正常妊娠
多くの人が妊娠に気づくのが妊娠2ヶ月(妊娠4週0日から妊娠7週6日まで)です。妊娠したかもと気づくと、今までしてきた生活や体の症状、これから何をしたらよいかなど気になることも多いとおもいます。また、妊娠前にしておくことが勧められることもあります。そのような疑問に回答します。
最終更新: 2017.10.04

妊娠に影響するリスクって?

妊娠をすると、自分の年齢やタバコやお酒などの習慣など大丈夫かな?と不安に思うことが多く出てくると思います。ここでは、妊娠経過に影響を及ぼすリスクについて解説していきます。

1. 高齢妊娠とは?

高齢妊娠とは決定された定義はありませんが、一般的には出産回数にかかわらず35歳以上の妊娠を高齢妊娠と呼ぶことが多いです。日本産婦人科学会では、35歳以上の初産婦を高齢初産婦と定義しています。

高齢妊娠は最近増えてきています。出生時の母親の年齢の統計を見ると、2000年では11.9%ですが、2016年では28.5%が35歳以上であり、全出生の1/4以上を占めるようになってきています。この数字は正確には高齢妊娠の定義と一致しませんが、全体に歳を取ってから出産する人が増えてきていると言えます。

母体の年齢が35歳以上の場合、35歳未満の妊婦に比べて、流産妊娠高血圧症候群前置胎盤妊娠糖尿病染色体異常、帝王切開の確率が上がると言われています。

それぞれについて以下に解説します。

参照:杏林医会誌47巻1号77-79, 2016年3月. 平成28年(2016)人口動態統計

年齢と流産の関係は?

米国における36,056例の妊婦を対象とした研究では、35歳未満の妊婦と比較して35歳以上では流産率が上昇するといわれています。これは、加齢に伴って卵巣や子宮の機能が低下していることが原因と考えられます。

また、初期流産の原因はほとんどが染色体異常です。なんらかの染色体異常の頻度は20歳の妊婦で 1/526で、40歳では 1/66と約8倍の違いがあるとした報告があります。

そのため高齢になると流産の割合が高くなると言われています。

参照:Obstet Gynecol. 2005 May;105(5 Pt 1):983-90. Obstet Gynecol. 1997 Feb;89(2):248-51.

年齢と染色体異常の関係は?

年齢があがるにつれて卵子や精子に染色体異常がある可能性は高くなります。染色体異常の中でも代表的なダウン症(21トリソミー)について過去の研究報告に基づいた推計によると、出生1000人に対してダウン症児の人数は30歳で1.1人から1.2人、35歳では2.6人から3.0人、40歳では8.9人から11.7人とされています。このように一般に染色体異常の確率は年齢と共に増加していきます。

参照:Prenat Diagn. 2003 Mar;23(3):252-8.

年齢と妊娠高血圧症候群の関係は?

妊娠20週から分娩後12週までの間に高血圧を発症することを妊娠高血圧症候群といいます。高血圧のみではなく、蛋白尿を伴う場合もあります。妊娠高血圧症候群は重症化すると母児ともに危険です。79,694人の妊婦のデータによる研究では、妊娠高血圧症候群の1つである妊娠高血圧腎症が40歳以上の妊婦では3.3%の人に起こり、対して35歳未満では2.2%に起こっていました。

妊娠高血圧症候群の原因ははっきりとはしていません。そのため、高齢妊娠の場合になぜ起こりやすいのかという原因も特定できません。

高齢妊娠の場合には妊婦健診時に妊娠高血圧症候群の兆候がないか注意しながら診察をしていくことが重要です。

参照:Ultrasound Obstet Gynecol. 2013 Dec;42(6):634-43.

年齢と妊娠糖尿病の関係は?

