耳鳴りによるストレスに対処する方法について | MEDLEY(メドレー)
めまい・耳鳴り
最終更新: 2018.03.19

耳鳴りによるストレスに対処する方法について

特に病気がないのに耳鳴りが聞こえる人も多いですが、耳鳴りを自覚していることでストレスを感じてしまうことがあります。このページでは、耳鳴りによるストレスの改善法について説明します。

1. 耳鳴りに対する認知を変える

ストレスの原因が似通っていても、感じるストレスの度合いは人によって異なります。ストレスの感じ方はものごとの受け止め方(認知)にも関係しているという観点に立って、ストレスに対する認知を変えようとする治療があります。認知行動療法と呼ばれるものです。認知行動療法では、耳鳴りに対する認知を変えることで状態の改善を図ります。

ストレスを生み出す原因という意味の「ストレス源」という言葉があります。ストレス源には身体的なものと精神的なものがあります。病気やケガは身体的にも精神的にもストレスを与えます。

  • 身体的ストレス源

    • 偏った食事

    • 運動不足

    • 夜更かしや昼夜逆転

    • 不規則な睡眠

    • 環境

      • 暑さや寒さ

      • 紫外線

      • 騒音

  • 精神的ストレス源

    • 仕事

    • 学校

    • 家庭の環境

こうしたストレス源に接していて、ストレスを感じる人がいる一方で、あまり影響を感じないでいられる人もいます。こうした状況を踏まえると、ストレス源とストレスの結び付きには、個々人のものごとの受け止め方も関係していると考えられます。

耳鳴りに対しても、たとえば下記のようなネガティブな考えを持っていることで、いっそう強いストレスを感じてしまう場合が考えられます。

  • 自分の耳鳴りは一生治らないのだろうか

  • 耳鳴りのせいで仕事も勉強もできない

  • 耳鳴りが続くのは悪い病気があるからではないだろうか

そうした場合に、耳鼻科などで原因を調べることも必要ですが、特に危険なものではないとわかれば、受け止め方を変えることでストレスの軽減を図ることも妥当な考え方です。とはいえ、ものごとの受け止め方・考え方を自分ひとりで変えるのは簡単なことではありません。そこで、受け止め方・考え方を変える手助けをする心理療法が、認知行動療法というものです。詳しくは「薬で止まらない耳鳴りに対する治療法」で説明していますので、ぜひご覧ください。

2. 耳鳴りに順応する

耳鳴りのことをいつも気にしていると、耳鳴りに対してさらに敏感になってしまいます。

耳鳴りにとらわれないために、耳鳴りを気にしないための工夫があり、具体的にはつぎのものです。

  • 音楽を聴く

  • 外に出かける

  • スポーツをする

  • ヨガや座禅に取り組む

上のような方法を試しても、耳鳴りのことを気にしないのは難しいという方には、TRT(耳鳴り再訓練療法)という治療法もあります。TRTは、耳鳴りがあっても気にならないようにして、耳鳴りに順応するための訓練です。詳しくは「薬で止まらない耳鳴りに対する治療法」で説明しているので、参考にしてみてください。



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