医療法人財団岩井医療財団 稲波脊椎・関節病院
〒 140-0002 東京都 品川区東品川3-17-5
低侵襲整形外科手術のプロフェッショナルが集う

低侵襲整形外科手術のプロフェッショナルが集う

PR 稲波脊椎・関節病院 院長 稲波弘彦医師

2015年7月、品川区に稲波脊椎・関節病院が開設した。脊椎内視鏡下手術で有名な岩井整形外科内科病院と母体を同じくする。新しい病院で患者にどういった医療を提供したいのか、稲波弘彦理事長に話を聞いた。

全国から集まる患者に対応するため品川に新病院開設



岩井整形外科内科病院は江戸川区小岩に位置する。年間1200〜1300件の脊椎内視鏡下手術が行われ、全国で行われている脊椎内視鏡下手術総件数の約10%を占めるという驚異的な実績を持つ。岩井整形外科内科病院には、東京都以外にも全国から患者が集まるため、手術待ちの患者がいて対応しきれない状況だった。

そこで、新しい病院を開設することになった。新病院である稲波脊椎・関節病院は、全国から来る患者にとってもアクセスの良い品川区に開設した。卓抜したスポーツ整形外科医であり、膝前十字靭帯損傷やアキレス腱断裂の手術を得意とする内山英司医師と、脊椎手術のエキスパートである湯澤洋平医師を招いた。

稲波脊椎・関節病院では、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、スポーツ外傷(膝前十字靭帯損傷やアキレス腱断裂)といった疾患を中心に低侵襲をモットーとした手術が行われている。

患者の身体への負担が少ない手術を提供



稲波脊椎・関節病院で重視されているのは、患者の身体への負担が少ない低侵襲の内視鏡手術だ。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の手術は、従来であれば60〜80mmの傷口だった。安静期間はなるべく短くしてリハビリを早く開始するのが現在の潮流だが、手術後の痛みが強いと手術後のリハビリが遅れてしまう。

しかし内視鏡を使うことで傷口が20mm以下になる。病気によっては、傷口が7mm以下のこともある。筋肉を傷つけることが少なくなったため、痛みが少なく、入院期間が短く、社会復帰が早いのが特徴である。また、脊椎固定手術では、術後長期間にわたって背骨に鉛の板が入っている様だと訴える患者が少なからずいたが、それがほとんど無いと言う。

稲波理事長は、「うちの病院の強みは、低侵襲の手術を提供していることです」と語る。

全ての情報を開示することが安心と信頼につながる

低侵襲手術以外にも、稲波脊椎・関節病院の特徴がある。それは「全ての情報を患者と共有していること」だ。

患者が希望した場合、医師のカルテから血液検査や画像検査(レントゲン、CT、MRIなど)の結果を渡している。内視鏡手術の様子も録画して保存し、希望があれば渡せるようにしている。なぜ稲波理事長は情報公開を徹底しているのだろうか。

整形外科では、痺れや痛みの症状でいくつも病院を渡り歩いた人が外来に訪れることがある。そんな人に対して、稲波理事長は丁寧に説明をする。

「あなたの症状はこうです。MRIの画像からはここが悪いことが予想されます。合わせて考えると、原因はこの2箇所に絞られます。今からそのどちらが悪いのかを調べるために、ブロック注射をさせてください」と、自分の思考過程をそのまま伝える。すると患者から「こんなによく説明してもらったことはないです」と感謝される。

外来での説明を丁寧に行うのに加えて、必要なときに患者が情報にアクセスできるようにしていることは大切だと言う。手術を受ける患者は、不安や恐怖を感じている。手術に対する不安や恐怖を少しでも和らげるためにも、全ての情報を公開する。それが安心感につながる。患者と医療者間の信頼を育むことにも役立っている。

患者さんの満足度につながらなければ、負け



稲波脊椎・関節病院では、手術を受けた退院した患者に対して、約10種の評価法による評価を行っている。その評価に加えて、術後初めての外来で、満足度調査を行っている。満足度を0〜10点で採点してもらう。その結果を担当医師に伝えるようにしている。