妊娠中に行った血糖値の検査で、正常値を上回ると妊娠糖尿病と診断されます。(詳しくは「妊娠糖尿病とは?」を参照)妊娠中はホルモンバランスなどの影響でどのような人でも血糖値は上昇しやすくなりますが、年齢に伴い、体内の糖分を代謝する機能が低下するため、35歳以上の妊娠の場合に妊娠糖尿病になる確率が高くなるとされています。

妊娠糖尿病は、正常な妊娠に比べて流産妊娠高血圧症候群羊水過多のリスクが高くなります。また胎児が巨大児となり経腟分娩をする場合に影響が出たり、出産後に赤ちゃんが低血糖になったりすることがあります。

妊娠糖尿病と診断された場合には、血糖値をコントロールするために、食事の管理や血糖値の自己測定、インスリンの自己注射などが必要になることがあります。

高齢だと帝王切開になる確率が高い?

年齢は分娩にも影響を及ぼします。妊婦が初めての出産(初産婦)であった場合についての調査で、妊娠中に特に問題のない妊婦が帝王切開となった割合は、25歳から29歳までの妊婦に対して35歳から39歳で1.8倍、40歳代で3.2倍に上昇したと報告されています。

年齢が高くなると軟産道強靭(なんさんどうきょうじん)といって、胎児の通り道である産道の組織が加齢にともなって萎縮してしまい、伸び縮みしにくくなります。そのため子宮口の開大(子宮の出口が広がること)が遅れたり、陣痛が弱いこと(微弱陣痛)が起こりやすくなってしまい、分娩の進行が妨げられます。

そのため、分娩の進行が止まってしまったり、胎児の回旋(赤ちゃんが産道を進みながら向きを変えること)が正常とは異なってしまったり、陣痛のストレスが過度に加わってしまうことで胎児の元気さが損なわれてしまったりすることがあります。その結果、帝王切開となる可能性が高くなります。

ただし、1回以上経膣分娩を経験している場合(経産婦)は、子宮口が開大しやすいため、年齢によって帝王切開の確率は上昇しないとされます。

参照:日本周産期・新生児医学会雑誌第48巻第3号585-594頁

2. 肥満は妊娠に影響する?

妊娠前の体格を表す数値としてBMI(body mass index)というものがあります。BMIは、妊娠前の体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)によって計算をすることが出来ます。肥満とは、BMIが25以上のことをさします。

肥満女性が妊娠した場合、妊娠中のリスクとしては妊娠高血圧症候群妊娠糖尿病、帝王切開、死産、巨大児の可能性が高くなるといわれています。また、海外の研究報告によると、BMIが29より大きい肥満体型の妊婦は、BMI29以下の妊婦に比較して胎児の神経管閉鎖障害のリスクが高い傾向にあり、リスク比の近似値であるオッズ比は1.9倍とされています。神経管閉鎖障害はまれな異常であり、肥満があったとしてもまれと言えます。とはいえ妊娠高血圧症候群などを防ぐ意味で妊娠前のBMIを適度に保っておくことが、神経管閉鎖障害に対しても妥当と言えるでしょう。

参照:JAMA. 1996 Apr 10;275(14):1093-6.

3. お酒とタバコは控えるべき?

妊娠中の嗜好品の摂取について解説します。

妊娠中の飲酒の影響は?

妊娠中の飲酒は胎児の身体的問題、行動・学習障害などの影響を及ぼす可能性があるとされています。どのくらいのお酒の量で胎児に影響がでるのかということは現在までの研究では明らかになっていません。

アルコール摂取が要因と思われる胎児の障害を総称して胎児性アルコール・スペクトラム障害(FASDs)と呼びます。FASDsの発生頻度は国内では1〜2万人に1人の確率と考えられています。お酒をのんだからといって必ずしも影響があるわけではないですが、飲んだお酒は胎盤と臍帯(さいたい、へその緒)を通じて胎児の体の中に入り込むため、妊娠中に飲酒をしなければFASDsを予防することができます。

妊娠初期の胎児の臓器や体などの器官が形成される時期では、特徴的な顔貌や心臓などの形態異常が生じ、妊娠中期以降では、胎児の発育が低下したり知的障害や行動障害(多動症など)などの神経発達に影響を及ぼすとされており、妊娠全期間を通して飲酒は勧められません。そのため、妊娠を計画している段階で禁酒をすることが最も勧められます。

胎児性アルコール・スペクトラム障害(FASDs)では以下が現れる可能性があります。

  • 妊娠中の発育障害:胎児発育不全など
  • 顔貌や頭蓋の形態異常:小頭症、顎が小さい、薄い上唇、目の幅が短いなど
  • 中枢神経系の障害:精神発達の遅れ、知的障害、行動・学習障害
  • その他の形態異常:心臓、腎臓、骨、聴覚などの障害

妊娠初期に気づかずに飲酒をしてしまったら?

