の人生そのものを良い方に向かわせてあげる、という心構えができました。ですので、なんでも話してくれればと思っています。プライベートな悩み話でもお聞きしますし、その悩みが体にいろんな影響を及ぼしていることもありますから。

先生の得意な領域はどういったところですか?

生活習慣病のリスクコントロールですね。心筋梗塞などを起こさないということです。
気をつけていることは患者さんにあまり厳しくしすぎないということですね。厳しくしすぎてもやはり治療を諦めてしまいますから。
それよりも、いかに人生を楽しく生きながらリスクを避けるかということが大事だと考えています。どうしても食べちゃう人もいるしタバコを吸っちゃう人もいる。それを無理やり押さえつけても長続きしないので、上手くバランスの取れるアドバイスをしようと心がけています。

どういったタイミングで先生の診察をうけるのが最適なんでしょうか。

たとえば心筋梗塞や狭心症だと、運動したときなど心臓に負荷がかかったときに胸が痛くなる、不整脈を感じる、再現性のある動悸や息切れがある、といったときです。
胸が痛いと言っても原因は様々で、中にはストレス性で大事には至らないようなこともあります。ただ、もし心臓に何かあった場合は密接に命にかかわるものですから、やはり胸痛、動悸、息切れがある際にはすぐに受診していただきたいです。

他に受診するきっかけとしてはどのようなものがありますか?

健康診断ですね。血糖、コレステロール、血圧などに異常がある場合です。
せっかく健診をしているのですからきちんとその結果を活用してほしいですね。
健康診断で数値の異常が出た際には、「こんな結果が出たんですけれど・・・」という相談や質問だけでも構わないので、受診に来ていただければと思います。
生活習慣病については症状が出始めてからだと、手遅れになることが多いですから。

先生自身が健康のために心がけていることはありますか?

もともと私はずぼらなほうだったので、運動しなければと思いながらも特に何か行っていたわけではありませんでした。ただ、以前膝を悪くしたということと、ずっと座り仕事で運動不足という自覚もあり、週に2回くらいはプールで水中ウォーキングをしています。
あとは食べることが好きなので、食べ過ぎちゃったと感じる翌日は粗食にします。楽しみは決して捨てず、メリハリをつけるという感じですね。

医師対患者というよりも人対人のコミュニケーションを

先生のクリニックだからこそ出来ることを教えてください。

患者さんが気楽に相談できる医師であることを心がけています。何を言われても対応できる経験と度量があるつもりでいるので、まずはお医者さんという壁をあまり感じずに来ていただければと思います。 また、多方面の専門医と普段から接点を持っているので、患者さんの状況に応じて最適な専門医を紹介できる体制を整えています。つまり、大きな病院の窓口的な役割としてもお役に立てると思います。
なるべく患者さんと深いコミュニケーションを取り、その人にとって最善の治療をするということ。そして一度縁を持った患者さんとはなるべく長くお付き合いしていければと思っています。

今後のクリニックの展望についてお聞かせください。

やはりこの近隣の方々のお役に立ちたいですし、地域貢献をしたいと思っています。「あの先生に会いたいから月一度の通院も苦ではない」というように感じていただける患者さんが増えたら嬉しいですね。
医師として、というよりも人対人のコミュニケーションを重視して、来てくださる方としっかりと向き合っていきたいと思います。

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紀尾井町内科の基本情報・アクセス

施設名

紀尾井町内科

キオイチョウナイカ

住所 〒 102-0094 東京都 千代田区紀尾井町3-1 KKDビル1階
電話番号 03-6265-6500
アクセス 銀座線 赤坂見附駅下車 徒歩6分 有楽町線 麹町駅下車 徒歩7分 南北線 永田町駅下車 徒歩6分
駐車場 無料 - 台 / 有料 - 台
病床数 合計: - ( 一般: - / 療養: - / 精神: - / 感染症: - / 結核: -)
Webサイト /institutions/56fad87d093f0207008b8fcd/articles/584538bdf8566ef50a8b45a5/

この情報は、厚労省および都道府県が公開する情報に基づいています。最新の情報については紀尾井町内科へ直接お問い合わせください。

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