医師たちがつくる病気事典メドレー

正中頚のう胞、側頚のう胞

正中頚のう胞、側頚のう胞の基礎知識

頚のう胞とは?

  • 首の皮膚の下にできた袋状の病変のう胞)のこと
    • 生まれつき存在することが多く、場所によって正中頚のう胞や側頚のう胞と呼ばれる
  • 本来は生まれる前に退化してなくなるはずの甲状腺と繋がる管が消滅せず、のう胞となって残る
    • 病変は袋状の「のう胞」になることが多いが、凹み(陥凹)やトンネル(孔)になることもある
  • のう胞の出来る場所によって以下のように分かれる
    • 正中頚のう胞:首の真ん中にできる
    • 側頚のう胞:首の横の部分にできる
  • およそ10万人に1人くらいと言われている
    • 男女差はない
    • 成人してから発見される場合もある

症状

  • 首の周辺に瘤(こぶ)ができる
    • 感染し炎症を伴うと発熱や痛みが出る

検査・診断

  • 画像検査
    • 頚部超音波検査
    • CT検査
    • MRI検査
  • 細胞診組織診(病理診断)
    • 手術の前の段階で針を刺して細胞を採取し、悪性リンパ腫悪性腫瘍リンパ節転移でないことを確認する
    • 手術で切除した後に、そこにがん細胞が存在しないかを事後的に確認することも行われる

治療

  • 根治治療のためには手術が必要
    • 感染を繰り返したり、見た目(美容的)に問題が有る場合などに手術を行いのう胞を摘出する
  • 感染をしている場合は手術よりも先に抗菌薬を使用する




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