アルコールは、どのくらいの量であれば安全という量がはっきりとしていません。そのため、妊娠初期に気づかずに飲酒をしてしまっていた場合、必ず大丈夫ということはできませんが、胎児性アルコール・スペクトラム障害は1日に純アルコール60g以上の摂取で高頻度の発症が報告されています。純アルコール60gは、ビールの中瓶3本、清酒では約2.5合(450ml)、ワインではグラス約5杯(600ml)に相当するためかなり多くの量を1日に飲んだ場合を指します。しかし、上記にもしたようにアルコールの吸収や代謝能力は個人差があるため、安全性の線引きは難しく、妊娠を計画している人は禁酒をすることが勧められます。

参照:小児内科,35 : 224-226, 2003.

妊娠中の喫煙の影響は?

妊娠中だけでなく、妊娠を計画する時期から禁煙することを強くお勧めします。

タバコの煙には、一酸化炭素、ニコチン、タールをはじめ200種類以上の人の体に有害な化学物質が含まれています。妊娠中の喫煙は、子宮外妊娠前期破水常位胎盤早期剥離前置胎盤流産、死産、早産、胎児の発育や先天異常などが起こる確率に影響を及ぼすとされています。

そのため妊娠中には禁煙をするべきです。

たばこの有害物質であるニコチンは、血管を収縮させ胎児の栄養源である胎盤の血流を妨げる可能性があります。また同じく有害物質である一酸化炭素は、血液の酸素運搬能を低下させるため胎児が低酸素となりやすくなる可能性があります。これらの影響で、喫煙をすることで胎児の体重増加が妨げられるため、非喫煙者に比べると喫煙者の妊婦は2500g未満の低出生体重児が生まれる可能性が約2倍高くなるといわれています。

同様の影響で自然流産や早産、周産期死亡率(妊娠22週以降から出生後1週間までの子どもの死亡率)のリスクが高くなると言われています。

また、喫煙はその理由は解明されていませんが、子宮外妊娠のリスクを高めるといわれています。

胎児先天異常に関しては、タバコの有害物質が胎児の低酸素、栄養失調、DNAの損傷などを招き、胎児の口唇裂及び口蓋裂、先天性心疾患、手足の欠損、腹壁破裂などの影響を及ぼす可能性があるとされています。

また、妊娠中の喫煙によって、乳幼児突然死症候群を引き起こしやすくなる、生まれてきた子どもが攻撃的な行動をすることが多くなる、注意力が散漫で落ち着きがなくなる(注意欠陥・多動性障害ADHD)などの特徴をもつことが多くなるとも言われています。

妊娠中だけではなく、出産後の喫煙は子どもの肺機能が低下するなど子どもへの影響や母乳分泌が減少することも指摘されており、禁煙をすることが強く勧められます。

妊娠前から禁煙しているほうがいいと思われますが、妊娠初期から禁煙をすることで早産や低出生体重児の確率は低下するといわれており、妊娠が発覚した時点から禁煙をすることにも効果があると考えられます。

参照:禁煙ガイドライン(2010年改訂版)

妊娠中の禁煙方法は何がある?

