耳鳴りの治療について:処方薬・漢方薬・市販薬・その他の治療 | MEDLEY(メドレー)
めまい・耳鳴り
最終更新: 2018.03.19

耳鳴りの治療について:処方薬・漢方薬・市販薬・その他の治療

耳鳴りはメニエール病などの病気が原因となっていることがあり、その場合には、原因に対する治療を行うことで、症状が良くなります。一方で、原因が特に見当たらない場合は、薬などを使って症状を和らげます。

1. 耳鳴りに市販薬は効くのか

耳鳴りが聞こえていても臓器は正常と言える場合があります。一方で、危険な病気が原因になっている場合もあるので、耳鳴りが心配な時は病院で診てもらうことをお勧めします。

ただし、薬局やドラッグストアで買える市販薬の中には、一時的な症状や軽度の症状をあらわすような体調に適した成分を含むものがあるので、使ってみても良いかもしれません。

【耳鳴りに効果が期待できる市販薬】

  • 複合ビタミン
    • 商品名:アリナミン®EXプラス、キューピーコーワゴールドαなど
  • 漢方薬をもとにした製剤
    • 商品名:ストレージ®タイプZM、アロパノール®など

詳しくは「耳鳴りに関連する状態を改善する成分を含む市販薬」のページで説明しています。

2. 耳鳴りの改善効果が期待できる漢方薬

漢方薬は医療用医薬品として病院で処方されるほか、OTC医薬品(市販薬)として処方箋なしで買えるものもあります。

漢方医学では個人ごとに違う症状や体質(証)に合わせて漢方薬を選ぶので、診断名と漢方薬の対応は一通りではありません。耳鳴りが出ているときに使われる場合がある漢方薬の例を挙げます。

  • 五苓散(ゴレイサン)
  • 半夏白朮天麻湯(ハンゲビャクジュツテンマトウ)
  • 柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)
  • 加味帰脾湯(カミキヒトウ)
  • 抑肝散(ヨクカンサン)
  • 釣藤散(チョウトウサン)

詳しくは「耳鳴りに効果が期待できる漢方薬は?」で説明します。

3. 耳鳴りに処方される薬

耳鳴りの症状があるときに医療機関で処方される薬の例としては次のものがあります。

【耳鳴りの処方薬】

  • ATP製剤
    • 商品名:アデホス、トリノシン®など
  • ビタミンB12製剤
    • 商品名:メチコバール®など
  • イソソルビド製剤
    • 商品名:イソバイド®など
  • 抗めまい薬
    • 商品名:メリスロン®、セファドール®など
  • ステロイド薬
    • 商品名:プレドニン®、プレドニゾロンなど
  • ニコチン酸アミド・パパベリン塩酸塩配合錠
    • 商品名:ストミンA®配合錠
  • 抗不安薬
    • 商品名:メイラックス®、コンスタン®、ソラナックス®、リーゼ®、デパス®など
  • その他の薬
    • 商品名:カルナクリン®、グランダキシン®など

詳しくは「耳鳴りに処方される薬」で説明しているので、参考にしてください。

4. 非薬物療法(薬を使わない治療法):補聴器、認知行動療法など

薬を使わない耳鳴りの治療として以下の方法もあります。

【耳鳴りの非薬物療法】

  • 補聴器による治療
    • 難聴にともなう耳鳴りに対して使われることがあります。
  • バイオフィードバック療法
    • 自律神経のバランスが崩れているときなどに行われることがあります。
  • 認知行動療法
    • 耳鳴りからストレスが生まれているときに行われることがあります。
  • 耳鳴り再訓練法(TRT)
    • 認知行動療法と似て、耳鳴りを気にしないで生活できるよう訓練する方法です。

詳しくは「薬で止まらない耳鳴りに対する治療法」で説明しているので、参考にしてください。



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