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ガストリノーマ(ゾリンジャー・エリソン症候群)

ガストリノーマ(ゾリンジャー・エリソン症候群)の基礎知識

ガストリノーマとは?

  • 膵島細胞腫瘍の一種でインスリノーマの次に多い
    • 膵臓だけでなく、十二指腸などにできることもある
    • 発見者の名前にちなんでゾリンジャー・エリソン症候群とも呼ばれる
  • ガストリンという胃酸の分泌を促すホルモンが過剰に産生されるため、胃潰瘍十二指腸潰瘍が起こる
  • 悪性の疾患であり、リンパ節転移や肝転移を起こすことが有る
  • 多発性内分泌腫瘍症(MEN)の1型の一部として起こることがある
  • 難病に指定されており、申請を行えば医療費の補助を受けることができる

症状


検査・診断

  • 血液検査:ガストリンの値を検査する
  • セクレチン静注試験
  • 上部内視鏡検査胃潰瘍、十二指腸の状態を観察する
  • 画像検査で腫瘍転移の状態を検査する
    • 腹部CT腹部MRI検査
    • 腹部超音波検査
    • PET検査
  • MENの1型の可能性を考慮し、副甲状腺腫瘍副甲状腺機能亢進症)や下垂体腺腫の有無を調べる

治療

  • 手術による治療が第一選択
  • 消化性潰瘍の治療としてPPIを用いた薬物治療を行う




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