妊娠中の喫煙は妊娠の経過や胎児に影響を及ぼす可能性があり、禁煙が強く推奨されます。妊娠前から禁煙をするのが理想的ではありますが、妊娠発覚後から喫煙をすることによっても妊娠経過や胎児への影響を減らすことができます。

禁煙の方法としては、一般的に禁煙の際に使用されることが多い、ニコチンパッチやニコチンガムなどのニコチン代替療法と言われる禁煙方法は、日本では妊娠中及び授乳中は禁忌とされています。そのため、医療者によるカウンセリングによって禁煙の指導が行われます。代替行動と言って、たばこが吸いたくなった時には、温かい飲み物を飲む、刺激のある食べ物(生姜や梅など)を食べる、シュガーレスのガムを噛む、歯磨きをするなどの喫煙以外の行動を取ることも勧められます。病院によっては禁煙外来を設置していることもあり、長い間喫煙している方などは通院することが勧められます。

また、禁煙の方法としてバレニクリン(商品名チャンピックス®)と言う飲み薬を用いる方法もありますが、妊婦での使用は安全性のデータが乏しく、基本的には使用しません。どうしても喫煙を繰り返してしまう人には使用が考慮される場合があります。

受動喫煙は危険?

タバコの煙には、喫煙者が吸い込む主流煙とタバコの先から立ち上る煙である副流煙がありますが、タバコの有害物質のほとんどが主流煙よりも副流煙に高い濃度で存在します。

自ら喫煙する妊婦に比べて、受動喫煙によって胎児に流入する有害物質の量は数分の1と言われています。しかし、受動喫煙していない妊婦に比べると受動喫煙によって影響が出る可能性はあります。

受動喫煙によって妊婦の体内に流入したこれら化学物質は、胎盤を通過して胎児にも移行します。そのため、妊婦自身が喫煙する影響に比べると少ないですが、妊娠中の受動喫煙は、出生体重の減少や低出生体重児(出産時の体重が2500g以下の新生児)のリスクが高くなるという報告がされています。

参照:Office on Smoking and Health (US),2006

家族の病気は妊娠に影響する?

血のつながりのある両親や兄弟など家族が経験した病気のことを家族歴と言います。妊娠初期の妊婦健診では必ず、家族歴の聴取を行います。具体的には両親や兄弟の中に、糖尿病や高血圧、静脈血塞栓症、遺伝性の病気がある人はいないかを確認します。例えば家族に高血圧の方がいる場合は、妊娠中に妊娠高血圧症候群と診断されるリスクが高くなるため、妊婦健診の度に計測する血圧の経過には注意が必要です。血糖値に関しても同様で、家族に糖尿病の方がいる場合は妊娠糖尿病と診断され治療が必要になる可能性が高くなるため、早めに血糖値の検査を行うことがあります。

また、家族内に遺伝性の病気がある場合には、胎児にも原因遺伝子が受け継がれている可能性があります。胎児に遺伝性の病気が現れる可能性が予想された場合には、妊婦健診の中でより慎重に経過をみていく必要があります。

家族の病気が必ず妊娠に影響する訳ではありませんが、妊娠経過を安全に見守る上で知るべき背景であると言えます。そのため家族に病気がある場合には、かかりつけの医師に伝えたうえ、必要なら妊婦健診の内容にも反映させることで、リスクに備えることができます。

4. 妊娠中にカフェイン含有飲料を飲んでも大丈夫?

カフェインが含まれる飲み物や食品には、お茶、コーヒー、紅茶、チョコレート、栄養ドリンク、コーラなどがあります。妊娠に対するカフェインの影響が言われることがありますが、少しなら習慣的にカフェインを飲んでいても心配ありません。

妊娠中のカフェインの影響とは?

妊娠中は母体のカフェインの代謝時間が延長するため、妊娠前よりもカフェインの影響を受けやすく、カフェインの代謝産物が胎盤を通過することで妊娠に影響する可能性があると言われています。妊娠経過や胎児への影響には、流産子宮内胎児死亡の発症リスクを高める可能性があると言われています。しかしこれらは大量にカフェインを摂取した場合をさし、生活の中で普通に摂取する分には問題ないことが多いです。

どれくらいの量なら安全なのか?