稲波脊椎・関節病院でも、手術や病院に対して低い評価をつけられてしまうことがある。当然、低く評価された原因は突き詰めて調べる。すると色々な問題点が見えてくる。

例えば「手術前とは違った痺れや痛みが出てきている」「手術前の痛みがあまりとれていない」といったことに関しては、手術の成果が出るのに時間がかかるなど、医師の説明が不充分なことが多い。医師は話しているけれども、結果として患者には伝わっていない。

医療以外の分野では、サービスを向上させるために満足度調査を行うのは当たり前だろう。しかし病院で満足度調査を徹底的に行い、それを分析し、医師にフィードバックしているところはまだまだ少ない。

「どんなに良い手術をしたと思っても、実際の患者さんの満足度につながらなければ、それは僕らの負けです」

辛くても患者と向き合い続けた。すると光が見えてきた

今までで印象に残る患者は、脊椎固定術の手術をした後に感染を起こした60代の男性だと言う。手術後に感染してしまったので、治すために2回手術をした。

「それでも治らなくて、とてもこまりました。ほとんど毎日、その人の病室に行っていました。すごく気まずいんですよ。出来ることもあまりないですし」

その患者から「何でもいいからやってください」と言われ、PET-CTという従来はがん細胞を見つける目的で使われる検査を行ってみた。

「PET-CTを撮ってみたらなんと、どこに感染があるかはっきりと分かりました。手術でその部分を治療すると、治ったんです。しんどい思いをして、でも患者さんと向き合って、ずっと話をしていたら良い治療法が見つかりました」

外科医にとって、手術後の感染はとても辛い。患者にも合わせる顔がないこともある。それでも向き合い続けた稲波理事長の患者への想いが実を結んだ瞬間だ。

稲波理事長が実践する「心のケア」とは

「痛みや痺れは心から来ることがあります。例えば頚椎症で手が痺れている人の場合、痺れが気になる時間と、まったく痺れが気にならない時間があるんです。何かに夢中になって、幸せなときは、痺れをまったく感じないんです。一方で嫌なことがあると、ものすごく痺れが強くなります」

最近の研究では痛みと精神面の関係性も明らかになってきている。岩井整形外科内科病院では現在、臨床心理士も勤めている。稲波脊椎・関節病院で、導入を予定している。心から来る痛みに対しては、臨床心理士による心理療法が効くのだ。

稲波理事長が実践する「心のケア」として、あるエピソードがある。股関節の人工骨頭置換術という手術をした後の患者に感染が起きたことがある。

「そのお婆さんは、日に日に弱っていくような状態でした。この人を、全身全霊で元気づけました。『大丈夫ですよ、元気を出して、ご飯を食べて、バイ菌なんか気持ちで追い払って下さい』っていう風に、そんなことを毎回言ってるわけですよ。それも、力を込めて言うんですよ。するとその人は、元気になってきたんです。心ってすごいですね」

整形外科と言うと手術一辺倒のイメージがあるが、稲波理事長は「心のケア」まで実践している。

痛みを治せなくても、幸せは見つかる

「より良い医療というものを見つけ出すときに、患者さんの幸せ度を基準に置くことができれば、医療がいい方向に進むんじゃないかな」

整形外科医にとって患者が訴える「痛み」は、とても大切な要素だ。整形外科医は「痛み」を和らげ、なくすために全力を注ぐ。手術を行う。しかし稲波理事長は、最近その考えが変わってきたと言う。それは福島県立医大の矢吹省司教授から聞いた話がきっかけであった。

矢吹教授には、長い間悩んだ患者がいた。3週間ごとに外来に来ては、やまない痛みを訴えて帰っていく。痛みは全くとれない。それを精神科の医師に相談すると、「そんなに落胆することはない。3週間ごとに先生に会いに来て、痛いって訴えることで、日常生活を成り立たせているんです。その患者さんは、まあまあの生活を送っているんだから、それで良しとしなさい」というアドバイスを受けたというのだ。

