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切迫早産

切迫早産の基礎知識

切迫早産とは?

  • 早産の危険性が高い状態を切迫早産という
    • 早産は妊娠22週以降ー37週未満の分娩のこと(妊娠22週未満の妊娠終了は流産に分類される)
  • 原因
    • 絨毛膜羊膜炎
    • 子宮の異常(子宮頸管無力症、子宮筋腫、子宮の形態異常)
    • 多胎妊娠
  • 規則的な子宮収縮、子宮口の開大、前期破水が見られる状態
  • 切迫早産と診断されたら、早産にならないよう日常生活への配慮や治療が重要となる

症状

  • 下腹部痛、腹部の張り
    • 子宮収縮による
    • 安静にしても改善しない点が特徴
  • 不正出血
    • 出産時期ではないのに出血が見られる
  • 破水

検査・診断

  • 診察
    • 子宮収縮、破水、不正出血、子宮口が開いているかを確認する
  • 経膣超音波断層法
    • 子宮頸管の長さが短縮する(妊娠24週未満では26mm以上が正常)
  • 子宮収縮と子宮口の開大または子宮頸管長の短縮が見られた場合に、切迫早産と診断する

治療

  • 妊娠期間の延長をめざす
  • 予防治療(早産ハイリスク群に対して行う)
    • 子宮頸管無力症:妊娠12週以降、予防的に子宮頸管縫縮術を行う
    • 子宮頸管無力症以外の自然早産既往がある妊婦:妊娠16週から妊娠36週まで黄体ホルモン補充療法を行う
  • 切迫早産の治療
    • 安静
    • 子宮収縮抑制薬(ウテメリン、マグセント)
    • ステロイド治療:妊娠34週未満で1週間以内の早産が予測される場合に行うことがある
  • 絨毛膜羊膜炎が切迫早産の原因となっている場合は、抗生剤による治療を行う
  • 切迫早産では、児の治療も必要となることがあるため、NICUを有する周産期センターに搬送することが望ましい




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