日本では妊娠中のカフェイン摂取量の基準はありませんが、諸外国の機関で示されている最大摂取量には以下のようなものがあります。

  • 世界保健機構(WHO):コーヒーであれば3から4杯まで
  • オーストラリア保健・食品安全局(AGES):1日あたり300mgまで
  • カナダ保健省(CHC):1日あたり300mgまで
  • 英国食品基準庁(FSA):1日あたり200mgまで

カフェインを多く含む主な食材のカフェイン含有量の目安を表にまとめます。

食品名 カフェイン含有量 浸出方法
コーヒー 60mg/100ml コーヒー粉末10g/湯150ml
インスタントコーヒー 57mg/100ml インスタントコーヒー2g/湯140ml
紅茶 30mg/100ml 茶5g/熱湯360ml、1.5から4分
煎茶 20mg/100ml 茶10g/90℃430ml、1分
コーラ 36から46mg/1缶(355ml) -
チョコレート 平均61mg/100g -
ココア 平均9.3mg/100g ココア4g/熱湯100ml

カフェインは上記以外にも様々な食材に含まれており、またその量は食品の種類によって異なるため日常的にカフェイン量を把握するのは困難です。

しかし、気分転換にコーヒーをカップ1杯飲んだり、紅茶や煎茶をカップ1杯(200ml程度)毎食後に飲むなどはしても問題ないでしょう。あらゆる食品のカフェイン含有量を正確に把握して毎日計算するのは現実的ではありません。大まかな目安を把握して、カフェインが多い飲み物などを摂りすぎないようにしておけば十分と思われます。

参照:食品安全委員会ファクトシート

5. 妊娠中のレントゲン検査(X線検査)は大丈夫?

妊娠が発覚する前に健康診断などでレントゲン検査を受けてしまった場合などで、心配になる人はいるかもしれません。しかし通常のレントゲン検査で受ける放射線量は、胎児への影響がはっきりとしている放射線量に比べるとかなり微量であり、通常のレントゲン検査であれば胎児先天異常の発生や中枢神経障害を起こす可能性には影響しないといわれています。

放射線の影響は、被曝時期と放射線被曝線量によって異なります。

  • 受精後10日程度(妊娠3週程度)まで
    • 大量に被曝した場合は、受精卵が死亡してしまい流産に至るため、先天異常発生率の上昇はない
  • 妊娠4週ごろから妊娠10週ごろ
    • 器官形成期といわれ、胎児の先天異常に影響を及ぼしやすい時期ではある。しかし、胎児の先天異常発生率の上昇が報告されているのは50から100mGy以上であり、50mGy以下の被曝量であれば胎児先天異常のリスクは無視できるとされる
  • 妊娠10週から妊娠27週
    • 胎児の中枢神経系は細胞分裂が盛んであり、放射線被曝の影響を受けやすく、精神発達遅滞の頻度を増加させる可能性があるといわれている。しかし、100mGy未満では影響はしない

つまり妊娠期間を通して、50mGy以下の被曝線量であれば胎児への影響は小さいといえます。通常のレントゲン検査では、50mGy以上の被曝線量であることはほとんどありません。そのため誤って放射線治療を受けた場合や原発事故など特殊な場合を除き妊娠が発覚する前のレントゲン検査が問題となることはありません。しかし妊娠が分かってからは避けることが望ましいでしょう。どうしても検査を受けなければいけない場合には、かかりつけの医師に相談をしてから検査をしましょう。

6. 妊娠中に薬を飲んでも大丈夫?

妊娠が発覚したあとは自己判断で薬を内服することはせず、かかりつけの医師と相談して薬を飲むようにすることが原則です。

妊娠に気づかずうっかりと薬を飲んでしまったり、これまで飲んでいた薬が赤ちゃんに影響していないか心配になる人は多いと思います。

風邪薬などの市販薬を短期間飲んだことが胎児に影響を及ぼすことはほとんどないと言われています。そのため、妊娠に気づかずうっかり飲んでしまった薬に関してはほとんどの場合は問題ないでしょう。

医師は妊娠中のリスクと薬の効果を考えて、リスクが許容範囲であり、治療のため必要と考えた場合に薬を処方します。もし薬の影響が心配なら、処方した医師に相談してください。

自己判断で市販薬を飲んだり、処方された用法・用量などを変えて飲んだりすることは危険につながる場合も考えられます。主治医に妊娠していることを伝えて、使う薬については相談したうえで飲むことが大切です。

詳しくは「妊娠中に薬を飲んでも大丈夫?」のページで説明しています。