稲波理事長はこう続ける。「1ヶ月に1回、痛みや痺れを訴えて外来に来る患者さんがいるんですよ。全然良くなってないんです。毎回、痛いって言うので、注射をするんです。注射も痛いので、イタタタタって言うんだけど、それに満足して、普通に過ごしているんですよ」

きっとその患者はブロック注射によって痛みを抑えることよりも、稲波理事長の外来そのものに満足しているのであろう。

「整形外科医として今までは痛みを治すことに集中してきた。しかし痛みを治せなくても患者が満足し、幸せに日常を過ごせることもあるのかもしれない」

病気の子どもと家族を癒やす治療的乗馬



稲波理事長は、NPO法人日本治療的乗馬協会の副理事長を務める。稲波理事長の父は馬術のオリンピック選手だった。稲波理事長自身も東京大学では、全学の馬術部に所属していた。

治療的乗馬は、馬に乗ることで身体と心を癒やす治療法だ。身体への効果としてはバランス能力の向上があるほか、心への効果もある。馬の高さや温かさ、リズム、馬と気持ちを通じ合わせることで心が癒されると言う。

「馬の人との距離感がいいんです。犬は人によく懐き、猫は人にあまり懐かないでしょ。馬はちょっと離れたところにいて、こちらに意識のある部分を向けて、なんとも言えない、安心できる距離感をもっている動物なんですね。本当に不思議です」

脳性麻痺の子どもにも治療的乗馬の試みがある。彼らは生まれる前後の脳の障害で、筋肉が固く緊張したり、うまく動かせなかったり、バランスが悪かったりするため、うまく椅子などに座ることができない子もいる。

「あの子たちは地面に立つだけで大変なんですけど、馬に乗るとものすごく楽になるらしいんですよ。骨盤から下の重力の呪縛から離れられるからですかね。それから視点が高くなるでしょう。普段は低いところから見ているのが、急に視線が高いところに移るって相当に気持ちがいいんでしょうね、きっと」

「それから忘れてならないのは、子どもが喜んでいると、家族もリラックスしてニコニコするんですよ。そういう相乗効果で、治療的乗馬ってすごくいいみたいです。ひょっとしたら、本人より家族の方が喜んでいるんじゃないかとも思います」

「僕は見ていないんですけれども、自閉症の子どもが初めて言葉を喋ったのが馬の上だったとかね。すごい効果があるらしいですよ」

治療的乗馬の考え方は、稲波理事長が行っている痛みに対する「心のケア」と通じているに違いない。

稲波弘彦理事長の魅力

稲波理事長は低侵襲の手術を突き詰めるだけでなく、満足度調査、心のケアなど、「いかに患者が幸せになるか」ということを意識して、日々の診療、病院経営を行っている。治療的乗馬も心温まる話だ。稲波理事長の懐の深さが伝わるであろう。

手術の技術レベルが高いだけでなく、総合的に人間を診てくれる医師に手術を診てもらいたいと思う人は、多いのではないだろうか。稲波・脊椎関節病院 稲波理事長のもとには、内山副院長や湯澤副院長を始め、志をともにする医療者、職員が集まっている。

医療法人財団岩井医療財団 稲波脊椎・関節病院の基本情報・アクセス

施設名

医療法人財団岩井医療財団 稲波脊椎・関節病院

イリョウホウジンザイダンイワイイリョウザイダン イナナミセキツイカンセツビョウイン

住所 〒 140-0002 東京都 品川区東品川3-17-5
電話番号 03-3450-1773
アクセス 山手線 品川下車 都営バス品91 八潮パークタウン行き 品川警察署入口下車 徒歩3分 りんかい線 品川シーサイド下車 徒歩7分 京浜急行本線 青物横丁下車 徒歩15分
駐車場 無料 - 台 / 有料 - 台
病床数 合計: 60 ( 一般: 60 / 療養: - / 精神: - / 感染症: - / 結核: -)
Webサイト /institutions/564ad27a1c1b604d59c1ffa5/articles/579f0231dd0c011a008b470d/

この情報は、厚労省および都道府県が公開する情報に基づいています。最新の情報については医療法人財団岩井医療財団 稲波脊椎・関節病院へ直接お問い合わせください。

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