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ロコモティブシンドローム

ロコモティブシンドロームの基礎知識

ロコモティブシンドロームとは?

  • 身体を支える筋肉、骨、軟骨などの組織に障害が起き、要介護状態、または要介護状態になる危険性が高い状態
    • 歩くことや立ち座りなど日常生活を円滑に送れなくなる
    • 加齢や関節の病気、骨粗鬆症などが原因で起こる
  • 要介護のおよそ5分の1は、運動器(関節や筋肉)の障害
  • 栄養状態や生活習慣なども原因になる
  • 日本整形外科学会が提唱している概念で、現時点では世界的な認知度は高くない

症状

  • 症状は多岐にわたる
    • 筋力低下
    • 関節の可動性の悪化
    • バランス能力の低下
    • 日常生活動作(歩く、立つ、階段の昇り降りなど)の制限
    • 関節や筋肉の痛み など

検査・診断

  • 以下の状態を検査を参考にした上で総合的に判断する
  • 身体機能の検査
    • 筋力
    • 関節の可動性
    • 痛みの有無や範囲
    • バランス機能
    • 心肺機能
  • 日常生活で困難な動作の聴取、検査
    • 歩く
    • 立ち座り
    • 階段昇降
    • 身の回りの動作(トイレ、入浴など)
    • 家事全般(掃除、食事など)

治療

  • 運動習慣、食事習慣など、生活習慣の指導を行う
    • 予防としても重要
  • 関節が硬くならないためにストレッチや体操を行う
  • バランスの良い栄養管理を行う
  • 骨粗鬆症変形性関節症といった根本の病気に対して薬を処方することもある
  • 地域や病院によっては、ロコモティブシンドロームの予防体操や健康診断を行っているところもある




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