めまいですぐ病院に行くべき状況について | MEDLEY(メドレー)
めまい・耳鳴り
最終更新: 2018.03.19

めまいですぐ病院に行くべき状況について

めまい・立ちくらみは自然に治ることもありますが、中には脳出血脳梗塞脳腫瘍の症状であることもあります。注意するべき状況の例を挙げて説明します。

1. めまいに特に注意するべき状況

めまいは健康であっても起こることがありますが、ふわふわするようなめまい(浮動性めまい)や立ちくらみは、病気によって引き起こされている可能性があり、中には命に関わるものもあります。

めまいが出ていて、以下のどれかに当てはまる場合は、特に注意が必要と考えられます。

【注意が必要なめまいの特徴】

  • 年齢が60歳以上である
  • 頭痛がある
  • 意識がぼんやりしている
  • ろれつが回らない
  • 手足や顔が動かしづらい、麻痺している
  • 手足や身体の感覚がおかしい
  • ものが二重に見える
  • 嘔吐を繰り返している
  • 2週間以上めまいが続いている

これらのどれかにあてはまる場合には、危険な病気が起こっている可能性も考えられるので、病院で診察を受けることをお勧めします。考えられる病気については次に説明します。

2. めまいの原因で特に注意を要するもの

めまいや立ちくらみの原因のうち、命に関わる恐れがあるものは次のものです。

脳出血・脳梗塞

脳出血(脳の血管が破れて出血すること)や、脳梗塞(脳の血管が詰まってしまうこと)では、めまいがあらわれることがあります。小脳や脳幹には身体の平衡を保つ機能などに関わる部分があるため、異常があるとめまいやふらつきを起こすことが考えられます。たとえば小脳出血は、突然のめまい、頭痛、吐き気や嘔吐、ふらつきなどの症状をあらわすことがあります。

脳腫瘍(聴神経腫瘍など)

前庭神経(ぜんていしんけい)や脳幹(のうかん)、小脳にできた脳腫瘍はめまいの原因になります。めまいの特徴としては、回転性めまい(目の前がぐるぐると回るめまい)ではなく、ふわふわとする浮動性めまいや、もっとはっきりとしないめまいのことが多いです。通常はゆっくりと症状が進行していきます。

不整脈

不整脈には多くの種類がありますが、立ちくらみ(失神/前失神)を起こす不整脈としては、房室ブロックや洞停止、心室細動などがあります。不整脈の種類によっては、突然死の原因にもなります。安静状態での心電図や、24時間かけて測定するホルター心電図などの検査で診断が行われます。原因によって、不整脈の薬やペースメーカーの埋め込み、カテーテル治療などの治療が検討されます。

大動脈弁狭窄症

大動脈弁狭窄症(だいどうみゃくべんきょうさくしょう)は、最初はほとんど無症状ですが、治療しなければ徐々に進行して、息切れや胸の痛み、失神などの症状があらわれます。治療法として薬や手術、カテーテル治療があります。



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